J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のスイーツ(お月見シロノワールパンプキン@コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店)

2023年09月29日 | スイーツ(コメダ珈琲店)


今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に綿をちぎったような雲を敷き詰めたような空が広がっていたが、天頂付近にはぽっかりと穴が開いていて、そこから白々と明るくなってきた空が顔を覗かせていた。今朝の気温は23℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、空気がムシムシとしていて、昨日の暑さの余韻を引きずっているかのように少し蒸し暑い。草むらから秋虫の甲高い鳴き声が聞こえていた。
東の空の雲から少し離れたところに力強く光る星が見えている。水星だろうか。駅の近くまで来ると、街路樹の1本からスズメのさえずりが盛んに聞こえている。木のてっぺんからはスズメの一団が飛び立っていくのが見えた。駅のホームに昇ると、少し空が明るくなってきているのが見える。やがてホームに滑り込んできた電車に乗ると、シートに腰を下ろした。

新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かう。都心は日野よりも更に蒸し暑く感じられた。汗をかかないまでも体温が上昇して、体が熱く感じられる。職場に着くと、窓から外を見渡す。西の空には雲が広がっていて、雲の下に富士山と山々の稜線の淡いシルエットが映っているのが見えた。
午前中は晴れて日が射す時間があったが、日中は曇りで、上空はどんよりとした厚い雲で覆われている。昼間の最高気温は29℃で、真夏日から解放されて、3日ぶりの夏日となった。湿度が高く、南よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、日射しが無いものの、ムシムシとしていて、かなり蒸し暑い陽気となった。午後は再び雲の合間から青空が顔を出してきて、日も射してきた。

今日の日の入りの時刻は17時59分である。日が沈むと、空が急速に暗くなってきた。夜、仕事を終えて職場を出る。今日は早く帰るつもりでいたのだが、さまざまな事が重なって、すっかり帰るのが遅くなってしまった。
今週はいろいろと心身共に疲れ果ててしまった。明日は休みということもあって、少し気分転換をして帰りたい気分である。そこで久しぶりにお茶をして帰ることにして、カフェ「コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店」に行ってみることにした。


店の入口を入って1人であることを告げると、店の一番奥のカウンター席に向かった。お冷やとおしぼりが運ばれてきたところで、メニューを眺める。
卓上には「コメダのお月見祭」と書かれた1枚のラミネートされたメニューが載せられていた。


考えてみれば今夜の月は中秋の名月である。上空には雲が広がっていたが、雲の上には丸い月が浮かんでいるに違いない。
そこで、今日は名月を思い浮かべながら、この期間限定メニューを頂くことにした。このメニューに載せられている「お月見シロノワールパンプキン」と「お月見ジェリコマロンショコラ」を注文することにして、卓上の棚の上にあるコールボタンを押して、店員を呼ぶ。

注文を終えると、ビジネスリュックサックの中からポメラを取り出した。お冷やを飲みながら、ポメラでメモを打っていく。しばらくして「お月見シロノワールパンプキン」と「お月見ジェリコマロンショコラ」が運ばれてきた。


最初におしぼりで手と顔を拭くと、「お月見ジェリコマロンショコラ」にストローを挿して「お月見ジェリコマロンショコラ」を飲むことにした。


「お月見ジェリコマロンショコラ」はマロンドリンクとコーヒージェリーを合わせて氷を浮かべ、ホイップクリームをたっぷりと浮かべてチョコソースをかけたデザートドリンクである。


「お月見ジェリコマロンショコラ」には太めのストローの他、柄の長いスプーンが添えられている。
ストローを勢いよく吸い込むと、ほろ苦いコーヒージュリーが口の中に飛び込んできた。コーヒージュリーの後からクリーミーなマロンドリンクが流れ込んでくる。とろけるような舌触りとほどよい甘みのマロンドリンクはコーヒージュリーと合わさって、冷たくて美味しい。

マロンドリンクを少し楽しむと、今度はストローを口から離して、スプーンでチョコレートソースのかかったホイップクリームを掬って口に運んだ。ビターな甘さのチョコレートソースとミルキーな甘さのホイップクリームの甘さの組み合わせは定番の甘さだが、これがシンプルで美味しい。ホイップクリームの下のマロンドリンクまみれとなったコーヒージュリーをホイップクリームに絡めて口に入れると、クリーミーでビターな甘さとコーヒージュリーの苦みが合わさって、飲み応えがあって美味しい。
「お月見ジェリコマロンショコラ」を少し楽しんだところで、「お月見シロノワールパンプキン」を食べる。


「お月見シロノワールパンプキン」は6等分にカットしたデニッシュパンの上にパンプキンソースをたっぷりとかけてソフトクリームを載せ、カラメルソースをかけてパンプキンシードを散りばめたスイーツである。既にソフトクリームが溶け始めていて、クリームがパンプキンソースに垂れ、皿の端に溶けたソフトクリームとパンプキンソース、カラメルソースが合わさって、今にもこぼれてしまいそうである。


まずはフォークでデニッシュパンを1切れ持ち上げてかぶりつく。ほかほかのデニッシュパンとソフトクリームの組み合わせは定番の美味しさだが、これにパンプキンソースの優しい甘さとカラメルソースのほろ苦さが加わって、更に美味しさが増している。パンプキンシードのカリッとした食感がアクセントになっていて、食べ応えもあって美味しい。
デニッシュパンを1切れ食べると、皿の底に溶けたソフトクリームとパンプキンソース、カラメルソースが合わさって、パンプキンシードが浮かんでいた。


2切れ目のデニッシュパンの生地に、このソースをたっぷりと吸わせ、更にソフトクリームをたっぷりと載せて口に運ぶ。温かさと冷たさが混じった甘いソースにカリッとした食感のパンプキンシードの組み合わせは、甘さとほろ苦さが合わさって実に贅沢な味わいである。パンプキンソースのほっこりとした甘さについ頬が緩んでしまう。食べ応えがあって、満足感も高い。
もっともこのシロノワールとジェリコの2品のどこがお月見なのかは分からないけれども、お月見をしながらこのメニューを楽しめたら、最高に素晴らしいと思う。しかし、残念ながら、上空には厚い雲が広がっている。そもそも今、自分が座っている席からは屋外の空を見上げることも出来ない。

ソフトクリームがだいぶ溶けてきたので、少し食べるペースを速めた。というよりも夢中になって食べてしまった。気が付くと、デニッシュもあと1切れである。残ったデニッシュで皿の底に溜まったソースを拭き取るようにして食べる。
「お月見シロノワールパンプキン」を満喫したところで、「お月見ジェリコマロンショコラ」を飲んだ。少し気分も落ち着いたところで、今度はドリンクの添えられた落花生の豆菓子を食べる。

豆菓子は茶色の小袋に入っている。表面にはシロノワールを中心に秋の草木や野菜が描かれているようである。


小袋の中には9粒の豆菓子が入っていた。


豆菓子を楽しみながら「お月見ジェリコマロンショコラ」を飲む。「お月見ジェリコマロンショコラ」の入っていたグラスが空になったところで、グラスに冷水を注ぎ、グラスをすすぐようにして冷水を飲んだ。
豆菓子が無くなって、冷水の入っていたコップも空になったところで、帰ることにした。席を立って卓上に置かれた伝票を持つと、店の入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと、店を出た。

新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅前のロータリーから空を見上げると、どんよりとした雲が広がっているものの、雲の合間に暗い空が顔を覗かせている。東南の方向の一隅がぼうっと光っていて、月が雲の向こうにあると知れた。
不意に雲の合間から黄金色に光る円盤のような満月が顔を出した。9月の満月はコーンムーンまたはハーベストムーンとも呼ばれている。この呼び名はアメリカ先住民の間で呼ばれていたもので、ハーベストムーンは秋分の日に最も近い満月を指す。ちなみに、ハーベストムーンとは収穫の月との意味である。ハーベストムーンが10月に出現した場合は、9月の満月はコーンムーンと呼ぶとのこと。

昨年も中秋の名月と満月が重なったが、必ずしも中秋の名月が満月になるわけでは無い。一昨年から3年連続で「中秋の名月」が満月と同じ日になっているものの、「中秋の名月」が満月と一致するのは7年後の2030年9月12日になるとのこと。
西の方角に見える暗い空には星が瞬いているのが見える。団地の草むらから秋虫が鳴いているのが聞こえている。空気がシメシメとしていて、南よりの風が蒸し暑く感じられた。


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