road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

Suffolk Universityの説明会に参加

2011-02-10 22:18:44 | Business School

今日は、Suffolk University の説明会に出席した。

日本では、殆ど知られていないが、100年の歴史があるボストンの大学である。

日本人の卒業生の方で、私の父親くらいの年齢の方だった。
第二の人生の準備として、55歳で早期退職されて、ビジネススクールへ進まれた
と言われていた。
 
今までお会いしたビジネススクールの卒業生の方の中で、一番丁寧に説明して頂いた、
という印象があった。

卒業生やアドミッションの方の印象で、大学の印象を決めてしまう事もある。

日本では、有名ではなく、同じレベルの英語力であれば、ボストンの他の有名大学に、
日本人は行く傾向にある、と、wikipediaでは解説してあった。



要求されるスコアは、

TOEFL Average 95(これ以下でも可能性あり)
GMAT Average 518
         Median 510

スコアは決して高くないが、ボストンで勉強したい人にとっては、朗報である。
1年制のHultよりも、魅力的で、場所も、ダウンタウンの近くで街の真ん中にあり、
環境も整っている。

ボストンで勉強したい私にとって、万が一の時の為に、魅力的であり、
説明会に参加して、良かった。


素晴らしかったのは、この方が留学生活について、80ページにも渡って本にまとめ
られている事だった。カラーで、授業の時間割からボストンでの生活の様子まで、
非常にわかりやすくまとめてあり、非売品で配られている。

今後、ゆっくり読ませてもらおうと思う。

説明会で、印象的だったのは、今後、MBA留学を考えている人へのエールとして
言われた内容で、私自身、そう感じていたので、非常に共感できた。

MBAは、日本の大学院でも取得できるが、海外で取得する事をおススメするという事だった。
その理由としては、ノーベル賞を受賞されたパデュー大学の根岸先生も、受賞インタビューで
言われていた言葉だった。



日本を外側から見る必要がある。




日本は、アメリカと並ぶ経済大国で、貨幣価値も、同じレベルなので、大ざっぱに言えば、
一万円が100ドルに相当する。

しかし、他のアジア諸国やアフリカなどから留学している人達にとって、米ドルは、貨幣価値が
高く、生活費も、日本人以上に切りつめて、アメリカで生活しながら勉強している事と思う。




そんな苦学をしながらも、必死で高等教育を受け、将来の自分の人生、自分の国を豊かなもの
にしたい、という情熱は、日本人をはるかに超える、熱いものだと思う。

その意気込みは、平凡で、不自由ない快適な暮らしをしている、日本人には、頭では理解しても
なかなか、実際には想像できない、強いもので、勉強でも、圧倒されてしまうと思う。

私が個人的に怖いのは、中国人やインド人の存在である。MBA取得に対する情熱や、今後の
人生観に於いても、腹が据わっている事だと思う。彼らの英語力も高いし、負けてしまわない
ようにしないといけない。

余談だが、最近では、日本人の英語力よりも韓国人の英語力の方が、高い。




そんな中で、日本を外側から見る事で、日本に対する考え方が変わってくるはずだ。
日本が抱えている問題や、今後、日本がどの様な方向に向かっていけばよいか、そのヒントが
わかるはずである。

世界には、留学して、人生を変えたいと思っている人が、たくさんいるという事、それに気が付く
だけでも、日本人としての意識が変わってくると思う。

最近の話題として、アメリカで勉強する日本人留学生の数が、年々減ってきている事が上げられる。

世界ランクでは、6位で、1位は、もちろん、中国だ。

Harvardで勉強する日本人より、中国人の方が、多いのが現状で、つまり、優秀な人材は、今後
中国に集中する可能性があるという事だ。

2位以下は、インド、韓国、カナダ、台湾、日本、サウジアラビア、メキシコ、ベトナム、トルコ・・・など。

日本人留学生のうち、約50%が学部生で、約20%が大学院生だが、中国はその逆で、学部生が
約30%に対し、大学院生は約50%で、インドでもその傾向にある。(朝日新聞より)




グローバル化が益々進む、今日、人、物、金や情報がインターネットを通して、容易に行き来できる
ようになり、地球が1つになってる、という環境が整ってきているのに、日本人の国際競争力は
年々、低下する一方だ。

これからの若者は、もっと米国留学を目指してもらわないと、日本は、いつまでも、いろんな意味で、
島国のままになってしまう。

余談だが、高校を卒業してからの留学で要求されるTOEFLのレベルは、大学院よりも低く、
羨ましい。勿論、大学のレベルにもよるが、大体、満点の中の50%もスコアが出ていれば、良い
のではないかと思う。

なので、もっと多くの人が、学部への留学のチャンスはあるし、卒業後のチャンスも広がる。
高校の先生は、何も教えてくれなかった・・・多分、その意識すら、ない時代だったと思う。
それが、非常に残念だ。




今回、お話をお聞きした方は、30数年間の社会人としてのキャリアを持っておられ、経験豊富なので、
他の若い学生にとって、非常に興味深く、又、その人の存在自体が、勉強になったのではないかと
思う。

若いうちに、留学する事は、勿論、今後の長い人生において、非常に有意義だが、ある程度キャリアを
積んでから、大学院に進学するという事も、意義は深い。

ビジネススクールの、ケーススタディに於いては、教授よりも実務での知識が豊富なので、逆に
教授のレベルを測れてしまうというお話が、興味深かった。

熟練されたビジネスマンから見ても、この大学の教授陣は、レベルが高い、と言われていた。

授業では、Listening力が大事だという事で、十分な睡眠がないと、講義を集中して聞く事ができないので、
睡眠も大事な仕事だと言われていた。

いつも、クラスの真ん中で、前の席に陣取り、必死で講義を聞いておられたそうで、質問のレベルが
若い学生とは、違った目線なので、いつも、クラスメートから注目される存在だった、という事だった。

私も、平均的な留学生の年齢からみると、30代なので、高い方だと思うが、果たしてそこまでの
存在になれるか、と、想像しても、簡単な事ではない。

今回のお話を聞いて、英語でのハンデがあるので、人一倍、授業は真剣に取り組んで、クラスでの
貢献度も高いものにしたいと、思った。

可能な限り、今後も色んな質問をしていきたいと思う。

 

 

 

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座談会でのお話 - William & Mary Mason Business of School -

2011-01-16 20:25:03 | Business School
昨日参加した、William and Mary Mason School of Businessの座談会での内容です。



Exective Partnershipがあり、ボランティアの大学近郊に住む、リタイアした方と
パートナーを組み、one on oneでいろいろと相談に乗って下さるというシステムが
あるという事です。

座談会を仕切っておられた松嶋さんもその一人で、授業の事、今後のキャリアの事など
親身になって相談に乗っておられる様子です。

松嶋さんは、Masonの卒業生ではないのに、東京のイベントにも出席されて、非常に
頼りになる存在だと思います。その熱心さに、感激しました。

アメリカの大学で唯一のシステムで、他の大学では真似できないそうです。しかも、
ボランティアで、そこまで深くは、なかなか出来ない事です。

又、企業のブランド価値の調査を請け負うという授業があり、実際に企業からオファーを
もらい、チームで調査して、プレゼンするそうです。ボランティアではなく、企業は
対価を支払い、その見返りを要求するという事です。

これは、貴重な仕事であり、卒業してからすぐに役に立つ事は間違いないと思います。

もはや、ケーススタディではなく、実務です。他の大学でも同様の事をやっていると
思いますが、昨日は詳しく聞く事ができたので、より具体的にイメージする事ができました。

Masonは少人数制で、教授が学生一人一人を良く把握でき、教授に直接質問もできるという事で 
じっくり勉強できそうです。

周りの環境も、遊びには程遠いらしく、勉強をする環境としては、申し分なさそうです。



又、治安が非常に良く、夜でも女性が一人で歩く事もできる環境だそうです。

でも、この話を聞いて、驚きました。アメリカは、夜は女性が一人で歩けない程、危険な
国なの・・・?

日本でも、深夜の一人歩きは、危険で避けなければいけませんが、でも時々、歩く事もあります。

でも、アメリカでは、もっと危険なのですね・・・

地域によっては、男性でも危険とか・・・?



昨日の座談会では、家族との付き合い方に話しが及びました。1年目は、授業について行くのに
必死で、語学力もアメリカ人より弱いので、毎日がいっぱいいっぱいで、奥様とのすれ違いが
起きて、険悪なムードになって、苦労したとか。

本人は、勉強で大変だと思いますが、家族も、その生活について行かなくてはいけないので、
頭ではわかっていても、つい不満が出てしまうのでしょうか・・・。

家族の支えがあっての留学でしょうが、私の計画にはない事なので、想像を絶します。

でも、お互いにいろいろな出会いがあり、日本に戻ってきても、今後の人生にプラスになる
経験になる事は間違いないと思いました。

お子さんにとっても、将来、留学を決意するきっかけになるかもしれないです。

留学する日本人の多くは、社費留学なので、昨日は、夏休みの過ごし方について、質問が出ました。

ちょっと、びっくりしたのは、企業によっては、3か月という長い夏休みの間は、帰国して
仕事をするように言われている企業があるという事です。

もし、休みを取る場合は、有給休暇扱いにするそうです。

日系企業らしいといえばそうですが、留学しているのだから、それは、ないだろう、と、思いました。

例えば、夏はヨーロッパで交換留学して、ヨーロッパを旅するのも、ありかもしれないです。

いずれにしても、ちょっと驚きました。大学には、夏休みはつきものなので、派遣する側も、
それを考慮して、学生らしい生活を送らせれば、良いのに。わかっていても、そこは、大人の
暗黙の了解です。



又、アメリカ大陸をマイクロバスで25日かけて横断しても、まだ休みが、ある、という
お話になりました。社費留学だと、時間的な余裕があるでしょうが、
私費留学では、旅行なんて、縁がないお話です。

その頃、私費留学生は、必死でインターンを確保し、就職にこぎつけなければ、いけません。

特にリーマンショック直後は、インターンそのものが減ったと聞きましたし、今もアメリカ経済は
完璧に回復したとは、言い難い状況です。



ボストンキャリアフォーラムへは、大学から飛行機代が出るとお聞きしました。他の大学は、
どうか知りませんが、充実した大学生活が送れそうな大学、という印象を持ちました。


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座談会に出席 - William & Mary Mason School of Business -

2011-01-15 23:09:38 | Business School

今日は、William and Mary Mason School of Businessの座談会に参加しました。

Masonは、治安が良く、歴史もアメリカで一番古く、少人数制で、良い大学なので非常に関心があります。

ボストンではないですが、東部でNYの下にあり、住んでみたい場所です。
イギリスの様な、レンガ造りの建物の街並みと聞いて、ますます行きたくなりました。

今日は、時期的に、大半の人が既にapplyした人達で、また焦りました。

やはり、社費留学の人が多く、インターンをする必要がないので、夏休みの過ごし方についての質問があり、
優雅だな、と、思いましたが、あまり羨ましく感じなかった。

Masonに進学する人やapplyする人の何人かは、私費で行く人がいて、私費留学生に出会う確立が
高いような気がします。

今日参加していた卒業生と、今年出願する人の中で、既に仕事を辞めて、受験勉強に専念している人が
いました。

卒業生の方は、12月に会社を辞め、3月にapplyして合格したそうです。
3か月という短期間で、GMAT, TOEFLのスコアとエッセイを揃えないといけなかったのでかなり大変で、
卒業した時期が、リーマンショックの年だったので、就職が非常に厳しく、就職は大変苦労した、と、
大変な苦労人です。

しかも、家庭があるので、家族で引っ越し、2年間の勉強生活を理解してもらわないといけない。
自分の夢は、家族の夢にしなければいけない。

私には想像できないプレッシャーです。

GMATの勉強が進まない、なかなかTOEFLで良いスコアが出ない、と、泣いている様では、まだまだ修行が足りない。

そう思いました。

今日の座談会の中でも、GMATに苦戦している、と発言している人がいましたが、卒業生の方の、大学院での勉強は、
その何倍も大変なので、今は、練習だと思わないと、入学してからが大変、という話が、印象的でした。

今を計画通り乗り切れないと、仮に入学できても、ついていけない可能性が高い。

今日は、既に会社を辞めたという人と、卒業生で、会社を辞めて準備したという人は男性でしたが、
MBA Fairでは、女性で、会社を辞めてMBA留学したという人がいて、非常に励みになりました。 Masonには、
志を持った人が、夢を実現させている、そういった印象があります。

受験勉強が、辛いと嘆いていた自分に、もっと強くなれ、と、言いたいし、そうしたい。

人生それぞれだが、辛いのは、自分だけでは、ない。むしろ、私は、恵まれた環境にある様に思う。

帰り際に、私に今日のイベントを教えてもらった方に、お礼を言うと、とりあえず、早く、Online Applicationを
完成させる様に言われました。

エッセイはまだ書いてないので、早く書かなければ。

先日のHult Internationalからも、ログインする様に言われたので、明日は、早速、志望大学にログインしようと思います。

Masonについての質疑応答については、次回書こうと思います。



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志望校のApplication Deadline

2011-01-14 01:03:40 | Business School

MITの最終ラウンドが、お正月明けに終了してしまいました。。。

早いです。去年の今頃から準備しないと、間に合わないです。

今後どうするのか、今年の9月に来年度へ向けて出願するのか、
それとも、今年の春までに、他の大学へ出願するのか。

GMATの結果次第ですが、今は、ハイスコアが取れる様に、勉強するのみです。

Application Deadlineをリストアップして、忘れないようにしたいと思います。

DUKE UNIVERSITY FUQUA March 8, 2011
NYU Stern March 15, 2011
RICE UNIVERSITY JOHNS February 22, April 5, June 7
Boston University School of Management March 14, 2011
Boston University School of Management(One Year) February 14, 2011
Georgetown University McDonough April 1, 2011


まずは、GMATとTOEFLのスコアを揃える事からです。

早くしないと~


今週はスケジュール管理がタイトすぎました。お陰で、いろいろと予定が狂い、
明日からまた立て直しです。

今週の自己管理は、自分との闘いでした。内容については、次回書きたいと
思います。


久しぶりに午前1時半まで起きているので、眠いです。

それでは、おやすみなさい




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MIT Sloan Chat Session 有意義な一時間でした

2010-12-22 23:19:02 | Business School

昨夜はMIT Sloanのチャットセッションに参加しました。

私は、現在、MITにapplyできるレベルではないですが、どうしても他の大学は
考えられません。

カウンセラーからは、今のレベルでapplyできる大学のエッセイを完成させるように言われますが、
自分自身に正直とは言えない状況です。

こんな事は、あっては困りますが、万が一の為に、来年の9月にapplyする場合、しばらく無職で
勉強だけしていても、差し支えないかどうか、聞いてみました。

ビジネススクールは、他の大学院と違って、現役で実務経験がある人が学ぶべき場所であるので、
無職で、ひたすら受験勉強だけしていた人は、対象外といっても良いと思います。

実際、カウンセラーからも、働きながら準備しないといけないと、言われました。



Admissionの答えは、入学する段階で無職でも大丈夫という事でした。

なぜ、無職だったのかという事をエッセイに書く必要がある、と言われました。

GMATのスコアだけ要求して、TOEFLのレベルは問わない、とも言われました。

この点は、既に調査済みですが、改めて、GMATをやる気になりました。


GMATさえ、よければ、何とかなる。

英語力は、エッセイやインタビューで確認するとの事です。私にとっては、英語力は力が抜けないので、
他の大学同様、TOEFLでもハイスコアを取るつもりです。

自分の自信に繋がるし、大学の授業についていけなかったら、大変です。



相変わらず、チャットセッションでは、目が回る速さで、たくさんの質問が飛び交います。

1つ1つ、ゆっくり読めないです。

その中でも、何人か、同じ質問をする人がいました。

「既にRound 1でapply済みですが、まだinterviewのinvitationをもらっていません。
既に締め切ったのでしょうか。それとも、まだでしょうか。」

私がある人の質問に対する回答を確認した感じでは、この質問には、返答がなかったです。

つまり、既に締め切ったみたいです。。。

シビアな一面を見ました。Round 1は、比較的、applyする人が少なく、ピークはRound 2です。
ここで、大半が決まり、残りはRound 3です。

Round 3になると、奨学金の特典が付かなかったりする大学もあります。

確実性を狙うなら、Round 1かな、と、思いますが、漏れる人もいるという現実を、目の当たりにしました。

もしapplyしたら、この様な質問をしないようにしたいです。

              

 

昨夜のセッションは、10:00 EDT だったので、そんなに夜更かしが辛い時間帯ではなくて良かったです。

前回は、日本時間の午前2時頃だったり、RICE Univ.は、午前4時(日本)だったりで、一日、眠かった。


昨日のセッションの内容は、HPにアップするそうです。

    

 

今日、GMAT Mathの教材が届いたので、明日から、じっくり、しかし早く数学に取り組む予定です。



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