京都を舞台にした小説は数多あり、京都検定試験でもよく出題されます。(^｡^)
例を挙げると、
「古都」川端康成、「高瀬舟」」森鴎外、「檸檬」梶井基次郎、「虞美人草」夏目漱石、「金閣寺」三島由紀夫、「利休にたずねよ」山本兼一、「序の舞」宮尾登美子、「陰陽師」夢枕獏、「異邦人」原田マハ、「鳥獣の寺」山村美紗、「鴨川食堂」柏井壽、「鴨川ホルモー」万城目学
そして、水上勉が直木賞を受賞した小説「雁の寺」。
そのモデルになった寺「瑞春院」は、京都御所の北側にある相国寺の塔頭寺院で、足利義満が相国寺第四世住持となった法嗣太清宗渭を相国寺に迎請するため、その禅室として創設した雲頂院の流れを汲みます。
映画にもなりましたが、観念的でもあり肉欲的でもある印象的なストーリーでした。(^_^)
雁の襖絵で知られ、人々に雁の寺と呼ばれている禅寺。厳しい戒律に守られたこの寺に、襖絵の作者南嶽の妾、里子がやってきた。南嶽の死後、彼の遺言でこの寺に預けられたのだった。やがて、住職は里子の肉に溺れ、少年僧はその愛欲のさまを盗み見て......。
還暦に近づきつつある今、この歳で、もう一度読み直してみたい物語ですね。( ^_^)/~~~
「独り来て誰を想ふや雁の寺」 祖谷馬関
（注）雁（がん、かり）は晩秋の季語。晩秋に北方から来て春には帰る。体は肥っていて灰褐色。頚が長く尾は短い。グァングァンと声を発しつつ棹型や鉤型に並んで飛翔する。雁をかりがねと呼ぶのは古来、多くの人がその声をめでたからである。
☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆
「京都検定対策シリーズ」
（31）江戸時代の工芸文化を紹介した黒川道祐の書物は 「雍州府志」
（32）京繡のルーツ繡仏を司った大蔵省に属する役所は 「織部司」
（33）「嵯峨大念仏狂言」で最終日の最後に上演される演目は 「餓鬼角力」
（34）足利義政に仕えた香道の流派は 「志野流」
（35）昨年（2022）から始まった京都五花街の若手芸舞妓による合同公演は 「早春夢舞台」
＊祇園甲部／井上流／都をどり／温習会、
＊先斗町／尾上流／鴨川をどり／水明会、
＊宮川町／若柳流／京おどり／みずゑ会、
＊祇園東／藤間流／祇園をどり（秋）／ゆかた会（夏）／歓亀神社、
＊上七軒／花柳流／北野をどり／寿会
（36）路頭の儀の前に京都御所内で行われる神事は 「進発の儀」 ＊御車寄で「進発の儀」→建礼門南側で「列見の儀」→行列である「路頭の儀」→神社にて「社頭の儀」
（37）八坂神社のかつての御旅所、（大政所）御旅所と（少将井）御旅所
（38）表面に凹凸状の突起がある南蛮菓子は 「金平糖」
（39）京ことば「（冥加）に悪い」＜物を粗末に扱ってはいけない＞
（40）「花の御所」の堀があったことから名付けられた町名は 「掘出シ町」
＜公開テーマ＞
（41）本能寺の変を家康に伝えた人物は 「茶屋四郎次郎」
（42）家康の道案内をした信長の家臣は 「長谷川秀一」
（43）「筒城の大寺」と呼ばれた普賢寺の十一面観音を本尊とする寺院は 「大御堂観音寺」
（44）朱雀大路の南の起点となった京田辺市にある山は 「甘南備山」
（45）家康が木津川を渡ったとされる「（草内）の渡し」
（46）飯岡共同墓地に眠る元武田家家臣は 「穴山梅雪」
（47）城陽市にある京都府最大の梅林は 「青谷」
（48）家康が昼食を摂ったとされる宇治田原城と呼ばれる信長家臣の城は 「山口城」
（49）「猪目窓」「風鈴まつり」で知られる寺院は 「正寿院」
（50）「家康腰掛の石」が残る寺院は 「遍照院」
＜能と演目＞
（51）丑の刻参りをして鬼となった女性が登場する「鉄輪」の舞台は 「貴船神社」
（52）平宗盛の愛妾が登場する清水寺を舞台とする演目は 「熊野」
（53）能「鞍馬天狗」では、（雲珠）と形容される桜が咲く鞍馬山（寺）が舞台
（54）仁和寺を舞台とする「経正」には、琵琶の名手・平（経正）の霊が登場する
（55）清閑寺で出家した小督を嵯峨野で見つけ出した人物は 「源仲国」
＜近代建築＞
（56）長楽館、聖アグネス教会の設計者は 「ガーディナー」
（57）松室重光が設計した日本最古の演武場は 「京都市旧武徳殿」
（58）中京郵便局に見られる外観を保存しながらの改修を（ファサード）保存
（59）京都中央電話局を起源とし、2020年複合商業施設になった施設は 「新風館」
（60）伊東忠太を育てた、平安神宮の設計にも携わった建築家は 「木子清敬」
例を挙げると、
「古都」川端康成、「高瀬舟」」森鴎外、「檸檬」梶井基次郎、「虞美人草」夏目漱石、「金閣寺」三島由紀夫、「利休にたずねよ」山本兼一、「序の舞」宮尾登美子、「陰陽師」夢枕獏、「異邦人」原田マハ、「鳥獣の寺」山村美紗、「鴨川食堂」柏井壽、「鴨川ホルモー」万城目学
そして、水上勉が直木賞を受賞した小説「雁の寺」。
そのモデルになった寺「瑞春院」は、京都御所の北側にある相国寺の塔頭寺院で、足利義満が相国寺第四世住持となった法嗣太清宗渭を相国寺に迎請するため、その禅室として創設した雲頂院の流れを汲みます。
映画にもなりましたが、観念的でもあり肉欲的でもある印象的なストーリーでした。(^_^)
雁の襖絵で知られ、人々に雁の寺と呼ばれている禅寺。厳しい戒律に守られたこの寺に、襖絵の作者南嶽の妾、里子がやってきた。南嶽の死後、彼の遺言でこの寺に預けられたのだった。やがて、住職は里子の肉に溺れ、少年僧はその愛欲のさまを盗み見て......。
還暦に近づきつつある今、この歳で、もう一度読み直してみたい物語ですね。( ^_^)/~~~
「独り来て誰を想ふや雁の寺」 祖谷馬関
（注）雁（がん、かり）は晩秋の季語。晩秋に北方から来て春には帰る。体は肥っていて灰褐色。頚が長く尾は短い。グァングァンと声を発しつつ棹型や鉤型に並んで飛翔する。雁をかりがねと呼ぶのは古来、多くの人がその声をめでたからである。
☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆
「京都検定対策シリーズ」
（31）江戸時代の工芸文化を紹介した黒川道祐の書物は 「雍州府志」
（32）京繡のルーツ繡仏を司った大蔵省に属する役所は 「織部司」
（33）「嵯峨大念仏狂言」で最終日の最後に上演される演目は 「餓鬼角力」
（34）足利義政に仕えた香道の流派は 「志野流」
（35）昨年（2022）から始まった京都五花街の若手芸舞妓による合同公演は 「早春夢舞台」
＊祇園甲部／井上流／都をどり／温習会、
＊先斗町／尾上流／鴨川をどり／水明会、
＊宮川町／若柳流／京おどり／みずゑ会、
＊祇園東／藤間流／祇園をどり（秋）／ゆかた会（夏）／歓亀神社、
＊上七軒／花柳流／北野をどり／寿会
（36）路頭の儀の前に京都御所内で行われる神事は 「進発の儀」 ＊御車寄で「進発の儀」→建礼門南側で「列見の儀」→行列である「路頭の儀」→神社にて「社頭の儀」
（37）八坂神社のかつての御旅所、（大政所）御旅所と（少将井）御旅所
（38）表面に凹凸状の突起がある南蛮菓子は 「金平糖」
（39）京ことば「（冥加）に悪い」＜物を粗末に扱ってはいけない＞
（40）「花の御所」の堀があったことから名付けられた町名は 「掘出シ町」
＜公開テーマ＞
（41）本能寺の変を家康に伝えた人物は 「茶屋四郎次郎」
（42）家康の道案内をした信長の家臣は 「長谷川秀一」
（43）「筒城の大寺」と呼ばれた普賢寺の十一面観音を本尊とする寺院は 「大御堂観音寺」
（44）朱雀大路の南の起点となった京田辺市にある山は 「甘南備山」
（45）家康が木津川を渡ったとされる「（草内）の渡し」
（46）飯岡共同墓地に眠る元武田家家臣は 「穴山梅雪」
（47）城陽市にある京都府最大の梅林は 「青谷」
（48）家康が昼食を摂ったとされる宇治田原城と呼ばれる信長家臣の城は 「山口城」
（49）「猪目窓」「風鈴まつり」で知られる寺院は 「正寿院」
（50）「家康腰掛の石」が残る寺院は 「遍照院」
＜能と演目＞
（51）丑の刻参りをして鬼となった女性が登場する「鉄輪」の舞台は 「貴船神社」
（52）平宗盛の愛妾が登場する清水寺を舞台とする演目は 「熊野」
（53）能「鞍馬天狗」では、（雲珠）と形容される桜が咲く鞍馬山（寺）が舞台
（54）仁和寺を舞台とする「経正」には、琵琶の名手・平（経正）の霊が登場する
（55）清閑寺で出家した小督を嵯峨野で見つけ出した人物は 「源仲国」
＜近代建築＞
（56）長楽館、聖アグネス教会の設計者は 「ガーディナー」
（57）松室重光が設計した日本最古の演武場は 「京都市旧武徳殿」
（58）中京郵便局に見られる外観を保存しながらの改修を（ファサード）保存
（59）京都中央電話局を起源とし、2020年複合商業施設になった施設は 「新風館」
（60）伊東忠太を育てた、平安神宮の設計にも携わった建築家は 「木子清敬」
