本日、お蔭様で無事に亡き父の十三回忌を終えることができました。(^。^)
昼からお世話になっている真言宗寺院の若住職がお見えになりました。(^-^)
読経の前に、直径5センチ大の金色の小さな器を出して「これに水を半分ほど入れてください」と、久しぶりのお言葉。(^_^)
というのも、この金色の器に水を入れるのは、周年忌のような節目の読経の時しかないからです。(°▽°)
仰せのとおり、水を入れて差し上げると、今度はお持ちになった長さ70センチはあろうかと思われる木の棒を手にされました。(^。^)
ちょうど暖簾の軸に塩梅が良さそうな感じの棒ですが、この棒で金色器の水を掻き回し、顔の前で棒を振りながら、「おんさらば、、、そわかー」みたいな呪文を唱えられます。(^-^)
この所作を見ていると、仏教というよりも、むしろ山伏の修験道にも通ずる、謎多き山岳密教の要素を強く感じますね。(^_^)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
三十分ほどの読経が終わり、続いて、ある意味お楽しみな説法の時間です。(°▽°)
というのも、この若住職、これまで、数々の迷言を残して来ておられるのです。m(__)m
例えば、数年前は、「今年は多くの有名人が亡くなられましたね、、、ホイットニーヒューストンが印象的でした」、またある時は、「団地の駐車場を追い出された中国人夫婦が哀れで、うちの寺の駐車場を団地と同じ値段で貸しました」とか、ちょっと違うんじゃないか、というセンスの持ち主なのです。(^。^)
今日のご説法は、「11月というのに暑くなりましたね。だいたい、大阪は東京より2℃高く、京都は大阪より1.5℃高いんです。東京と京都は3.5℃違うんですね」、、、
ん?、いつもと違う切り口、、、この話、どうなるの?( ; _ ; )/~~~
「ただ、この最高気温というのは、観測地点の温度ですから、各地の体感温度はもっと高いはずなんです」!(◎_◎;)
おや?、科学的な方向に触れたか?(^-^)
「だから、昨日も京都の三条を歩いていた人よりも、東京の渋谷を歩いてる人の方が暑いと感じることもあるのです」(^_^)
「このように、気温の感じ方は場所によって違うということなんですかねぇ?」(^。^)
ん?、ん?、ん?
これで終わり?、しかも、語尾が「ですかねぇ?」の問いかけで?(°▽°)
せめて、最後は、気温から離れて、「世の中では、何事も人それぞれに捉え方が違うもの」くらいに結んでほしかった!!(◎_◎;)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
読経が進む中、亡き父との想い出を思い返しておりました。(^。^)
馬関には、実は一歳歳上の兄が居たのですが、いわゆる死産という形でこの世に生を受けることはなかったのです。( ; _ ; )/~~~
そんなことからか、幼い頃、父から「二人分の生命を生きよ」とよく言われましたね。(^。^)
ギャンブル狂の気質のある父で、特に競輪が好きでした。
亡くなる前の年まで、息子の馬関と顔を合わすたびに「3万円貸してくれ」と言ってましたっけ?!(◎_◎;)
それでも、息を引き取る数日前、見舞いに行った病室で、看護師さんに「うちの息子や」とか細い声で紹介してましたね。(^-^)
戦前生まれの父は、陸軍大佐を親に持ち、台湾や東京、四国など、各地を転々とした少年時代、、、大阪に出て来てからは、勤めた書店を喧嘩で飛び出し、タクシー運転手で食い繋いで来た波瀾万丈の人生でした。(^_^)
大阪で母と知り合い、私と妹を設けた、、、血筋という抗いようのない事実が父と私の間に横たわっています。( ; _ ; )/~~~
つまり、父は私の中で生きているのだ、と、しみじみ思ううちに、十三回忌の読経が終わりました。(^-^)
「亡き父の年忌暮れてや銀杏散る」 祖谷馬関
(注)銀杏散るは晩秋の季語。黄色く色づいた銀杏が落葉すること。みるみる散ってゆく様は壮観であり、地面は黄色一色になる。
昼からお世話になっている真言宗寺院の若住職がお見えになりました。(^-^)
読経の前に、直径5センチ大の金色の小さな器を出して「これに水を半分ほど入れてください」と、久しぶりのお言葉。(^_^)
というのも、この金色の器に水を入れるのは、周年忌のような節目の読経の時しかないからです。(°▽°)
仰せのとおり、水を入れて差し上げると、今度はお持ちになった長さ70センチはあろうかと思われる木の棒を手にされました。(^。^)
ちょうど暖簾の軸に塩梅が良さそうな感じの棒ですが、この棒で金色器の水を掻き回し、顔の前で棒を振りながら、「おんさらば、、、そわかー」みたいな呪文を唱えられます。(^-^)
この所作を見ていると、仏教というよりも、むしろ山伏の修験道にも通ずる、謎多き山岳密教の要素を強く感じますね。(^_^)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
三十分ほどの読経が終わり、続いて、ある意味お楽しみな説法の時間です。(°▽°)
というのも、この若住職、これまで、数々の迷言を残して来ておられるのです。m(__)m
例えば、数年前は、「今年は多くの有名人が亡くなられましたね、、、ホイットニーヒューストンが印象的でした」、またある時は、「団地の駐車場を追い出された中国人夫婦が哀れで、うちの寺の駐車場を団地と同じ値段で貸しました」とか、ちょっと違うんじゃないか、というセンスの持ち主なのです。(^。^)
今日のご説法は、「11月というのに暑くなりましたね。だいたい、大阪は東京より2℃高く、京都は大阪より1.5℃高いんです。東京と京都は3.5℃違うんですね」、、、
ん?、いつもと違う切り口、、、この話、どうなるの?( ; _ ; )/~~~
「ただ、この最高気温というのは、観測地点の温度ですから、各地の体感温度はもっと高いはずなんです」!(◎_◎;)
おや?、科学的な方向に触れたか?(^-^)
「だから、昨日も京都の三条を歩いていた人よりも、東京の渋谷を歩いてる人の方が暑いと感じることもあるのです」(^_^)
「このように、気温の感じ方は場所によって違うということなんですかねぇ?」(^。^)
ん?、ん?、ん?
これで終わり?、しかも、語尾が「ですかねぇ?」の問いかけで?(°▽°)
せめて、最後は、気温から離れて、「世の中では、何事も人それぞれに捉え方が違うもの」くらいに結んでほしかった!!(◎_◎;)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
読経が進む中、亡き父との想い出を思い返しておりました。(^。^)
馬関には、実は一歳歳上の兄が居たのですが、いわゆる死産という形でこの世に生を受けることはなかったのです。( ; _ ; )/~~~
そんなことからか、幼い頃、父から「二人分の生命を生きよ」とよく言われましたね。(^。^)
ギャンブル狂の気質のある父で、特に競輪が好きでした。
亡くなる前の年まで、息子の馬関と顔を合わすたびに「3万円貸してくれ」と言ってましたっけ?!(◎_◎;)
それでも、息を引き取る数日前、見舞いに行った病室で、看護師さんに「うちの息子や」とか細い声で紹介してましたね。(^-^)
戦前生まれの父は、陸軍大佐を親に持ち、台湾や東京、四国など、各地を転々とした少年時代、、、大阪に出て来てからは、勤めた書店を喧嘩で飛び出し、タクシー運転手で食い繋いで来た波瀾万丈の人生でした。(^_^)
大阪で母と知り合い、私と妹を設けた、、、血筋という抗いようのない事実が父と私の間に横たわっています。( ; _ ; )/~~~
つまり、父は私の中で生きているのだ、と、しみじみ思ううちに、十三回忌の読経が終わりました。(^-^)
「亡き父の年忌暮れてや銀杏散る」 祖谷馬関
(注)銀杏散るは晩秋の季語。黄色く色づいた銀杏が落葉すること。みるみる散ってゆく様は壮観であり、地面は黄色一色になる。