road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

コロナ時代のMBAオンラインプログラム

2020-05-25 22:15:38 | MBAについて思うこと

海外でMBA取得 イコール 留学だと決めていた。というより、決めつけていた。

アメリカを中心とするトップスクールを比較検討し、MBAフェアにもたくさん参加した。

ビジネススクール選びにあれだけ時間をかけたのに、なぜオンラインプログラムに

注目しなかったのか?

自分がその結論に至らなかったと考えられる理由として、次の理由が想定される。

① オンラインプログラムがあまり充実していなかった。(かもしれないし、気が付かなかったかもしれない)

② 一度こうと決めると、それしか見えないため、全く気が付かなかった。

③ 留学予備校へ通っていたので、フルタイムMBAに合格させるためのプログラムを

用意している予備校は、オンラインプログラムを視野に入れていないため、気が付かなかった。

④ 自分自身が、絶対留学するんだ、という強い意志を持っていた。

 

2020年の今、オンラインプログラムを選んで良かったと思う。それは、やはりコロナウイルス感染拡大

の影響が大きい。通学生も、今年はオンライン授業を受けているにちがいない。

それは、彼らにとって大誤算かもしれない。

 

しかし、最初からオンラインプログラムを志望して入学していれば、計画に狂いはなく、予定通り授業は

進んでいく。そういう意味で、全く動揺することなく授業に参加できている。

 

コロナウイルスの影響で、世界中の人々のライフスタイルが一変した。そしてこれからも、自宅での

勉強、仕事はスタンダードなものになっていくだろうと思われる。もし、今まであまりオンラインプログラムが

注目されていなければ、今後注目される事になるかもしれない。

必然的に、プログラムのクオリティも上がっていくだろう。

 

ビジネススクールに入学したのに、クラスメートに会ったことがない。世界中のクラスメートと会うのは無理でも、

日本人コミュニティであれば、通常なら会えるところだが、全く会えない。

当事者である私はどう感じているかというと、一人自宅で勉強しているが、その分、SNSでクラスメートと

コミュニケーションを取っているため、日本人コミュニティに限って言うと、繋がりは濃いと感じている。

文字だけの世界ではある程度の会話のボリュームを積み重ねないと、何も伝わらないという意味で、

丁寧な繋がりを持とうとしていると感じている。

 

もし、いつでも会える状態であれば、ごく限られた人達同士で会話するだけで、皆で一つになって話すことは

なかったかもしれない。中学校や高校がそうだった。教室でクラスメートの顔は認識しているけど、話したことが

ないという人は、かなりいた。だが、SNSのグループチャットであれば、発言しなくても、誰かの発言内容は

全員でシェアできる。つまり、誰かの発言に皆、大注目している。それって、かなりの統一感があるように思う。

 

コロナウイルスがもたらした新しい人間関係作りとコミュニケーション術。

この変化する瞬間にビジネススクールで学んでいることは、大きな意味があると思う。

 

これから学ぶ様々な分野において、コロナ時代の新しい価値観が創造できそうな気がする。

 

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