【九】歳だけ喰った『子ども』たち…。

内輪の恥を晒す様で恐縮だが…(-.-;)


ここ数ヶ月の間に 店主の勤める職場にて、実に『くだらない』と言うべきか、『情けない』と言うべきか…!?
あまりにも大人として『恥ずべき』事件が数件あった。


※その１
統一の制服で勤務する我々の職場。
その中で『とある』一人の制服だけ、意図的に【隠されたり】 クリーニングの仕上がった制服をワザとインクで【汚されたり】との『嫌がらせ』が発覚した!?
（現在、社内調査中。）

※その２
我々が仕事をするのに欠かせない機材車両。
その１台を【自分の凡ミス】から修理に100万も掛かる損傷を与えながら それを自己申告せず、１週間も『しらばっくれた』
勤続20年のベテラン社員。
（会社より謹慎処分）

※その３
些細な事から『口論になった』のは仕方ないとしても…
その後、殴り合いのケンカになり【喧嘩両成敗】で謹慎処分を受けた中堅社員２名。
（会社より謹慎処分）


★
…ハァ。(-.-;)
どう思う…？ コレ？


店主に『一言』言わせると…
【お前ら、み～んな『ガキ』やろ】つう事ですな


事件を起こした連中はみんな揃って『正社員』。

店主の様な『派遣社員』や他にいる『契約社員』がこんな事してたら…
【間違いなくクビ】でっせ
(°□°;)


店主の職場は…
『野郎だらけ』180人の大所帯ですから、まぁ『むさ苦しい』のは仕方ないとしても…だ

【180人全員と仲良しこよし】
なんてぇのは『絶～対』にあり得ないと思っている店主。

『ヒトの好き嫌い』だけで仕事なんぞしてたら【会社】という組織は存在しないし、出来る筈もないのだから


店主にも…
『嫌いな上司』『気に喰わん同僚』『ぶっ飛ばしたい後輩』は腐る程居て、拳を握る場面は過去・現在の社会人人生において、幾度となくあったものだが…

その半面
店主を理解し、引き立て可愛がってくれる『上司・同僚・後輩』もそれに負けない位、数多く居たし 今も要るのである


店主の人生なんぞは
【恥晒しのデパート〓】と言われる程、陳列数では他人に負けないが…
仕事に関しては【バカ正直】に取り組んできた自負はある。


元々【バカ】だし、ウソが顔に出るタチでも有るのだが…。(^。^;)


それでも…
修理に100万掛かる失敗を『隠す事』はしないし、いちいち『気に入らない』からと言って手を出したりもしないのである…。


理由は単純だ


そうする事が実は過去の経験に基づいて、それが自分を守る
【最大の防御】であり、かつ分かりやすい【人生のノウハウ】だと学んだからである


★★
言い換えれば…
【我慢する】という言葉になるかも知れない。


皆さま 人生に於いて
何かしらの【我慢を抱えて】生きているのが実情であろう。

健康であったり、お金であったり、人間関係であったり…。
それは 人さまざま。


だけど、その我慢は
最終的に自分の心や身体が満たされる為に行なっている行為であって、
誰か他人を傷つけたり、他人に迷惑をかけている我慢は ガマンではなく 単なる【ワガママ】なのではないか？

つまり、身体だけ成長して大人になっただけの【ガキの証拠】ではあるまいか？
店主はそう思うのである。


★★★
今回、何が一番情けないと言ったら…
３つの例を挙げたうちの２つの事例は 該当者が皆 店主と大して変わらない年代の人たちだった事だ。

中堅・ベテランと言われる分別盛りの不始末。
コレはちょっと『ショック〓』であった


空港で飛行機に搭乗する際、ランダムに行われる抜き打ちの手荷物検査が有るのだが…
丁重に対応する係員に対し、大声を上げ 威嚇紛いの発言をし 捨て台詞を吐き搭乗するのは 大抵は日本人。(￣○￣;)
しかも店主の年代からそれ以降のお歳の男性が圧倒的に多い。

対し 海外の皆さまは…
にこやかに応じ ジョークの一つも交え、最後に笑顔でバイバイ(^.^)/~~~
係員も笑顔である。


３月の震災後…
小学生の男の子が街頭インタビューでマイクを向けられ『計画停電に対して不満は？』の問いに…
【>最初はイヤだなって思ったけど、東北の人たちに比べたら大したことないですから平気です】


対して40代後半とおぼしき主婦の方。
マイクに対して…
【>もうねぇ～、困るのよぉ～!?。テレビは見れないし、お洗濯も出来ないでしょ？。東北は大変なのは解るけど、でもねぇ～。ウチの地域、学校とかも多いし 計画停電止めてくれないかしら】



はじめに書いた職場の不始末の話と…
後から書いた空港やインタビューの話…


アナタはどう捉えますか？


事例は違っていますが…
店主は 話の『根っこ』は同じ様に感じています。


ガキの遊びじゃあらへんで

(-_-#)

【四】決して『他人事』では ありませんぞ！！

今週の火曜日。
店主と女将の夏休み最終日にそれは起きてしまった…。


まさか!?(?_?)の『まさか!?』(◎o◎)…で


女将が軽度の【熱中症】にかかってしまったのである!?
(￣○￣;)

季節では一番『夏が大好き』と言い放って憚らず、玉のような汗をかくと『キモチいい～』と喜ぶ、【あの女将が!?】である

だからと言って、決して油断していたのではない
…が、結果として熱中症になってしまったのである。

以下、その顛末…。


★
夏休み最終日の９日、昼過ぎの事。

この日は、先日 女将が会社から貰ってきた空港近くのホテルでの【『ランチバイキング』のタダ券】を使ってご飯を食べよう という事になっていて １２時にクルマで出掛けた店主と女将。

すっかり満足し…

その足で最近ちょっとご無沙汰していた『飛行機撮影でもしようか？』と
そのまま、飛行機の撮影ポイントへ移動した店主と女将。


撮影ポイントはＢ滑走路の直ぐ側にある畑の広がる場所にあり、
着陸する飛行機が間近に見える『絶好のロケーション』だが、場所柄 日陰の少ない場所でもある。
なので、クルマで日陰を作り、風が抜ける様に窓を開け リアのハッチドアも上げて休憩出来るスペースを確保し 休みつつ撮影出来る様にしていたのである。

当然ながら出かける前に…
保冷バックの中には保冷剤と水を凍らせたペットボトルを２本、更に水筒に入れた冷えた飲み物も持参して
【水分対策】もしっかり施してたのである。


この日は雲の殆ど無い快晴状態で 最高気温は３４℃。

ただ、風もそこそこあって 日陰では体感的に涼しく感じる状態だったし、今まで何度となく撮影に来ていた場所だったので特に心配する事もなく 約１時間半をそこで過ごしてたのであった。

その際には 女将にも特に変わった様子がなく いつも通りに撮影していたのであったが…。


★★
約１時間半後…。
撮影にも飽きてきたし 暑かったので 撮影を切り上げ 帰る事に。


普通にクルマに乗り込み 走らせ始めたのだが…
走り始めてすぐ、女将が目を閉じて『うつらうつら』とし始めた。

『陽に当たって少し疲れたか？』と思ったが、それにしては少し様子が変だ!?
家までクルマで僅か20分程度の距離だし、普段の女将はクルマの中で寝る事は殆ど無いからである。

途中で何度か声を掛けてみるが 殆ど生返事で要領を得ない答えが帰ってくる。


【何か…ヤバイな!?】(°□°;)

そう思い…
家に着いてすぐ 女将に水分を摂らせて寝かせ、両脇に凍らせたペットボトルを挟み、首筋にはタオルに包んだ保冷剤を巻き、頭にはビニール袋で氷嚢を作って当て、扇風機で風を当てながら様子を見る事にした。

この時は…
あれだけ『汗っかき』な女将が全然 汗をかいてなく、体温もやや低い様に感じた店主。

ただ、呼吸は正常で規則正しく寝ていたから様子を見ていたのであったが
呼吸が乱れている様なら病院に連れて行く必要があるかも知れないな？ と思っていたのである。


★★★
３時間位 横になっていた女将が 少し楽になったのか目を覚ました。
『キモチ悪い』と言う。

だが、この一言で少々安心した店主。
横になる前は 自分の体調の状態をちゃんと言えなかったのだから 少し体調が戻ってきたと感じたからである。

氷嚢を変え 水を飲ませ そのまま更に寝かせて様子を見ていたが…
段々と意識もハッキリしてきた様子だったので『ホッ(^。^;)』と一安心した店主。

軽く食事も出来る位まで回復した様子だったが
『ダルさ』と『頭痛』はなかなか取れないらしく、翌日の仕事も休ませて貰って体調の回復に努めた女将なのでありました。
(^_^;)


今はもう すっかり回復して元気なのでご安心を。
(⌒～⌒)


にしても ここ数年の夏の暑さは 我々が今まで体験していた暑さと【暑さの質】が変わって来たように感じる店主。


今も昔も夏は暑いものではあるが…

昔の夏場は 気温が35℃前後まで上がるって事は 滅多に無かった気がするのである。

30℃に届けば『メチャメチャ暑い』と言う感覚だったのに…
今は30℃の予報では『少し涼しいな(￣∀￣)』と言う感覚なのである。
オソロシイ事である

皆さまの中には…
『夏が大好き』とか『体力には自信がある〓』と言う方もいらっしゃるであろう。

が、しかし
最近の暑さはそう言った次元では対処出来ない程、【過酷な状況】になりつつある

状況によっては、【人間の環境対応力】を超える程、気候の方がより【過激】になっているのである


くれぐれも 過信なさらず 水分と栄養と休養を十分に取って、元気に過ごして頂きたいと願う
店主なのでありました…。


決して…他人事ではありませんぞ
(｀ε´)

【四】『バルク職人』のひとりごと…

【バルク】とは…？

航空機に於ける貨物室の名称の一つで コンテナやパレットを使わず 貨物をバラ積みするスペースの事である…。

どの飛行機にも必ずあるスペースなのだが、
小さな飛行機だと コンテナそのものが『物理的に』入らないため、貨物室全てが【バルク】になっている機体（シップ）も少なくない…。


つまり、そのフライト一本分の貨物や手荷物を丸々【手積み・手降ろし】するワケだ！(・_・;)


『小さい飛行機』とは言っても 中には180人以上乗れる機体もあり、
単純に旅客ひとりが《20㌔のスーツケース》を１個預けたとして 《掛ける180個》積んだとすると…？

出発便１本で【3600㌔≠3,6㌧】分の手荷物を積んでる計算なのである!?

手荷物『だけで』よ!?
(゜∇゜)

この他に【貨物】もあったりする…ワケだ!
(ノ△Ｔ)


それだけ…
日々、数ある『貨物』や『手荷物』には それぞれの人生に呼応した【貨物・手荷物の顔】がある。

そんな 【それぞれの顔】を思い浮かべながら
貨物・手荷物から見え、思う事を書いてみようと思う。


★
第一回目のお題は…
ニッポン人ならみんな大好き！【海産物系】のお話。

ニッポン人は とにかくお魚大好き〓な民族

お刺身・煮付け・焼き魚・魚卵類などなど…
魚の名前や調理法を上げただけで ヨダレを垂らす皆さまは少ないないと思うのだが (^_^;)

中でも、ニッポン人ならみんな大好きの『代表格』と言えば【マグロ〓】ではなかろうか？


『赤身で一杯が堪らん!』と言うお父さん

回転寿司のお店でトロ『しか』頼まないと豪語する？クソガキ…
もとい『坊っちゃん・嬢ちゃん』の方々!?

お家でする『手巻き寿司』ではやはり、マグロの『赤身』や『ネギトロ』は外せないわ というお母さん


皆さま やはりマグロが大好きである。


このマグロ、様々な方法で日本に運ばれてくるのであるが、ご多分に漏れず航空機で空輸される【空飛ぶマグロ〓】も数多く存在する。

ここ最近だと…
グァムやサイパン、パラオからの便で空輸されてくるケースが多いのだが、以前はタイペイ（台湾）経由の便もマグロ〓の荷降ろしは多かった。

南太平洋は 世界でも有数の『マグロ〓漁場』であり、これまた 世界でも有数の『マグロ〓消費市場』である日本に近いとなれば
多少、高い航空運賃を払ってでも 船で運ぶ時間のロスを回避出来、なおかつ利益も上がる位の仕組みになっているのであろう…
と想像する店主。


★★
そんな『みんな大好きぃ～』な、マグロ〓ではあるが…
我々 バルク職人にとって、実はこれほど【厄介な】貨物もないのである!?


まず、第一に…
【メチャメチャ重い】(┳◇┳)

一箱辺りの重量はおおよそ100㌔～120㌔。
コレが多いときには 到着時に『50～60箱』程度は入っているのである

もちろん、旅客便だからお客さんも乗っていて その『手荷物』も100～150個程度は最低ある。
旅客便はお客さんの【手荷物優先】で降ろすから、ソレを『エッチらオッチら』大汗かいて大体15分程度で降ろした後…

いよいよ本番(？)の【マグロ〓ショー開催】と相成るワケだ(ノ△Ｔ)

貨物室の高さはおよそ1，4㍍。ヒザを使ってやっと上半身が起きる高さ。
この体勢で『一本100㌔超』のマグロ〓を引き出し、引っ張って出口から降ろすのである


コツはあるが…
コツがあっても【重いものは重い】のである

事実…
このマグロ〓のお陰で【ギックリ腰】になり、２週間近くも休んだヤツもいるのだ!?。
【油断大敵アイタタタ…】な貨物なのである


★★★
そして 第二に…
とにかく【機内が魚臭くなる】のである


先程 グァムやパラオからの便が多いと書いたが…
何故かグァムから上がってくる便に積まれてくるマグロ〓は パッケージの梱包が不十分な事が多く
カーゴドアを開けた瞬間に漂う【鼻を突く魚臭さ】と、機内の床を染める【血の赤黒色】に『圧倒される!?』のだ


中には律義なマグロ〓もいて…
降ろしてる最中、パッケージから『こんにちわ～』とカオを覗かせ、挨拶してゆくマグロ〓までいるのである
↑挨拶は要らんて～!?

こうして我々『バルク職人』達は、作業着と軍手を血で染め、魚の臭い漂う『香水？』を身に纏って
【マグロ〓ショー】は終焉を迎えるのであった
ハァ～ ヤレヤレ(￢з￢)


★★★
そんなこんなの『大騒ぎ』をしながら 成田に到着したマグロ〓たちは
たちまちトラックに載せられ 市場を経由して やがて、皆さまの食卓へと登ってゆくのである。


『日本の食卓を支える一端』を担っているという点では、誇りを持って仕事をしている店主なのである
(￣∀￣)エッヘン！


が…。
お陰で最近、特に…
【マグロ〓のお刺身】がトンと喰えなくなった店主。(≧ε≦)


嫌いなのではない…。


仕事の苦労が『トラとウマ』になり マグロ〓に手が伸びなくなったのである…。
(┳◇┳)アゥ


だから最近は…
スーパーに買物に行き『お刺身コーナー』に立ち寄っても マグロ〓には目もくれず、『カツオ』やら『イカ』やら『イナダ』『サーモン』等々の魚たちを日々食す 店主だったりするのであった。
(゜∇゜)


ついでながら…
『夏のスタミナの定番』とも言える【うなぎ】は
やはり、皆さまの消費が伸びる夏場の２ヶ月位前に『散々』とバルクから降ろしたせいか…？


やはり未だに食す機会が無いまま８月を迎えた事を申し添えて置きます…。
(ノ△Ｔ)



嗚呼…。『バルク職人』はツラいよ…!?


〓

【三】♪待っち～通～しぃ～のは～!? (≧∇≦)

【夏休み～】イェーイ(^_^)v


てなワケで…
明日から５日間の【夏期休暇】に入る店主でごさいま～す
無論 女将も一緒。


特に『これ』って用事は無いんですが…
明日は お盆に行けないので、午後から『娘のお墓参り』に行って その夜は女将と二人、
『焼き鳥Ｄ』に行って、ささやかな一献何ぞを予定しとります。


まぁ…。
学生時代の夏休みに比べると 僅か１／８の日数なので、『もっと欲しいなぁ～!? (≧ε≦)』と思いもありますが…

社会人になると 連休すらままならない生活が普通ですし、
【５日『も』休みがある～】ってことは 実に有難いと思う店主。

だって、身体が健康でないと せっかくの休みも楽しめないし、働ける場所があるからこそ 休みが嬉しいワケですから。
(￣∀￣)


２年前の夏…
【毎日が夏休み状態〓】を過ごしてた店主。

朝、目覚めて外を見ると職場に向かう人々が足早に歩く姿を見て
なんとも自分が『情けなかったり』『恥ずかしかったり』『無性に腹が立ったり』と 複雑な気持ちで過ごしてたモンでしたから…。
(^_^;)


今回こうして…
僅か５日間の夏休みではありますが、そんな時間を取れた事に感謝しつつ、のんびり過ごそうと思っている
店主なのでありました。
m(_ _)m



天候は不順な日々ですが まだまだ暑い日も多いですから…
皆さま 体調には十分 ご留意のうえ 健やかにお過ごし下さいませ。
m(_ _)m


店主でした。