7/7(木)〜7/8(金)太陽光発電パネルを自宅の屋根に設置した。自宅はセキスイハウスで建設した為、シャープ「NU-215AE(単結晶)」を西南西に26枚、東北東に21枚、合計47枚設置した。出力10.10kw。
現在、日本の平均的設置出力は4.4kwなので、約2.3倍だ。オール電化だが、電気代は通常家庭の約3倍使用している(年間¥335,075、16,930kwh)。何が一番電気使用量が多いと言うと、屋外に設置している電気温水器である事が判明した。屋外設置の電気温水器をエコキュートに変え、エアコンを2台新製品にかえる事で、月¥7,634の割安になる(理論上、実際にはより割安になる予想)。
10kw未満は10年間迄1kw辺り¥31.00で買取(2009年制度開始、11年目以降は未定だが、海外では約3分の1強になる。2019年以降に設置すると¥24.00に低減されるらしい。10kw以上は¥25.92(消費税込)で、契約時の買取価格にて20年間買取あり(その後は上記同様)。
太陽光発電パネルとエコキュート・エアコン2台分を含めたオール設置金額は、約12年1ケ月で元は取れる計算になる。また、太陽光発電パネルのみの設置金額だけだと11年9ケ月で、計算上元が取れる。実際はこれより1〜2年早く原価償却出来ると予想している。実際に設置した家屋での実質値は、約10〜15%良い。
10.10kwシステムでの環境保護貢献を石油消費年間削減量に換算すると、18L缶約126本分(2,268L)、CO2排出年間削減量に換算すると杉の木約224本分の吸収量に相当(約3,143kg-C)するようだ。
2007年に家を建設した際に、太陽光発電を検討したが、将来発電効率のより良い、更に軽量で安価なパネルが出来るまで待っても遅くはないと考えていた。住宅メーカーに建設時と数年前にも見積を取ったが、高くて説明も不充分で納得がいかなかった。
今年(2016年)4月より電力自由化になり、原発に反対している私は、原発推進派の関西電力から別の電力会社に変更しても、電力源には変わりはない事から模索していた。
太陽光発電は日没〜翌朝日が昇るまでは関電から電力を止むを得ず購入しなければならないが(夜23時〜朝7時まで夜間料金で昼間の約3分の1程度)、今後(15年〜20年後)屋外蓄電池を購入する予定だ。今は蓄電力は1日持たない物でも150万円以上もする。性能が上がり効率の良い安価な蓄電池が出来るまで待った方が良い。屋外蓄電池があれば、日没〜翌朝日が昇る間も太陽光自家発電で賄える。
太陽光発電パネルを設置したが、国・関電の承認を得てから太陽光自家発電が開始される。その期間は約1ケ月〜1ケ月半(10kw未満だと約3週間)かかる。
原発推進派の関西電力に支払っている電気代を、自然エネルギーである太陽光自家発電に変える意義は大きい。
◯予測発電量
西南西 215W × 26枚 × 90.5%=5,058.95W(西面約85%、南西面約96%の平均値)
東北東 215W × 21枚 × 79.0%=3,566.85W(北東面約73%、東面約85%の平均値)
合計出力 8,625.8W 予測発電量 9,992W
(予測発電量は大阪にて4.4kw合計出力の場合、予測発電量は年間5,097kwhを元に計算)
(全国平均は5,315kwh、最大は松本の5,914kwh、最低は新潟の4,608kwh。)
太陽光発電協会(JPEA)データ & SHARP総合カタログ 2016-4 P25記載データより
【品名・仕様・数量】
■太陽電池モジュール「シャープNU-215AE」47枚(単結晶、1318mm×1004mm×38.5mm、14.7kg×47枚=690.9kg)
■パワーコンディショナー(屋外)「JH-45GB3(定格出き力4.5kw)」1台
■パワーコンディショナー(屋外)「JH55FC3P(定格出力5.5kw)」1台
■カラー電力モニター:「JH-RWL7A(7v型)」1台
■モニタケーブル「JH-YM301」1式
■センサーケーブル他「JH-YS201」他1式
■CTセンサー「JH-AS04」1台
■ラックシステム「特殊架台(支持瓦仕様)」1セット
■接続ケーブル「SZ2S5A/20P/30P」8セット
■太陽光発電設置工事費(災害物損害補償込)「太陽電池モジュール/架台取付」1式、「パワコン取付他/電気工事」1式
■諸費用「まるごと15年保証」1台、「連系、関西電力申請費他」
■三菱エコキュート(角型)「SRT-W46(PMCB-D1SE込)」1台(460L)
■エコキュート脚部カバー「GT-L460A」1台
■電温・EQ交換設置工事費「配管工事、電気工事、廃棄他」1式
■10年プレミアム保証「エコキュート」1式
■エアコン取替工事(1F-ダイニングキッチン)ダイキン「S40TTFXP-W(14畳程度)」1式
■エアコン取替工事(2Fアトリエ)ダイキン「S28TTFX-W(10畳程度)」1式
■集中工事特別割引(神戸市)、他値引
【設置までの経過】
6/4(土)次男が太陽光発電についての説明概略。
6/11(土)太陽光発電についての概略と屋根設計図コピー提出。
6/12(日)太陽光発電についての社長説明。
6/14(火)屋根および室内調査。
6/19(日)見積と説明、契約。
6/21(火)正式見積送付。
6/26(日)太陽光発電パネル設置現場視察。
7/2(土)業者から近隣への設置工事の案内。
7/3(日)業者の事務所訪問と工事契約書・アンケート等提出。
7/7(木)初日工事(13人)。(室内)エアコン2台、コンセント、カラー電力モニター等設置。(室外)温水器エコキュート、パワーコンディショナー2台設置。太陽光発電パネル設置。
7/8(金)2日目午前中工事(7人)。太陽光発電パネル設置。
8/6(土)関電スマートメーター設置完了(国・関電承認)。
8/7(日)太陽光自家発電開始。
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