I さんからの白い封書を見たとき、これはチャマチャンの死を知らせる手紙だと直感しました。 かねて封書だと驚かせるから何事もないときはハガキか電話にすると聞いていたからです。でもまさか現実になるとは!
チャマチャンは幸せなネコでした。最後に安住の地を与えられ、I さん夫妻の愛情に包まれて さほど苦しむ事も無く旅立ったそうです。
彼女の一生には数々のエピソードがありますけどそれらは省略します。
私との出会いはある日、家のテラスにチャマチャンが現れた事。 三日三晩テラスで粘られました(私どもが寝ていた時に所要は済ませていたのでしょう)。
私の住む住環境では動物を飼ってはいけない事は充分に知っていました。 でも突き放すなんて出来なかった。 飲まず食わずで三日三晩です!
最初はテラスで食事のときだけ、慣れてきてからは家の中で・・・・・・・3,4年。
ネコの存在を知った近隣の女性にはそれこそ夜叉のような顔で、そのうえやくざの女房のような声音で怒鳴りまくられ 処理をする事を迫られました(勿論私が悪い!)
可愛がっていたチャマを保健所に連れて行くなんて・・・・・。 何処か遠いところに捨てに行くなんて・・・・・。
写真を見ると 数々の思い出が甦ります。 走馬灯のように色々な場面が眼に浮かびます。
切羽詰ったちょうどその時奇跡のように現れたのが I さん。
彼らとの出会いにも色々と因縁がありますが、とにかく目の前に現れた I さんにチャマチャンの事をお願いし引き受けて頂いたのです。
波乱万丈だったチャマチャンの一生。年末に推定14,5年の生を閉じました。
現在 テラスでは山茶花が咲いています。
お話にはよく聞いてましたが、最後は安住の場所で一生を生き抜いたチャマちゃんのお写真をみる事が出来て想像通りのかわいい子です。
どうか心よりご冥福をお祈りいたします(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
別れることが嫌だからいっそかかわりを持ちたくないと思っても、それでは共に過ごす喜びもなくなるし・・・・・
やっぱり喜びを与えられるほうが、プラスマイナスをしてもプラスになります。
コメントを拝見しとても慰めになりました。