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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

愉快で軽やか外山さん

英文学者にして稀代のエッセイスト、故・外山滋比古さんの「今昔有情」という古いエッセイ集を読んでいます。(^。^)

外山滋比古さんと言えば、代表作である『思考の整理学』は累計発行部数253万部を超える大ベストセラー。刊行から30年以上経った今もなお、大学生定番の必読書として時代を超えて読み継がれていると言いますから、その慧眼と筆力は相当な折り紙付き。(^_^)

今回の「今昔有情」は、昭和50年代前半にその原形がサンケイ新聞に連載されていたそうです。(^-^)

当時、外山さんは50歳代、、、各エッセイの軽やかで愉快な視点、優しい語り口に引き込まれます。(^。^)

全く罪のない文章ですが、それでいて迫り来るものがあるのは、氏の論が真理を突いており、的を得ているからなんでしょうね。(^-^)

苦瓜を庭に植えて毎日眺めているとか、写真の後列に並ぶ人の坦懐とか、可愛らしい感性も魅力的です。(^_^)

複雑な事柄を平易に書くことほど難しいことはありませんが、外山さんの作品はいとも簡単にそれをこなしています。(^。^)

かなりの筆力でないと成し得ないことを軽やかにやってのける、スーパーエッセイストだと敬服しています。m(__)m

2020年7月30日、外山滋比古さんはお亡くなりになりました。
お目にかかったことはありませんが、今なお、外山先生に私淑したい思いで一杯です。( ; _ ; )/~~~

「今昔有情」 外山滋比古・著
遠い日のぼやけたところがおもしろい。しなやかな知性と独創的なアイデア。その源泉をたどる珠玉のエッセイ。

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]

1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学大学院教授を歴任。現在、お茶の水女子大学名誉教授。専門の英文学をはじめ、言語論、修辞学、教育論など広範囲にわたり独創的な仕事を続ける。

■外山滋比古氏インタビュー記事

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

春は恋の季節、、、鳥たちも求愛に躍起です。(^。^)

街角では、若い恋人たちもラブラブな雰囲気で手を繋ぎ肩を寄せあっています。(^-^)

いつか来た道、、、笑い飛ばすなかれ!( ^_^)/~~~

「来た道や春の啄木鳥笑うまじ」 祖谷馬関

(注)春の啄木鳥は、文字通り春の季語。繁殖期の啄木鳥のこと。日本には、コゲラ、アカゲラ、クマゲラなどのキツツキがいる。嘴で大木や枯れ木に穴を掘って巣穴とする。また、長い舌をつかって木の中に隠れている虫を捕食する。木をすばやく嘴で叩いて音を出すのは求愛行動と縄張りを維持するため。
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