J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のラーメン(特製剛刀そば@麺尊RAGE中野腕刀)

2023年07月27日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が広がっているものの雲の合間には青空が広がっていて、朝日が眩しい。今朝の気温は27℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。辛うじて熱帯夜とならなかったものの、出勤のために外に出ると、既にムシムシと感じられた。しかし、風が心地よくて、少し涼気が感じられる。団地の敷地に植わっている木々の茂みの中から、セミの鳴き声が聞こえていた。
電車に乗って新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から出ると朝日が照り付けていて、日射しが熱い。職場に着いて窓から外を見渡すと、上空には雲が多く、西の地平線付近には薄い水色のカーテンが降りたように雲が広がっていて、視界を遮っている。日が昇るにしたがって、次第に青空の領域が広がってきた。

日中は晴れて、上空には青空が広がった。所々に綿をちぎったような雲が浮かんでいるものの、強い日射しが照り付けていて、今日も厳しい暑さである。昼間の最高気温は37℃で、4日連続の猛暑日となった。湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、熱風のような風が吹いていて、サウナに入ったような錯覚にとらわれた。空気はカラリと感じられるものの、今日も体温を超える危険な暑さで、少し歩いただけで汗ばむような陽気である。目の前の風景が燦々と降り注ぐ日射しで眩しく見えた。
夜、仕事を終えて職場を出た。上空には暗い空が広がっていて、南の空に少し膨らんだ半月が浮かんでいる。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、新宿駅西口の混雑と中央線快速電車の混雑を避けて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。

駅北口ふれあいロードを北に向かって歩いて行くと、左手に8年前に「味噌らーめん」を食べたラーメン屋「菜華」の看板が見えてくる。その手前の角を左手に折れるとL字形に折れた道の両脇に店が並ぶ中野新仲見世商店街に入る。この商店街の一角にラーメン屋「麺尊RAGE 中野 腕刀」がある。今日はこの店に入ることにした。


店内に入ると、すぐ左手の壁に券売機があって、ここで食券を購入する。


券売機の右脇には給水器が設置されており、その脇のカウンターの上には金属製のコップが並べられている。金属製のコップに冷水器から冷水を注いで店の奥に進んだ。
店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の右手にカウンター席が6席直線上に並んでいる。一番奥のカウンター席に座ると、カウンターに食券を並べて料理を注文した。

注文したのは券売機に「1番人気!!」と書かれた「特製剛刀そば」と「バラチャーご飯」である。料理を注文すると、お冷やを飲んで店内を見回した。テーブルの上にはブラックペッパーと青唐辛子酢、刻みニンニク、箸立てが置かれている。
最初にカウンターの中から「バラチャーご飯」が出された。その後、しばらくして「特製剛刀そば」が出された。


早速、箸を取ってラーメンから食べることにする。「特製剛刀そば」の麺は細麺で、黒い醤油スープに浸かっている。麺の上には厚切りのチャーシューが3枚と味玉が1個載せられていて、チャーシューの上に八丈島産青唐辛子の醤油漬がトッピングされている。スープに刻んだ青ネギと刻みタマネギが浮かんでいて、レンゲが添えられていた。


さっそくレンゲを取って、スープを少し飲む。スープは大山鶏の鶏ガラと豚肉の他、数種類の乾物で炊き上げているとのこと。カエシはきれのある辛さと豊かな香りと旨みが特徴の「八丈島産青唐辛子」を2日間漬けた醤油だれで、生揚げ醤油など濃口醤油をメインに全国から厳選した4種類の醤油をブレンドして、お店で火入れをしているとのことである。


青唐辛子のピリリ感が鮮烈な醤油スープは、辛味がアクセントになるパンチの効いた味わいで美味しい。爽やかな辛味が頭の芯を突き抜けていくような清涼感が感じられた。
レンゲを置くと、続いて麺を食べる。三河屋製麺製の細麺はシコシコとした弾力のある歯応えで、スープにたっぷりの青ネギと刻みタマネギが絡まって口の中に入ってくる。青ネギのシャキシャキとした食感とタマネギの絡みがアクセントになって、食べ応えもある。並盛りの麺の量は130gあるとのこと。ピリリと辛いスープが絡まって、箸が止まらない。

麺を食べながらチャーシューを食べる。分厚くカットされたチャーシューは中心に赤身があって、その周囲に脂身が配されている。スープに浸してかぶりつくと、脂身が舌の上でとろけた。甘い脂身の内側には濃い味わいの赤身があって、舌の上でホロホロと崩れるような食感で柔らかく、美味しい。
チャーシューの上にトッピングされた八丈島産青唐辛子の醤油漬を口に入れると、醤油の旨味に青唐辛子の辛味が口の中に広がる。スープの辛味と合わさって、パンチが効いた味わいである。この八丈島産青唐辛子の醤油漬と一緒にチャーシューを食べると、また異なった味わいで美味しい。ご飯が欲しくなる。

チャーシューを食べながら味玉を食べる。味玉は黄身の味が濃くて、甘くて美味しかった。
麺をあらかた食べてしまったところで、「バラチャーご飯」を食べることにする。「バラチャーご飯」はお碗にご飯を盛って、その上に5枚の薄切りチャーシューを載せ、醤油ダレをかけて、青ネギをトッピングしている。


まずはチャーシューを1枚箸で持ち上げて、口に放り込んだ。ラーメンに載せられたチャーシューに比べれば薄切りだが、それでもまだ厚みがある。脂身はやや少なめで、味が良く染みこんだ赤身は歯応えがあって、味が濃くて美味しい。チャーシューでご飯を巻くようにして口に運んだ。
ご飯はやや固めに炊かれていて、口の中でばらばらにほどけて肉の旨味と共に喉の奥に消えていく。ご飯が半分くらいになったところで、ラーメンのスープをレンゲで掬って、「バラチャーご飯」に注いだ。雑炊風になった「バラチャーご飯」をサラサラとかき込みながら、チャーシューを食べる。スープの旨味と辛味がライスとチャーシューに一体感を与えて、喉の奥に消えていく。あっと言う間にお碗が空になってしまった。

最後にラーメンの丼を傾けてスープを飲む。スープの旨味と唐辛子の辛味にタマネギの食感がアクセントになっている。最後の一滴まで飲み干してしまうと、額に汗が浮かんだ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出し、汗を拭いながらコップに残ったお冷やを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。
食器類をカウンターの上に上げ、カウンターの上にあった台ふきんでカウンター卓を拭くと、帰り支度をして店を出る。ラーメンを食べて熱くなった体に夜風が心地よかった。全身の毛穴が開いて汗が噴き出してくるのを感じながら、中野駅に向かった。

駅北口ふれあいロードを歩いて中野駅前に出ると、改札を通って中野駅の構内に入った。中央線快速電車のホームに昇ると、ホームに滑り込んできた通勤快速電車に乗り込む。
日野駅に電車が到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空には暗い空が広がっていて、薄い雲が所々に広がっているのが見える。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。南の空に広がる雲の一角がぼうっと明るくなっていて、月がそこにあると知る。

昼間に比べるとだいぶ気温が下がってきて、夜風が涼しく感じられる。しかし湿度が高いことも手伝って、駅から家まで歩いて行くだけで、全身の毛穴から汗が噴き出して、汗拭き用のタオルが手放せない。家に着く頃には汗だくになっていた。


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