road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

2020年代の教科書事情

2020-05-27 01:08:15 | Business School Life May 2020

デジタル時代の教科書は、もちろんeBookが選択肢としてある。

書籍か、デジタルかの選択肢があれば良いが、今回出会った教科書はオンラインのみのeBookだけという科目があった。

 

しかも書籍は米国内のシッピングオンリーで、海外発送してくれない。ならばと思い、海外の子会社を

検索し、アジアの拠点を探した。それは香港にあったが、香港のHP上で検索しても、教科書は見当たらなかった。

 

諦めて、下記の選択肢を考えた。

1. アメリカに住んでいる友人に頼んで買ってもらい、日本へ発送してもらう。支払いはPayPalを計画。

2. プリンタで全部プリントアウトする。

 

結局、2. プリンタで全部プリントアウトするという選択肢を選んだ。

理由は、教科書を今すぐに手に入れたかったから、そして人に頼るのが嫌だったから。

プリンタのインクを少なくとも3本買って、コピー用紙も3個は買ったと思う。

1章の平均が40-60ページなので、第10章までプリントアウトすると、600ページほどになる。

文字通り、電話帳サイズのファイルが出来上がった。しかも、何日もかかった。

 

ここ2ヶ月間、クラスメートの間では、全部プリントアウトするのは無理、コンビニプリントにも限度がある、

プリントアウトを諦めてオンラインで見ている、などの声があった。

 

eBookのみの教科書は使いにくい。改めて、書籍の有り難さを痛感した。

紙ベースだと、マーカーでラインを引けるし、文字も書ける。

Kindleでも本を買うけど、改めて紙ベースの本を買い直すかと思う。

 

全てeBookのみではなく、紙ベースの教科書も勿論ある。

eBookのみの教科書は、もう懲り懲り。。。

 

このビジネススクールライフでは、本が増えそう。

 

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コロナ時代のMBAオンラインプログラム

2020-05-25 22:15:38 | MBAについて思うこと

海外でMBA取得 イコール 留学だと決めていた。というより、決めつけていた。

アメリカを中心とするトップスクールを比較検討し、MBAフェアにもたくさん参加した。

ビジネススクール選びにあれだけ時間をかけたのに、なぜオンラインプログラムに

注目しなかったのか?

自分がその結論に至らなかったと考えられる理由として、次の理由が想定される。

① オンラインプログラムがあまり充実していなかった。(かもしれないし、気が付かなかったかもしれない)

② 一度こうと決めると、それしか見えないため、全く気が付かなかった。

③ 留学予備校へ通っていたので、フルタイムMBAに合格させるためのプログラムを

用意している予備校は、オンラインプログラムを視野に入れていないため、気が付かなかった。

④ 自分自身が、絶対留学するんだ、という強い意志を持っていた。

 

2020年の今、オンラインプログラムを選んで良かったと思う。それは、やはりコロナウイルス感染拡大

の影響が大きい。通学生も、今年はオンライン授業を受けているにちがいない。

それは、彼らにとって大誤算かもしれない。

 

しかし、最初からオンラインプログラムを志望して入学していれば、計画に狂いはなく、予定通り授業は

進んでいく。そういう意味で、全く動揺することなく授業に参加できている。

 

コロナウイルスの影響で、世界中の人々のライフスタイルが一変した。そしてこれからも、自宅での

勉強、仕事はスタンダードなものになっていくだろうと思われる。もし、今まであまりオンラインプログラムが

注目されていなければ、今後注目される事になるかもしれない。

必然的に、プログラムのクオリティも上がっていくだろう。

 

ビジネススクールに入学したのに、クラスメートに会ったことがない。世界中のクラスメートと会うのは無理でも、

日本人コミュニティであれば、通常なら会えるところだが、全く会えない。

当事者である私はどう感じているかというと、一人自宅で勉強しているが、その分、SNSでクラスメートと

コミュニケーションを取っているため、日本人コミュニティに限って言うと、繋がりは濃いと感じている。

文字だけの世界ではある程度の会話のボリュームを積み重ねないと、何も伝わらないという意味で、

丁寧な繋がりを持とうとしていると感じている。

 

もし、いつでも会える状態であれば、ごく限られた人達同士で会話するだけで、皆で一つになって話すことは

なかったかもしれない。中学校や高校がそうだった。教室でクラスメートの顔は認識しているけど、話したことが

ないという人は、かなりいた。だが、SNSのグループチャットであれば、発言しなくても、誰かの発言内容は

全員でシェアできる。つまり、誰かの発言に皆、大注目している。それって、かなりの統一感があるように思う。

 

コロナウイルスがもたらした新しい人間関係作りとコミュニケーション術。

この変化する瞬間にビジネススクールで学んでいることは、大きな意味があると思う。

 

これから学ぶ様々な分野において、コロナ時代の新しい価値観が創造できそうな気がする。

 

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Final Examに向けて

2020-05-25 00:02:49 | Business School Life May 2020

なるべく毎日ブログを更新しようと思っていたけど、今月も怒涛の日々でした。

睡眠時間も少なく、仕事と勉強でいっぱいいっぱいになってしまい、

ブログが脳裏をチラつくけど、やっぱりほったらかしに。

 

早いもので、4月から授業が始まって今月末でもう終わり。

課題は、Final Examに向けてひとまず勉強の仕上げに入っている。

いつも早め早めに課題を仕上げて予習に取りかかりたかったけど、

先週は週前半で体調を崩し、全てが週後半に偏ってしまい、金曜日なんて

寝不足を押して課題提出と予習の仕上げとなってしまった。

 

体調管理は大事だし、もっと毎日マルチタスクが必要。

 

とても次の授業までに完結できない量の課題があり、それをどうマネジメント

するかも、MBA取得に必要な条件だと感じた。

 

もし、MBA取得後に会社を立ち上げて、会社をマネジメントすることになったら

もっと沢山の事をやり遂げなければならないだろう。

タイムマネジメントとそれに向き合う強いメンタルと集中力。

大前提にあるのは、ブレない自分の方向性。

 

そもそも、何の為にMBA取りたいんだっけ。

 

それがブレなければ、どんなに寝不足になろうが、またPCと本を開いて学びに戻れる。

 

なんて事を考えた1ヶ月でした。

 

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Business School 入学しました!

2020-05-06 22:27:39 | Business School

6年ぶりのブログ再開です。

今までブログを更新しなかった一番の理由は、自分のブログにログインできなかった、

というオチ。

ブログ運営が大幅に変更となり、自分のID/PWがわからなくなったというのが大半の理由です。

いつもこのブログを見るたびに、永遠にログインできないのかと思っていました。

 

時は過ぎ、年齢も40代となりました。

今までの苦労を無駄にしない為にも、絶対MBA取得には決着を付けたい!

人一倍、やる事が遅いけど、私にとってこれがベストな道だったのではないかなと

実感している。

目指さなければ、たどり着かない。

そう考えよう!

人生100年の時代、まだまだ先は長い。

人生後半の準備をすると思えば、やはりMBAは、必要不可欠だ。

 

その後、どうしていたかというと、また転職して現在の会社に落ち着き、

入社して早くも5年6ヶ月が経ちました。

入社当初から、今度こそ落ち着いた環境でBuiness School入学を実現させようと

思っていましたが、会社が求める資格試験の勉強、仕事が忙しい中で、

いつも棚上げになっていました。

 

2018年に、海外MBAは諦めて、国内MBAにしようと活動を再開し、

国内MBA専門の予備校に通い出しました。

しかし、日本のビジネススクールが求める志望動機がしっくりこない。

従って、志望動機の執筆にも力が入らない状態でした。夜間のパートタイムMBAがベースだと、

現在の職場での問題解決が中心となる。私が在籍している業界は、いくら考えても、未来がない。

職場の先端での改革というよりは、会社として、もっと大きく言うと、

この業界のビジネスモデルに大変革が必要なのでは?というのが、本音でした。

 

国内MBAは、修士論文の研究計画書を提出する事が必須条件だが、

いきなり様々な論文を調べて執筆するという作業は、苦痛でした。

海外MBAが求めるエッセイは、もっと抽象的で、スケールは大きい。

いくつになっても、ビジネスはグローバルに考えたい。

合格者の志望動機書という本を読んでも、あまり参考にならない。

自分なりに、大学院が求める型にはめようとしたが、全くしっくりこない。

それどころか、修士論文の研究計画書が、どんどん良くわからない方向へ向かってしまった。

 

でも、悪いことばかりではなかった。

ある時、国内MBAフェアへ出かけた事が、今回のビジネススクール合格へと繋がった。

国内MBAフェアへ参加した動機は、志望校としていた国内ビジネススクールも出展していて、

模擬クラスを受けてみようというものだった。

今回合格したビジネススクールのブースで何気なく手にしたパンフレットを読んで、

釘付けとなった。

 

そして、即出願準備を開始して、今回の入学となりました。

無理やり自分をねじ込もうとしていた国内ビジネススクールではなく、

アメリカのビジネススクールのオンラインプログラムに入学する事を決めました。

 

良いか悪いか、TOEFL不要、GMAT不要(社会人歴8年以上)、上司からの推薦状不要、

カリキュラムは国際認証を取得済み。

 

入学後、ある期限までにTOEIC700点以上のスコアを提出すればOK。

正直、今からまた、TOEFL・GMAT roadを歩くのは非常に苦痛なので、

こんな夢みたいな条件あるんだ!

と久しぶりにまたあの、留学したかった頃の情熱がよみがえってきた。

そして、学費は、卒業までに300万円。10年前でも、アメリカのビジネススクールは、

2年で1,000万円必要だったので、非常にリーズナブル。

国内MBAも、私立だと2年間で300万円なので、国内MBAよりも私にとって、この費用は非常に

魅力的だと感じた。国内MBAを選択する時のもう一つの悩みは、カリキュラムが国際認証を

取っていないプログラムが約90%(私の感想)で、

国際認証を取得しているプログラムを探す方が、大変だと感じていた。

留学しないのであれば、せめてカリキュラムのクオリティは、国際認証レベルにこだわりたい。

 

UMass Lowell Maninng School of Business

 

MBAを目指さなかったら、一生たどり着かなかったと言っても過言ではない。

このブログで散々英語学習について書いてきたが、その英語力のおかげで、

今回何のためらいもなく入学を決断できたのは、英語学習のビフォー・アフターの

成果と言える。特に私の様に、帰国子女でも何でもない人間には、

英語の壁は大きかった。

 

これが、私の母校となる日が来ることを目標に、これから一生懸命勉強していきたいと思います。

 

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