東京国際映画祭で、毎年楽しみにしている<<ある視点>>部門。
今年も充実しています。一部を紹介
<愛のゆくえ(仮)>

今日、私は17年ぶりに本名を名乗ります。
そんな偽りの人生を終わりにします。
一連のオウム真理教事件に関与し、
全国指名手配された平田信の17年間に及んだ逃亡生活と、
その生活を支えた続けた女性をモチーフに、
出頭前夜の二人の関係を描いたもの。
監督/木村文洋さん
2008年/『へばの』
六ヶ所村の核燃料再処理工場が長々と映し出される冒頭が印象的でした。
スピリチュアル・ムービーズの桑原広考さん、高橋和博さんとともに製作。
第32回カイロ国際映画祭デジタルコンペ部門で、
シルバー・アワードを受賞しています。
監督/脚本/木村文洋
プロデューサー/撮影/高橋和博
脚本/前川麻子
音楽/太陽肛門工房
キャスト/前川麻子/寺十吾
キャストの前川麻子さんは、
映像で観ても、<生>で会っても、
しばらく一緒に生活している気持ちになるくらい、心に強い印象を残すひとです。

もうひとりは、
<<tsumazuki no ishi>>の寺十吾(じつなしさとる)さん。
様々な作品に出演。演出されています。
今週の金曜日(27日)には、
横浜中華街同發新館にて<劇王X神奈川予選>に参加。
空手マリアンヌ(作/ウラジミール大屋 演出/寺十吾・横浜)
ちなみに、
<愛のゆくえ(仮)>は、
今月30日~11月4まで、上野ストアハウスにて、
舞台も行われます。
また、<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/25 11:30~13:26 (本編86分)
ゲストで、木村文洋さんが来られる予定です。



<あれから (二本立て上映:何かが壁を越えてくる)>

映画美学校の生徒さんと、
プロの映画スタッフのコラボレーションにより実現した作品。
東日本大震災を扱った作品です。
東京で暮らす祥子は被災地で暮らしていた恋人が、
震災後心のバランスを崩して入院したことを知る。
彼の家族からは別れることを勧められ、面会すら断られるが・・・
そんななか、いるはずのない彼の幻影を見るようになる。
篠崎 誠さん(原案/監督/脚本)
ベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞。
海外で11もの賞を受賞した『おかえり』がデビュー作品。

ほかに『忘れられぬ人々』『東京島』『死ね!死ね!シネマ』など。
脚本/酒井善三
プロデューサー/松田広子
撮影監督/山田達也
キャスト
竹厚 綾/礒部泰宏/太田美恵/木村知貴/川瀬陽太
杉浦千鶴子/伊沢磨紀 ほか。
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/24 13:50 ~ 16:58 (本編63分)
ゲストに、篠崎誠さん原案/監督/脚本)、酒井善三さん(脚本)を迎えて、
行う予定です。



<何かが壁を越えてくる (二本立て上映:あれから)>

監督・脚本の榎本憲男さんは、
銀座テアトルシネマ(当時銀座テアトル西友)の支配人だったひと。
その後数多くのプロデュース作品を経て、
昨年(2011年)『見えないほどの遠くの空を』で長編監督デビュー。
監督/脚本/プロデューサー/榎本憲男
キャスト/今村沙緒里/佐々木ちあき/上村龍之介 ほか。
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/24 13:50 ~ 16:58 (本編35分)
ゲストに、榎本憲男さん(監督/脚本/プロデューサー)、
キャストの今村沙緒里さん、佐々木ちあきさん、上村龍之介さんを迎えて、
行われる予定です。



<サンタクロースをつかまえて>

被災地仙台の人々に訪れた、
震災後初のクリスマスを切り取ったドキュメンタリーです。
監督/岩淵弘樹さん
東北芸術工科大学映像コース卒業後、
自分自身の派遣社員としての生活を記録した『遭難フリーター』が、
2007年山形国際ドキュメンタリー映画祭「ニュードックスジャパン」に招待。
その後、2009年一般公開されました。
現在は介護福祉の職につきながら、
豊田道倫さんや前野健太さんなどのPVの撮影やライブ映像の制作を行っています。

監督/岩淵弘樹
撮影/山内大堂
挿入歌/麓 健一/yumbo/はっぴいえんど
キャスト/澁谷浩次/岩淵恵子/仙台市のみなさん
岩淵敏子/伊藤太郎/瀬戸敏之/前野健一/岩淵真孝
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/25 16:20 ~ 18:10 (本編80分)
ゲストに、岩淵弘樹さん(監督)、澁谷浩次さん(ミュージシャン)を迎えて、
行われる予定です。



昨年、或いは一昨年の<<ある視点>>のことも、
思い出しました
現在、東京渋谷・ユーロスペースにて上映中の<<ひとつの歌>>

東京郊外の駅で起きた事故の真相に、
ただひとり気づいている青年が辿る、ある告白までの道のり。
監督は、篠崎誠さん、黒沢清さん、青山真治さんなど、
多くの監督の下で助監督の経験を積んだ杉田協士さん。
長編デビュー作です。
プロデューサー/勝村俊之/橋本泰樹
プロデューサー/監督/脚本/杉田協士
撮影/飯岡幸子
音楽/柳下美恵
キャスト/金子岳憲/石坂友里/枡野浩一
天光眞弓/塩見三省 ほか。
また、<<ひとつの歌>>の公開記念として、
杉田さんの過去作品の上映が、オーディトリム渋谷にて行われます。
10月27日~11月2日です。
上映終了後に、トークセッションを予定しています。
塩田明彦監督作品『カナリア』の、
未公開長尺版メイキングビデオ<<ふたりのカナリア>>や、
杉田さんが撮影監督で、
ハイバイの岩井秀人さんが監督の<<金子の半生>>
刷り上がった詩集『くじけな』を友人知人に届けにいく、
歌人枡野浩一さんの一日を撮った<<くじけないで手紙を書いた>>など、
もりだくさんです



一昨年は深田晃司監督の<<歓待>>が、
作品賞を受賞しました。

監督/脚本/編集/深田晃司さん
2006年「ざくろ屋敷」を発表。翌年劇場公開。
2008年にパリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。
2009年『東京人間喜劇』を発表。
同作、ローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出。
大阪シネドライヴ2010大賞を受賞。
芸術監督/平田オリザ
プロデューサー/杉野希妃/深田晃司
撮影監督/根岸憲一
キャスト/山内健司/杉野希妃/古舘寛治
ブライアリー・ロング/オノエリコ/兵藤公美
松田弘子/河村竜也/菅原直樹/斎藤晴香/永井秀樹



今年も充実しています。一部を紹介

<愛のゆくえ(仮)>

今日、私は17年ぶりに本名を名乗ります。
そんな偽りの人生を終わりにします。
一連のオウム真理教事件に関与し、
全国指名手配された平田信の17年間に及んだ逃亡生活と、
その生活を支えた続けた女性をモチーフに、
出頭前夜の二人の関係を描いたもの。
監督/木村文洋さん
2008年/『へばの』
六ヶ所村の核燃料再処理工場が長々と映し出される冒頭が印象的でした。
スピリチュアル・ムービーズの桑原広考さん、高橋和博さんとともに製作。
第32回カイロ国際映画祭デジタルコンペ部門で、
シルバー・アワードを受賞しています。
監督/脚本/木村文洋
プロデューサー/撮影/高橋和博
脚本/前川麻子
音楽/太陽肛門工房
キャスト/前川麻子/寺十吾
キャストの前川麻子さんは、
映像で観ても、<生>で会っても、
しばらく一緒に生活している気持ちになるくらい、心に強い印象を残すひとです。


もうひとりは、
<<tsumazuki no ishi>>の寺十吾(じつなしさとる)さん。
様々な作品に出演。演出されています。
今週の金曜日(27日)には、
横浜中華街同發新館にて<劇王X神奈川予選>に参加。
空手マリアンヌ(作/ウラジミール大屋 演出/寺十吾・横浜)
ちなみに、
<愛のゆくえ(仮)>は、
今月30日~11月4まで、上野ストアハウスにて、
舞台も行われます。
また、<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/25 11:30~13:26 (本編86分)
ゲストで、木村文洋さんが来られる予定です。



<あれから (二本立て上映:何かが壁を越えてくる)>

映画美学校の生徒さんと、
プロの映画スタッフのコラボレーションにより実現した作品。
東日本大震災を扱った作品です。
東京で暮らす祥子は被災地で暮らしていた恋人が、
震災後心のバランスを崩して入院したことを知る。
彼の家族からは別れることを勧められ、面会すら断られるが・・・
そんななか、いるはずのない彼の幻影を見るようになる。
篠崎 誠さん(原案/監督/脚本)
ベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞。
海外で11もの賞を受賞した『おかえり』がデビュー作品。

ほかに『忘れられぬ人々』『東京島』『死ね!死ね!シネマ』など。
脚本/酒井善三
プロデューサー/松田広子
撮影監督/山田達也
キャスト
竹厚 綾/礒部泰宏/太田美恵/木村知貴/川瀬陽太
杉浦千鶴子/伊沢磨紀 ほか。
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/24 13:50 ~ 16:58 (本編63分)
ゲストに、篠崎誠さん原案/監督/脚本)、酒井善三さん(脚本)を迎えて、
行う予定です。



<何かが壁を越えてくる (二本立て上映:あれから)>

監督・脚本の榎本憲男さんは、
銀座テアトルシネマ(当時銀座テアトル西友)の支配人だったひと。
その後数多くのプロデュース作品を経て、
昨年(2011年)『見えないほどの遠くの空を』で長編監督デビュー。
監督/脚本/プロデューサー/榎本憲男
キャスト/今村沙緒里/佐々木ちあき/上村龍之介 ほか。
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/24 13:50 ~ 16:58 (本編35分)
ゲストに、榎本憲男さん(監督/脚本/プロデューサー)、
キャストの今村沙緒里さん、佐々木ちあきさん、上村龍之介さんを迎えて、
行われる予定です。



<サンタクロースをつかまえて>

被災地仙台の人々に訪れた、
震災後初のクリスマスを切り取ったドキュメンタリーです。
監督/岩淵弘樹さん
東北芸術工科大学映像コース卒業後、
自分自身の派遣社員としての生活を記録した『遭難フリーター』が、
2007年山形国際ドキュメンタリー映画祭「ニュードックスジャパン」に招待。
その後、2009年一般公開されました。
現在は介護福祉の職につきながら、
豊田道倫さんや前野健太さんなどのPVの撮影やライブ映像の制作を行っています。


監督/岩淵弘樹
撮影/山内大堂
挿入歌/麓 健一/yumbo/はっぴいえんど
キャスト/澁谷浩次/岩淵恵子/仙台市のみなさん
岩淵敏子/伊藤太郎/瀬戸敏之/前野健一/岩淵真孝
<<ある視点>の上映ほか、イベントは、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(Screen3)にて、
10/25 16:20 ~ 18:10 (本編80分)
ゲストに、岩淵弘樹さん(監督)、澁谷浩次さん(ミュージシャン)を迎えて、
行われる予定です。



昨年、或いは一昨年の<<ある視点>>のことも、
思い出しました

現在、東京渋谷・ユーロスペースにて上映中の<<ひとつの歌>>

東京郊外の駅で起きた事故の真相に、
ただひとり気づいている青年が辿る、ある告白までの道のり。
監督は、篠崎誠さん、黒沢清さん、青山真治さんなど、
多くの監督の下で助監督の経験を積んだ杉田協士さん。
長編デビュー作です。
プロデューサー/勝村俊之/橋本泰樹
プロデューサー/監督/脚本/杉田協士
撮影/飯岡幸子
音楽/柳下美恵
キャスト/金子岳憲/石坂友里/枡野浩一
天光眞弓/塩見三省 ほか。
また、<<ひとつの歌>>の公開記念として、
杉田さんの過去作品の上映が、オーディトリム渋谷にて行われます。
10月27日~11月2日です。
上映終了後に、トークセッションを予定しています。
塩田明彦監督作品『カナリア』の、
未公開長尺版メイキングビデオ<<ふたりのカナリア>>や、
杉田さんが撮影監督で、
ハイバイの岩井秀人さんが監督の<<金子の半生>>
刷り上がった詩集『くじけな』を友人知人に届けにいく、
歌人枡野浩一さんの一日を撮った<<くじけないで手紙を書いた>>など、
もりだくさんです




一昨年は深田晃司監督の<<歓待>>が、
作品賞を受賞しました。

監督/脚本/編集/深田晃司さん
2006年「ざくろ屋敷」を発表。翌年劇場公開。
2008年にパリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。
2009年『東京人間喜劇』を発表。
同作、ローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出。
大阪シネドライヴ2010大賞を受賞。
芸術監督/平田オリザ
プロデューサー/杉野希妃/深田晃司
撮影監督/根岸憲一
キャスト/山内健司/杉野希妃/古舘寛治
ブライアリー・ロング/オノエリコ/兵藤公美
松田弘子/河村竜也/菅原直樹/斎藤晴香/永井秀樹


