教育と臨床心理のおもちゃ箱

歳を重ねるとは経験知が増える。知が統合し、また新たな知恵となる。教育と臨床心理を軸に思いを伝えたい。

ゲーム依存(NHKTVを見て走り書きメモより)

2020年08月27日 | 臨床心理

 ゲームをしなければならない奥に潜む心の苦しみを理解していくことが大切だ(ゲームで引きこもり家族の人間関係が崩壊した母親)。八木先生のアドバイスで、付箋に一言だけ良さを認める言葉を書く。「ご飯の後片づけてくれてありがとう。」など。両親がそういう思いで子どもを見ていった。

 しばらくして、家族の雰囲気が変わり、やがて、外に出られるようになった。今は、ゲームもしていない。ゲームの裏に隠された現実の状況を知る(人とうまくコミュニケーションがとれない、自分に自信がない)、ゲームを一緒にして話の材料にするとゲーム業界としては嬉しい。

 おじいちゃんとゲームの話をするとか。ルールが決められない家庭の状況、(親が帰ってこないなど)はどうなのか。親がレベルの高い所を目標にして求めると受け入れられない。本人が30分でも1時間でもゲームをやめるというのならやらしてみる。

 自分で決めることはとても大切である。

 最後は、相談機関や医療機関に頼る。子どもとつながることで大切なことを見つけることが出来た。

 セルフケアで自分の状態を管理することの大切さ。少年は、病院に行くと自分と同じ人がいると安心できると語った。「病室にいてもいいんだ」と認められた気がしたとも……。

 

                             NHK TV 番組を見てのメモより



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