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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「枯芝ややゝ陽炎の一二寸」 芭蕉

ようやくの土曜日、、、毎日、暑いですね!(◎_◎;)

暦の上では、少し前の7/23頃が「大暑」でしたが、確かにその後の一週間は特に暑かった!m(__)m

七十二候では、今の時期を「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)と呼ぶそうです。まさにそのとおり!、やはり昔の人は季節の移ろいをよく見てますね。( ; _ ; )/~~~

ちなみに、大暑のあたりは、「桐始結花
」(きりはじめてはなをむすぶ)

この方が、情趣に富んでますね。(^_^)

桐は、盛夏を迎える頃に卵形の実を結びます。伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。(^。^)

さて、「笈の小文」より今日の一句。

「枯芝ややゝ陽炎の一二寸」 芭蕉

(句意)
冬枯れの景色の中に、それでもよく見ればかげろうがうっすらと立ち上っている。 
春になって、だんだん陽気が良くなってくる様を句にしたもの。
春の枯芝の香りが陽炎とともに匂い立ちそうな感じの句である。

うまいこと言うねーねー!💃(ちむどんどん風)

陽炎の一二寸、なんて、なかなか表現出来ない、、、文学的技巧を感じます。(^-^)

このたび、縁あって、芭蕉翁の墓所、滋賀県膳所市の「義仲寺」を訪ねました。(^。^)
芭蕉翁没後、350年ほどになりますが、寺内の一角には200年忌、300年忌の碑が建立されており、時を超えて俳聖が敬服されていること、よく分かりました。m(__)m
墓石を前にしたその一瞬、晴れた空から雨粒が落ちて来たのが印象的でした。(^_^)

暑さに悶えながらも、私淑の返句献上。

 「義仲寺や師の導きか催涙雨」 祖谷馬関


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