鬱ってやっかいな病気だなーと思います。
飲む薬が多いので、私は100金で買った薬入れに、10日分ずつ朝晩飲む薬を入れてます。昨日空っぽになったので、改めて自分で入れてみて思ったのは
こんなに一杯の薬を私は飲んでるのかー!?と言うことでした。
丁度種類は違うけれど、朝晩とも、糖尿・高血圧(亡くなった父の影響で高い)・鬱の薬を合計すると、5錠ずつ飲んでいます。
けれども、これでも随分減ったんですよ。
一番ひどい頃、20代後半から30代前半にかけては、食後に鬱の薬だけで7錠くらい飲んでいた記憶があります。
(その当時はまだ、糖尿になってなかったし、血圧も高くなかったから)
昨日、久しぶりにスープを作ってから薬を飲んで「ああ、薬は決して体に良くないんだなあ。せめて血糖値の薬だけでも減らしたいなあ」と切実に思いました。
風邪薬みたいに「これを飲んで寝てれば治る!」
と言うような鬱の薬があったら、どんなに良いかなーと思うときがあります。
今日は一週間ぶりにばあちゃんの顔を見に行ってきました。弟も仕事が休みだったので、母と三人で行きました。本当は昨日かなり長く起きてたので疲れて、休みたかったけど、三人一緒に見舞いに行った事が無かったので、がんばって一緒に行きました。なんとか行けました。
今日は、ばあちゃん、行った時は、元気が無かったです。
ほとんど起きなくて、息も荒くて、看護士さんに聞いたら「昨日から余り調子が良く無くてね。また超音波の機械(心電図みたいなものかな?)つけたんですよ。食欲も余り無いですね」とのこと。
食事時にいつも行ってご飯を食べさせてあげるんだけど、昼食が来てベッドを起こしても、眼が開かなかった。「薬だけは一錠飲ませてあげてくださいね」といつも最初に言われるので、半錠の薬を砕いておかゆに混ぜて「ばあちゃん、ご飯、はい、どうぞ」と言っても口は半開きで、今日はほとんど口から戻してしまった。
母がばあちゃんの大好物のブドウを口に含ませたけど吐き出す。
仕方なく母がブドウを含ませて「ばあちゃん、出せは(=出してちょうだい)」とブドウの果汁だけ採らせてあげた。ばあちゃんは素直に母の言うとおりブドウを吐き出す。数個だけがんばって食べた。「ご飯もいけるかな~?」ともう一回薬を混ぜたご飯を口に持っていったが吐き出した。咀嚼(そしゃく)がとても辛そうだった。看護士さんが「今日はもう無理かな」という声をかけてくれたのと、弟が「寝かせてやれは。(=寝かせてあげてくれ)無理させたらかわいそうだ。」と言う声に従って、私もベッドの頭を下げた。
ばあちゃんに何もしてあげられない。
こういう日が一番辛い。
今日は手を胸の上で組んでたので、私はいつものように左手を握っていた。「点滴が終わったら帰るか」と母が言ったので、点滴が終わるまでただ握っていた。今日は握り返す力も弱い。顔を見ているとなんだか「このまんまいってしまうのかなあ」と真剣に今日は感じるくらい弱ってた。何も出来ないから心の中で「ばあちゃんが一番楽になりますように」とお祈りした。不謹慎かもしれないけど「神様、もう駄目なのか?なんとかしてケロ(=何とかしてください)」とも祈った。
点滴が終わり、看護士さんが来て点滴を外してくれた。なんと、点滴は足にしてあった。もう腕に刺せるところが無くなっちゃったんだね。ばあちゃん辛かったね。
「ばあちゃん、お疲れ様。じゃあ、帰るな。」と皆で声をかけたら、なんとその瞬間、ばあちゃんは今までの様子がウソのように眼をパチっと開けた。
そして、ニコニコして、私たちを一人ずつ見て、布団から手を差し出した。「まだ帰るな」のサインである。
私たちは三人とも嬉しくなった。「また、来るからな」と母、弟、私、一人一人声をかけて、握手して帰ってきた。ばあちゃんは皆に「ありがとう。また、来いな。」と声をかけてくれた。
一斉にいなくなると、いつもさびしがるので、私はコートを着てからまたばあちゃんのところに戻って、「バイバイ!」と手をふった。ばあちゃんも布団から手を振ってくれた。
病院を出る時「最後ばあちゃんが笑ってくれてよかったね」と言ったら弟が「うん、俺救われた」と言った。その気持ちはよくわかる。私もいつもそうだから。
ばあちゃんに元気をもらいに行っているようなものだ。
けれど、だんだん眼を覚ます時間が遅くなってるみたい。
看護士さんに話を聞いたら、夜時々起きて、看護士さんに「味噌汁の具は豆腐で良いか?」とか聞くんだそうだ。ばあちゃんはまだ現役の主婦の頃を思い出してるんだべな。そして、「時々うさ子をかじってる」と笑いながら話してくれた。
うさ子はガーゼで作ってあるから、ばあちゃん、かじっても大丈夫だよ。
神様、ばあちゃんを元気にしてくれて、ありがとうね。
神様、私の鬱も、治してケロ・・・。
長すぎて、辛いなあ・・・。
今日はいつも辛くなると飲んでいる頓服(一日5錠までオッケー。でも時々余計に飲んじゃうこともある、ゴメン。)を朝がんばって飲まないでいたのですが、やっぱり夕方になったら、神経がざわざわしてきて
1錠飲んじゃいました。母に「飲んじゃったよー」と言ったら、「ローマは一日にしてならず、じゃ」と言ってくれた。さすが、母。
明日は礼拝に行けるかな・・・・。凄く不安です。
私のためにお祈りしてください。
今日の画像は夕飯の肉巻き。
二日連続台所に立ちました。これは唯一?私がレシピ無しでも作れる一品。一鍋にごぼう→にんじん→さやいんげんの順に茹で、少し固めに茹で上がったら鍋からあげます。野菜を適当に豚肉の薄切りで巻いたら、フライパンで焼いて、酒・みりん・醤油で味付けし、最後にちょろっとゴマ油で照りを出して終わり。これも我が家の一品です。美味しいよ。