「茶道の神髄」は、中学校での伝統文化学習を取り入れる時に、茶道についての知識を得ようと購入した本からの引用です。
地域の裏千家支部の先生方からの協力を得て、1グループ6名の生徒に2名の先生方がご指導いただけるという貴重な体験の場でした。
冬場の寒い体育館の床に敷かれた柔道畳の上で、和服姿の先生方からお辞儀の真・行・草について真剣に学ぶ生徒たち。週2時間×5回という限られた時間でしたが、第1回目 . . . 本文を読む
茶の湯の神髄は茶事の中にある
(小西宗和著「茶の湯入門」より引用)
一服のお茶を心を込めて点て、お客様においしく飲んでいただく。
お客様も亭主の心入れに感謝をする。
それが茶の湯のもっとも大切な心得である。
茶道の決まりごとは400年以上かけて培われてきた合理性である。
例えば、茶碗の正面を向けてお客様にお出しするのは、
いちばん美しいところを見せるためだし、
茶 . . . 本文を読む
詩を味わうこと
無駄や余分を排除して合理化してしまうと
確かに効率的かもしれませんが
どうしても、ものの考え方や人間関係が味気なくなります。
人間はすべったり転んだり悩み苦しみながら
時には無駄なことも経験して生きていく。
そこに深みや味わいが出るのではないでしょうか。
時代を越えて今も残る名詩には
人々の胸を打つ言葉の力や詩情が満ち溢れています。
今の人たちに足りないのは心の余裕でしょう。
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