朝倉彫塑館をあとにし直進すると珍しい塀が右手の路地に見えてきます。
築地の連想から「築地塀」を私は「つきじべい」と読むのかと思っていました。正しくは「ついじべい」です。
有名なのは観音寺南のやく40mの塀です。雨が降って濡れている塀に沿って傘を差した麗人が歩いて来ればよいと願っていたのですが・・・・。
昔の麗人だったと思われる方が歩いてこられました。
「お写真を撮っても良いですか?」
「こんなおばあさんでもよいの?」
さっぱりしている方は気持ちが良いですね!
築地塀は泥土を固めたもので土塀です。 コンクリート製の塀よりなんだか暖かく風情があります。重厚さも備わっているし・・・・。
コロナ以前は谷中は外人客に人気があり単なる旅行者より住人なのではないかと思われる方がよく歩いていました。
外国人の訪日者が減っているという記事はよく見かけますから、谷中も同じだろうと予想はしていましたが本当にこの日はゼロ!
古民家を改良し、古さと新しさを交えセンスのあったカフェや小さなレストランも見かけません。
谷中ですからお寺の数も多いのですが何所もかも閑散! 猫も1匹も見かけませんでした。
ウインドウにたくさん飾られていた猫の置物すらみかけません。
今更ながら観光地のコロナによるダメージの大きさに驚かされます。ここら辺にあった店というかすかな記憶があったところが消え失せています。
昨日今日のコロナへの感染者数が全国的に減少傾向にあります。この傾向が続きますように・・・・・。
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