居酒屋~通りすがり~

今の我々に出来る事から始めましょうや。
明日を信じて始めましょうや。小さいことでいいからさ。困った時はお互いさま…ねっ

【五】旨い酒を呑もう!その11〜特別純米酒 宝船 浪の音〜

2025年02月09日 10時22分00秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…







🍶🍶🍶🍶 酒データ 🍶🍶🍶🍶

製造蔵元:有限会社 佐々木酒造店

所在地 :宮城県名取市閖上中央1丁目12番地の3

製品名 :特別純米酒 宝船 浪の音

原材料 :国産米(宮城県産『蔵の華』100%使用)  米麹(国産米)

アルコール分:16度   精米歩合:55%

販売価格:720㎖ 1700円(オンラインショップ価格)


時の流れって いやぁ、ホントに早いモンで。
もう2025年も2月ですよ? 皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

『歳を取ると1年が過ぎるのが早い』という話がありますけれども…
これ、ヒトを🚗クルマに例えると年に1キロずつ加速しているのと同じなんだそうで。
つまり10歳の子どもなら時速10キロ。ハタチの若者なら時速20キロ。って具合に
『年齢イコール速度』みたいなことを聞いた事がある🏮店主。

てぇ事は…
今年還暦を迎える🏮店主は現在、時速60キロ。街中の幹線道路を流すスピード感ですな。
意外とスピード出てんなぁ〜😵 ジジイのクセに⁉️ ブレーキ間に合うかしら⁉️

子どもの頃は『早くお正月🎍来ないかなぁ〜🤗』なんて待ちわびていたモンだったが、
今なんざ毎年『もう正月🎍来たのぉ〜😮‍💨』てな具合でため息が漏れるばかり。

そんなため息漏れる正月🎍過ぎたとある日に届いたのが
今回ご紹介する『特別純米酒 宝船 浪の音』である。
例年親戚みたいなお付き合いのある、宮城から届く💋女将のブロ友様からのお宝特急便。
そのお裾分けが何より楽しみな🏮店主。

今年もまた『すげぇ』の来たんで ご紹介させて頂きます。

宮城の父ちゃん 母ちゃん 娘ちゃん
ありがとう😭




過去に於いて、この『宮城の父ちゃん』様からは様々な宮城県や東北各県の様々な
『旨い酒』を送って頂いた。しばらくお会いしてないのであるが、感謝🥲絶えない次第である。


さてとこの酒🍶、ラベルをまじまじ眺めて思わずハッとする。
それはこの地名にあった。まずはこちらの地図をご覧いただきたいと思う。





東北本線及び東北新幹線の停車駅である宮城県のド真ん中『仙台駅』と
それより南にくだった海沿いにある『仙台空港』の中間にその地はある。

漢字の地名は閖上。ゆりあげと読む。門構えの中に水。地元の人以外、日本人で正確に
読める人がどれだけいるだろうか?

東北最大の大都市である仙台は、独眼竜政宗の『杜の都』と、仙八先生の唄う『青葉城恋歌』が
🏮店主のイメージである。だが、あの日の出来事以来、それは全てひっくり返ってしまった…。

東日本大震災である。
あの日の🏮店主は成田空港にいた。13時からのシフト勤務で出勤し、到着便と出発便の作業を
1便ずつこなした後、昼食の休憩のため控室に戻って来たそのタイミングが発生時刻であった。
その後空港は閉鎖され、出発待ちの便は全てキャンセル。
旅客は館内に溢れ、空港職員が対応に追われる。
ターミナルビルではガラスが割れるなどの被害も確認された。大混乱の空港内。

その後次々入ってくる情報から浮かび上がる地震の規模。拡大する被害の情報。
そして何より衝撃的だった黒い水に次々と飲み込まれる街の映像。大津波。

今回紹介する『佐々木酒造店』さんは、この海から1.5キロの閖上の地で
1871(明治4)年創業。150年の歴史があり、地元の方々に愛されたであろう酒蔵を
この大津波で全て失ってしまった。その時の絶望感といったら…。
🏮店主の想像なんぞ全く及ばない感情の嵐だった事だと思う。

そんな絶望感の淵から立ち上がり、少しずつ…。でも確実に歩みを進めた結晶が
この『特別純米酒 宝船 浪の音』となって今🏮店主の手元にきたのである。
『宮城の父ちゃん』が選んだお酒🍶であるから、絶対に旨い酒🍶である事は
間違いないのであるが、調べ進めていくうち段々と…
『こりゃ、背筋伸ばして味あわねばならんな』と思った🏮店主。
ただ、そこは根っこが飲兵衛の性。口開けまでの数日間ラベルを見る度に
まぁまぁ 顔はニヤつき 心はウキウキ😆 ヘラヘラ😜していたのであった。







さぁって 口開けの瞬間がようやく訪れた。楽しみぃーーーー😆
キャップは一升瓶と同じはめ込みタイプ。抜くと『ポン❗️』いい音だ😆

柔らかく芳しい香りがする。
米をしっかり磨き、丁寧に仕込んだよい酒🍶の証である。たまらん‼️
香りを吸い込みながら、口に含んでみる…。

やはりあの人の味覚に間違いはなかった。
宮城の父ちゃん‼️ さすがです👍

米の甘味と旨味が口の中でいっぱいに広がり、スッキリと引いてゆく。
でも余韻はしっかり残る。あー たまらないわぁ❣️😆
つい、次をお猪口に注ぐ。あー たまらないわぁ❣️😆←延々これの繰り返し

飲兵衛冥利である。至福の時間。

酒米は宮城県発祥の酒造好適米『蔵の華』だそうで。
『山田錦』が酒米としては有名だが、『蔵の華』は『山田錦』と比較して
穂丈が短いので倒れにくく病気や寒さにも強い品種だとの事。
米粒が大きく、酸度 アミノ酸度共に低く 低タンパク。
そのおかげで酒を作る際 雑味のないすっきりした仕上がりになるとの事だ。

そんな理想的な酒米を作り上げた宮城県の情熱と
絶望からの歩みで旨い酒を作り上げた佐々木酒造店の情熱の結晶の味。

旨いだけではない 心に染みるような心地よい酔い心地。
心から堪能させて頂いたお酒🍶でした。
おすすめします‼️

宮城の父ちゃん 美味しいお酒でしたよ😊

🏮店主でした。
















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【五】旨い酒を呑もう! その10 〜あつかしさん 初しぼり純米吟醸酒〜

2019年01月27日 16時07分56秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…






🍶🍶🍶🍶 酒データ🍶🍶🍶🍶

製造蔵元 : 人気酒造株式会社
(企画発案:国見まちづくり株式会社)

所 在 地① : 福島県二本松市山田470番地(人気酒造)
所 在 地② : 福島県伊達郡国見町大字藤田一丁田二 1番地7(国見まちづくり)

製 品 名 : 国見 あつかしさん 生酒 初しぼり純米吟醸酒

原材料名 : 米(国産・福島県国見町産米『天のつぶ』100%使用)・米こうじ(国産米)
〜平成26年新嘗祭にて福島県代表献上米として選定〜

精米歩合 : 60% / アルコール度数:16度

販売価格 : 頂き物につき、分かりません😅





無事に平成最後の年も明け、すっかりお屠蘇気分も抜けた1月も はや後半。
お正月に『飲み過ぎた方』『飲み足りなかった方』様々でしょうが、
さて そんな日本中に数多いる『飲兵衛』の皆々さまに朗報です。

次に控える『呑む口実イベント』たる節分👹 がまもなくでございます。
ココロとカラダ、あとお酒のご準備はよろしいでしょうか?

てなワケで、どうも。🏮店主でございます。さて 本日のお酒はというと…?


それは。1月の、とある平日の昼間に来た💋女将からの写真添付メール📧。
文面はたったひとこと。『宮城から届いたでぇ〜!』※原文ママ※

そう。その『宮城』とは このブログにも時々登場し、まるで親戚みたいな
お付き合いの続くブロ友さんである宮城の母ちゃん様の事である。
そして、添付された写真は? と言うと 日本酒の四合瓶が『ドーン‼️』
これはその連れ合いである宮城の父ちゃん様から🏮店主への
ありがた〜い「お裾分け」なのである。







この『宮城の父ちゃん様』。
🏮店主、個人的には日本酒に関しての熱意に対する評価で
『よく呑んでえらいで賞』を差し上げたい人物である‼️🤨
実に詳しく かつ研究熱心。しかも大の日本酒好き。

過去に幾つか宮城から頂いたお酒の記事は我がブログにも上げているのであるが、
頂いたお酒のどれもこれもが 実に素晴らしい味わいの美酒ばかりであった。
そんな「宮城の父ちゃん様」から届いた今回の日本酒が、
タイトルにある『あつかしさん』なのである。これはかなり期待大‼️。
このメール📧を受けた後の🏮店主は、仕事しながらもどこかフワフワ😋。
いつ呑もうかと楽しみだったのである。


翌日の仕事がない金曜日の夜。満を持して「ヘラヘラ🤪」しながら、
我が家の酒専用冷蔵庫からお出ましを願う。
裏ラベルには【生酒・要冷蔵】の文字。
『一切の火入れ』をせずに低温熟成させたとの事である。







表ラベルのデザインはシンプルだが、ちょっとポップでお洒落。
一見すると 日本酒感の無い感じだと思いながら眺めていたのであるが、
このラベルには『福島・国見の意気込み』みたいなモノを強く感じる。

キャップを開けてみる。
四合瓶だとよくあるのは 捻る「スクリュータイプ」が多いが、
この『あつかしさん』は一升瓶と同じ「はめ込みタイプ」。これはいい‼️👌
いつものガラスのお猪口に注ぎ、香りを確かめる。 ムムム…⁉️
何とも言えない香りが鼻の奥を柔らかく、しかもイヤラしく くすぐる。
一瞬 「これ、ワインじゃないの❓」と錯覚するくらいまるで
果樹酒を思わせる香りそのものなのである。

口に含んでみた。ここで一つの疑問が頭に浮かび、思わず大声で叫びたくなる。

オイオイ、オ〜イ⁉️ 宮城の父ちゃん‼️
コレ、ホンマに日本酒でっか❓❓❓😨


なんたる「ふくよかで豊かな味わい」たることか‼️
しつこさは微塵もない。後味もきれいに引いてゆく。だが、口の中では
『味の花々が咲き乱れている。』かの感覚が満ち溢れる‼️

いいようのない幸福感が全身を包んでくれる。こんな日本酒、初めてだ‼️🤩

宮城の父ちゃん‼️ この酒、すげぇなぁ〜‼️😍

ある意味、🏮店主以上に辛口派で 自分の好みがハッキリしている💋女将に
勧めてみると…。口に含んだ瞬間、彼女💋の目が大きく見開いた‼️ おぉ〜っ⁉️🤩
その後、「ニンマリ」すると黙って頷いている。気に入った様である。😋

いつもなら、一度口開けした四合瓶は その日に飲み切ってしまう様にするのが
🏮店主の流儀なのだが、「あつかしさん」に関してはそれが出来なかった。
それは1回で飲み切ってしまうのが、あまりにも勿体なく感じたからであった。
それくらい素晴らしい出来の日本酒である。拍手喝采。ブラボー‼️

製品名にある「あつかしさん」とは、漢字で書くと『阿津賀志山』となる。
つまり地元・国見を見守る山の名前を頂いた日本酒なのである。
そしてその仕上りは 名前に負けない素晴らしい出来栄え。納得した次第であった。


皆さまも機会があれば是非ともお試しを。堪りませんぞ、これ。😋



🏮店主。













































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【五】旨い酒を呑もう! その9 〜筑後川 純米酒〜

2019年01月04日 21時25分16秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…






🍶🍶🍶酒データ🍶🍶🍶

製造蔵元 : 飛龍酒造株式会社

所 在 地 : 福岡県三井郡大刀洗町本郷4616

製 品 名 : 筑後川 純米酒

原材料名 : 米(国産)・米こうじ(国産米)

精米歩合 : 65% ・ アルコール度数 : 15度

小売価格 : 720ml 1080円(税別)
※ お店により、小売価格は異なります。




日本列島を構成する主要四島のひとつ。『九州地方』

昨年、この九州は福岡に🏮店主と💋女将は「生まれて初めて」の訪問を果たした。
この『珍道中』は既に記事にしてあるのでご笑覧下されば幸いだが、その旅の途中で
立ち寄ったスーパーの棚から💋女将が見つけ出した1本が今回紹介する
『筑後川 純米酒』である。

以前にも書いたが『試飲しないのに旨い酒を見つけるのが特技』の💋女将。
酒の並ぶ棚を『な〜んかキョロキョロしとるなぁ…。』とは思っていたが、
不意に側に来て『なんだか、コレ気になった。』とひとこと。
彼女曰くに「ビンの色がきれいだったから」との事だが、
🏮店主なんぞ全く及ばない程、「ザルの酒飲みだった」と聞いている
お父ちゃん達から受け継いだDNAの成せる技なのは、間違いないであろう。

前夜のダンナ👮を交えた宴会でも、お店で勧められた『日本酒飲み比べセット』で
福岡のお酒が事の他 美味しかった事もあり、ココは💋女将の勘を信じて
1本お買い上げした次第なのであった。機内持込手荷物で大切にお持ち帰りする。







写真でもお分かりの通り、きれいなブルーの瓶である。
それに大きく『筑後川』と書かれた文字もいい。素直に九州が浮かぶネーミング。
ラベルの隅には ただ「純米酒」とあるだけ。辛口の表記は無い。
仕上がりは「甘め」なのか? 「辛め」なのか? 楽しみにキャップを捻り注ぐ。

香りは悪くない…。というより、素直に好ましい日本酒の香りである。期待大‼️

口に含んでみる。『むむっ…。おやっ❓おおっ⁉️😁』 当た〜り‼️
最初、舌に触れた時 一瞬だけ甘味に触れるが それも僅か。それよりも
その後に立つ米の旨味がすごく気持ちいい‼️。で、後は引かない。

『なんだコレぇ〜⁉️ 旨いじゃ〜ん‼️ 😋』上等な純米の辛口 そのものではないか⁉️
それを四合瓶(720ml)が1000円足らずの価格で「しれっと」売られているなんて⁉️😨
九州の日本酒 恐るべしである。『九州は焼酎だけじゃなか🤨』と叱られそうだ⁉️😱
どうもすみません。お見逸れしました。もっと勉強します…。

裏ラベルにある飛龍酒造さんの所在地をみると、『三井郡大刀洗町』とある。
立ち寄ったスーパーは甘鉄大刀洗駅の前、記念館の隣にあり、まさしく地元のお酒。
筑後川の豊富な水と それによって形成された肥沃な土地で作られたお米が
創業1899年(明治32年)という蔵元さんによって磨き上げられ、人々を笑顔にしてきたのであろう。かく言う🏮店主も💋女将共々 美味しく頂いた次第であった。😋

皆さまも機会があれば、是非ともご賞味下さいまし。旨いですよ〜‼️😁







🏮店主でした。



















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【五】旨い酒を呑もう! その8 〜 久保田 純米大吟醸 〜

2019年01月02日 12時02分25秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…





🍶🍶🍶酒データ🍶🍶🍶

製造蔵元 : 朝日酒造株式会社

所 在 地 : 新潟県長岡市朝日880ー1

製 品 名 : 久保田 純米大吟醸

原材料名 : 米・米こうじ(新潟県産米100%使用)

精米歩合 : 50% ・ アルコール分 : 15%

小売価格 : 720ml 1800円(税別)
※価格は店舗によって異なります。




🍶🍶🍶
皆さま 新年あけましておめでとうございます。😊
🏮店主でございます。

さて、飲兵衛の皆さまに置かれましては…
お正月を迎え絶好調に呑んで 呑んで また呑んでいらっしゃる事と
思う次第。かく言う🏮店主も また然りでございます。

お正月を迎えるとなれば、やはりいつもよりは旨い酒を呑みたいと思うのは
『飲兵衛の胸の内』てなモンでございまして。
昨年末、時々行く贔屓の酒屋さんのご主人に『これ、お薦めですよ😊』との
ひとことに押され、幾つか購入した内の1本が今回の「久保田 純米大吟醸」。

普段は純米酒の辛口派である🏮店主ではありますが
今回はお正月でもあり、余りにも飲兵衛心理をくすぐるご主人の甘言にも負け
久しぶりの「久保田」しかも大吟醸。
お正月を迎えるのを楽しみにしていた次第なのでありました。









『箱入りの日本酒』というだけで高級感は「ポーンと」跳ね上がるモンだが、
中の瓶も艶を消した黒でなかなかの高級感。
勿論、品質保持の意味合いもあっての事だが、これだけで自然に顔がニヤける。😁

キャップを捻り、ガラスのお猪口に一杯注ぐ。うっすらした山吹色で満たされる。
特筆すべきはその香りである。まるで『メロン』の様なフルーティな香りが
鼻の奥をくすぐるのである。とても楽しく嬉しいサプライズ。

口に含んでみる。普段「辛口派」の舌からすると最初のタッチは「甘み」が
表に立つのだが、この後 裏に隠されている『米の旨み』がふわっと広がる。
しかもそれが出しゃ張らない。しかしちゃんと主張はする。見事な仕上がりに感嘆。
精米歩合が50%だから、本当に『米を磨いた』という表現がぴったりだが
ここまで香りも味も仕上げているのは、米の磨きだけでは不可能だろう。
米の品質、水の良さに加え 杜氏さんの腕とこだわり、情熱の成せる技の結晶だと
思う。お正月から 大変満足した🏮店主。

購入した際、ご主人が『呑むと分かりますよ。😊』と言っていたが
『確かに…。』と納得した次第であった。さすがである。

この仕上がりで 価格も手ごろなのも嬉しい限り。
人様に差し上げるのも勿論良いのだが、出来れば自分でじっくりと味わいたい。
さすが『久保田』と思わせる事、間違いなしである。😊

皆さまも宜しければ いかがでしょうか❓ お薦めですよ。



🏮店主。
















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【五】旨い酒を呑もう! その7 〜碧冴えの澄みきり純米〜

2017年03月26日 10時15分09秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…








🍶🍶🍶酒データ🍶🍶🍶


製造蔵元 : 小西酒造株式会社 富士山蔵

所 在 地 : 兵庫県伊丹市東有岡2丁目13番地

製 品 名 : 碧冴え(あおさえ)の澄みきり 純米

原 材 料 : 米(国産)・米こうじ(国産米)

精米歩合 : 70%

アルコール分 : 15度以上16度未満

小売価格 : 800円 (720ml・税別)



🍶🍶🍶

🎵うめは〜ァ 咲いた〜か さくらは〜ァ まだかいな〜(°▽°)
気が付きゃ 3月もすでに中盤から後半に差し掛かり、「さくら便り」もそろそろの気配。
便りが届けば 世に数多いる飲兵衛の皆さまは揃ってソワソワ、ウズウズ…。

そら そうでしょう‼️😁 飲兵衛たる者、お花見なんぞは呑むための絶好の口実。
🎵酒が呑める 呑めるぞ〜 酒が呑めるぞ〜 てなモンでして。オツムはすでに『満開🌸』状態。

どうも。そんなオツム満開🌸な飲兵衛のひとり 🏮店主でございます。

さて今回は、お彼岸のお墓参りの帰り 買い物に寄った酒屋にて
ウチの💋女将が『🏮店主。コレ、呑んでみようよ。』と見つけてきたお酒でございまして。
ふたりのお父ちゃんから「しっかり受け継いだ」酒呑みのDNAが成せる技か?
試飲もしないのに 『カンで旨い酒を見つけるのが特技』の持ち主である💋女将に従い、
碧冴えの澄みきり 純米を購入した次第なのでありました。


まず 目を引くのが、碧(あお)を基調にしたボトルとラベル。なんとも綺麗でお洒落である。
そして 一見、日本酒とは想像出来ないネーミング。なんだか ちょっと小洒落たカフェや
レストランで出てくるメニューみたいである。女性は喜びそうだ。









小西酒造とラベルに記載してあるのを見て、ふと思った🏮店主。
「あれ? このメーカー名、どっかで聞いた事 あるような…?」
iPadを引っ張り出し 「兵庫県伊丹市 小西酒造」で検索して見て 納得!した次第。

あの 清酒『白雪』の醸造元じゃん!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
そうである。最近はあまりテレビで日本酒のCMを見かける事が少なくなったが…
🏮店主が子どもの頃は それこそテレビを付けたら、日本酒のテレビCMが沢山あったのだ。

小島 功さんの描く河童のコミカルな動きが印象的だった『黄桜』を筆頭に
『月桂冠』『大関』『美酒 爛漫』等々、酒造各社がこぞってコピーを競い
有名な女優さんを立てて テレビで大宣伝していたのは昭和40年〜50年代の頃だったかと。
その中に 小西酒造さんの 清酒『白雪』もあった事を思い出したのである。懐かしい…。

今や押しも押されぬ「大メーカー」の小西酒造さんだが …。
創業は実に古く1550年(天文19)なのだそうだ。
これだけだと 実感の湧かない分 「ふ〜ん。古いんだねぇ〜」で終わりがち である。
だが、今から『467年前』って何時代だ?って調べて見たら…
コレがなんとアータ⁉️ 驚く事に室町時代だとあるではないか❗️(o_o)

あの『足利将軍家』の時代である‼️ あの『一休さん』の時代である‼️
老舗はそれこそ江戸時代から創業し、今だに商売が続いている酒蔵さんも数多い。
にしても さすがに『室町時代から続く酒造会社』というのは 驚く程の息の長さである。
それ程の老舗ながら この「らしくない」ネーミングやラベルに見るセンスの良さ。
いろいろ調べているうちに 俄然呑むのが楽しみになってきた。期待値はグイグイ急上昇‼️

結局 ガマン出来ず その日のうちに封を開け 💋女将とふたりで頂く事になった。
勿論、お彼岸なので 💋女将のお父ちゃん達も一緒に…。( ◠‿◠ )




🍶🍶🍶

我が家の「酒専用冷蔵庫」でしっかりと冷やし、我が家の食卓にいよいよ登場。
💋女将のお父ちゃん達に用意したお猪口に注ぎ入れた後、🏮店主も一杯頂く。どうかな?

まず、香りがいい。日本酒なのに まるで果実酒の様な「フルーティさ」が鼻をくすぐる。
でも出しゃばらず、ほんのりと香る程度。これは楽しめそうだ。( ◠‿◠ )

ひとくち 口に含んでみる。 オイオイオイ⁉️ 旨えじゃねーか‼️😆

ボトルの何処にも「辛口」の表記はない。でも 舌の上で感じる口当たりは辛口の「ソレ」である。
「スッ」と味と香りが立って 口の中を幸せにした後、余韻が「スウッー」とフェイドアウト…。
なんとも柔かく口の中で広がり、消える感じが堪らない‼️😁 ついつい 手が伸びること。

なるほど。呑んでみて なぜ「辛口」と表記しないのか 何となく分かる気がした。
よく辛口の酒にあるスパッとした「キレ」ではないからだ。
後味が程よくフェイドアウトしてゆくこの感じ。この柔らかく優しい呑み味こそが
この〜碧冴えの澄みきり 純米〜の真骨頂なのだろう。この価格でこの出来栄えはお見事‼️

💋女将もひとくち呑む。………。( ̄▽ ̄)←何も言わず ニンマリ。
この人 旨い日本酒を呑んだ時って、最初の反応は いつもこんな感じ。相変わらずエエ勘やな。
ふたりのお父ちゃんも 娘の選んだ旨い日本酒がお彼岸に呑めて さぞかし嬉しいことかと。😁
しかしながら、🏮店主が「パカスカパカスカ」呑むモンだから ふたりのお父ちゃんは
「オイオイオイ‼️ もうちょっと味わって呑め。ワシらの分、なくなるがな‼️」
と ボヤいていた。 ……のかも知れませんけどね。( ̄^ ̄)

満開のさくら🌸を愛でながら 大勢でワイワイやるお花見も一興。

でも、この〜碧冴えの澄みきり 純米〜は ご夫婦や恋人同士で満開のさくら🌸の下…。
お弁当でも持って、お互い「差しつ差されつ」呑まれるのな〜んてのも 似合いそう。
さくら🌸で 春到来を感じ、〜碧冴え〜で口の中に花を咲かせる。
そんな優しさを味わえる一本だと思いますよ。オススメです‼️( ◠‿◠ )

ただし、調子こいて呑みすぎはアカンですよ。

呑んで ネコのように大人しくなるなら カワイイモンですが…。
呑みすぎて大トラに なったら 一休さんに退治されちゃうンで
くれぐれもご注意をば。 ま、ほどほどに お楽しみくださいまし。( ̄▽ ̄)


🏮店主でした。m(__)m







































































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