テレビ番組「ぶっちゃけ寺」での尼僧のコメントの中に、はっとさせられる一言があった。
乳がんになった母親が、家族にも言えない心の中の苦しみを相談した相手が今の師僧だという尼僧の話。
彼女は、「何が大切か?」と言われたら、それは”家族の笑顔”だと答える。
がんとの闘病生活の中で、子どもが学校から帰ってきて母に笑顔で問う。
「お母さん、何してたの?」
「うん。生きてた!」と笑顔で応じる。
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人は、無条件で受け入れてもらえると生きていける。
我々は常に計らいで生きている。
イエスかノーか、
善か悪か、
損か得か、
愛か憎か 等々。
子どもが家に帰って
母親からぎゅっと抱きしめられるように
何の計らいもなく受け入れられたら
自分の存在感がそこに生まれるのだ。
NHK 100分で名著
「歎異抄」の解説をヒントにメモ
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臨床心理ならまず受容するだろう。
「きつい。できない。」
「そうか、無理しないで」と、まず受け止める。
教育は
「がんばれ、できる。」
「いつやるんだ。今でしょう」と、先へ進める。
それで乗り越えていくこともある。
それで追い込んでしまうこともある。
だから、学校には両者が必要なのである。
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