今年の夏休みの工作教室の教材の金属探知機です
前回はこんなキットを組み立てました
がLEDの点灯がなくちょっと物足りなかったので、、
別のキットを試作しました
虫眼鏡型のプリント基板にこれらの部品をハンダ付けしていきます
ICとICソケットも付属しています
まず小型1/4W抵抗をつけていきます
小さいのでカラーコードは拡大鏡で確認します
親切にカラーコードが漢字で書かれているので楽です
赤赤赤は2,2KΩです 茶黒黄は100KΩです
背の低い部品から付けて行くのが鉄則なので
抵抗の次はスイッチやICソケットを付けます
特にICソケットは向きがある(万一ソケットは反対向きに付けてしまっても
ICを正しい向きに差し込めば大丈夫です)し、
傾きやすいので対角線に仮付けしてから
他のピンをリズミカルに半田していきます
ピンは甘いので押し過ぎると表面に飛び出してしまいますから注意が必要です
次、コンデンサーを付けます
珍しくフィルもコンデンサーが使ってあります
コンデンサーに向きはありませんが隣に付けるトランジスター
2SC1815と2SA1015は向きがあるので注意です
基板にかまぼこ型の絵が描かれているので解りやすいです
このキットの特徴のインジケーターLEDを取り付けます
真っ直ぐきれいに揃えた方が見栄えが良くなります
この3本足の部品はトランジスタではなく
3端子レギュレーター、電源の006P電池の9Vを5Vに変換します
なので入力と出力端子があるので向きがあります
これもかまぼこ型の絵が描かれていますからそれに従います
3端子レギュレーターは逆につなぐと燃えちゃうものもありますので注意です
ブザーは基板の反対側に付けます
感度調整の半固定ボリュームも付けます
ICを差し込みましょう
足を直角になるよう少し内側に曲げます
足は製造時量産しやすいように斜めに傾いているのです
向きを確認して慎重に差し込みます
ここで電池006Pを仮に繋いで動作チェックします
不安定な発振回路になっているので特にIC回りのハンダがしっかりしていないと
浮遊容量で動作が不安定になるようです
その場合はもう一度半田ごてではんだしたところを押さえてハンダを
充満させれば直ります 穴開きなどのハンダ不良もチェックします
テストでちゃんとLEDが点けば本格的に電池ボックスをネジ止めします
電池の交換時に力が入って表面の電子部品をつぶす可能性がありますので
子ども向け工作の場合は牛乳パック等で基台を作り
電池は別の場所に付ける方がいいでしょう
コイルが磁力線を生じさせますが金属物に近づけると
外乱が起こり、発振が変化するのでピーッとブザーが鳴ります
LEDも光るので金属を見つけたって感じになります
面積の大きなアルミホイール等によく反応します
巻いた糸ハンダにも反応
10円玉にも反応
お仲間のIWさん&Iwさんにお手伝いいただいて下ごしらえ
たくさんハンダ付けできました 全数動作チェックです
付属のブザーは音が小さいので音の大きなブザーを追加します
これなら楽しく遊べますよ
出前の準備
バイク便です
さて、準備ができました
出前授業ではどんな面白い宝探しゲームができるかな、、、
楽しみです♫。