都を離れる折に、邸宅の梅の木が道真公の後を追って、一夜のうちに大宰府まで飛んで行ったという物語、、、かの有名な「飛梅伝説」です。(^。^)
これに纏わる道真公の和歌は余りにも有名ですよね。(^-^)
〜東風吹かば匂ひ起こせよ梅の花
主人なしとて春な忘れそ〜
さて、さだまさしさんのナンバーに「飛梅」という曲があります。(^。^)
舞台は太宰府天満宮、、、恋人同志の二人が訪ねて来ますが、男女の間には、すでに心のすれ違いが生じているようです。m(._.)m
♬ 時間という樹の、想い出という落ち葉を、拾い集めるのに、夢中だったね、君 ♬
♬あなたが、もしも遠くへ行ってしまったら、私も一夜で飛んでゆくと言った、忘れたのかい、、、飛梅♬
そして、曲の最後に、絶叫の如く、♬ 大宰府は春、、、いずれにしても、春 ♬と続くのです。( ; _ ; )/~~~
このラストが、極めて文学的な雰囲気を醸し出しており、それまで紡いで来た二人の物語を突き放すかのような絶叫になっていますね。(^。^)
ギター弾き語りでは、テクニックというより、この絶叫が自宅でも出しにくい、、、始末の悪い名曲と言えます。( ^_^)/~~~
「主人なし梅や一夜で今朝は無し
彼の地に咲かば是れいとをかし」
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by 祖谷馬関