教育と臨床心理のおもちゃ箱

歳を重ねるとは経験知が増える。知が統合し、また新たな知恵となる。教育と臨床心理を軸に思いを伝えたい。

「茶道の神髄」について

2015年11月02日 | 解説
「茶道の神髄」は、中学校での伝統文化学習を取り入れる時に、茶道についての知識を得ようと購入した本からの引用です。  地域の裏千家支部の先生方からの協力を得て、1グループ6名の生徒に2名の先生方がご指導いただけるという貴重な体験の場でした。  冬場の寒い体育館の床に敷かれた柔道畳の上で、和服姿の先生方からお辞儀の真・行・草について真剣に学ぶ生徒たち。週2時間×5回という限られた時間でしたが、第1回目 . . . 本文を読む

茶の湯の神髄

2015年11月02日 | 中学校掲示用
茶の湯の神髄は茶事の中にある       (小西宗和著「茶の湯入門」より引用)   一服のお茶を心を込めて点て、お客様においしく飲んでいただく。  お客様も亭主の心入れに感謝をする。  それが茶の湯のもっとも大切な心得である。    茶道の決まりごとは400年以上かけて培われてきた合理性である。  例えば、茶碗の正面を向けてお客様にお出しするのは、  いちばん美しいところを見せるためだし、  茶 . . . 本文を読む

詩を味わうこと

2015年11月02日 | 中学校掲示用
詩を味わうこと  無駄や余分を排除して合理化してしまうと 確かに効率的かもしれませんが どうしても、ものの考え方や人間関係が味気なくなります。 人間はすべったり転んだり悩み苦しみながら 時には無駄なことも経験して生きていく。 そこに深みや味わいが出るのではないでしょうか。 時代を越えて今も残る名詩には 人々の胸を打つ言葉の力や詩情が満ち溢れています。 今の人たちに足りないのは心の余裕でしょう。 . . . 本文を読む