通勤の電車でのこと。
晴天の平和な昼下がり。
3歳ぐらいの女の子が、泣き叫んでる。
その泣き方が尋常じゃない。
怖い怖いを連発している。
女の子やし?電車が怖い子もいるんだなと思ったんだけど、
トンネルも全然ないし、混雑もしてないし、車内放送のおっちゃんの声が不気味というわけでもない。
お母さんがだっこして、お父さんもとなりにいるし、とても明るくて、怖い要素が見当たらない。
そうこうするうちに、子供の泣き声がエスカレート。
「早く!降りるー!降りる!早く!早く!早く!」
「帰りたい帰りたい、おうち帰るー!!降りたい!降りたい!降ーりーたーい!!いや゛ー!」
「怖いっ、怖いっ、怖、、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!」
尋常じゃないこの怖がり方、こっちも怖い。
「たちけて、ぅえっ、えっ、ぇっ」
嗚咽。声になってない。
そして
「おばっ…あ゛ー、いやーっ、怖!!」
(゜A゜;;;)!
「あ゛か゛い゛ふ゛くー!!!!」
ヤバイ。絶っ対、見えてるこの子。
何が見えてるのか、何かがいるんだろうが、可哀相に…。私には見えず、想像もできない。
でも、かれこれ30分体力省みず泣き続けてる。心配すぎる。
見兼ねた車掌さんが、
「電車がすれ違う時の音って大きいですからね、びっくりするんですね、向かいの席のが少しはマシと思いますよ
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」
とアドバイス。
いや、絶対ちゃうやろ。でも車掌さんもきっと分かっててそういうしかないんやろな。
そして一応向かいの席に座ってみる3人。
「やーっ!!!怖いっ!怖い!!!は゛ん゛た゛い゛が゛わ゛ー!」
もう無理。
そこに、いるんですね、何か。
お願いやから、途中下車したげて、お母さん(涙)
どうみても異常やし、そんだけフルパワーで泣き叫び続けて、体力も心配。
せめて車両を隣りに移るとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0166.gif)
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彼らの向かいの席に何がいるのかあるのか、私には分かりませんでした。
ただ、小さい子は「見える」という話はよく聞きますので、
自分に子供が出来た時は信じてあげたいと思います。