10/1(日)千葉市中央区蘇我にあるアリオ(Ario)に行った。アリオ2Fにある「くまざわ書店」で『日記の魔力』表三郎著(サンマーク出版、2004.08.30発行206頁¥1,365)を購入した。また『答えが見つかるまで考え抜く技術』表三郎著(サンマーク出版、¥1,365)も予約した。10/4(水)運転免許センターの昼休み時間中に『日記の魔力』を読んだ。
10/8(日)『日記の魔力』について自分なりに纏めてみた。
人生は輝ける大海原を渡る大航海だが、レーダーもGPS(全地球測位システム)も搭載しない船で渡るようなものだ。しかし日記を書くことによって自分の現在位置がわかり、進むべき方向が見えてくる。また日記をつけることによって、ムダを省き早く目的地に到達できる。人生を迷路のように考えている人がいるが、それはもったいない。
日記に感想を書く必要はない。卓越した文章力も必要ない。朝起きてから夜寝るまで、その日一日の自分の行動を時間の推移とともに克明に書き記していく。行動の記録「行動日記」だ。なぜなら日記をつける目的は「自己管理」であるから。人生を思いどおりにする為、自分で管理すれば、どのような環境にあっても、その流れに左右されることなく、自分自身の流れをつくることができる。自分の人生の主導権を握ることができる。これこそが本当の「自由」であり、日記による自己管理で「自由」を手に入れている。だから自己管理は楽しい。
行動日記をつけると今まで気がつかなかった「自分」に出会う。なぜならセルフイメージ(自己像)と事実上の自分(真実の自己)の間には大きな「落差」があるからだ。日記を書くことによって「自分が何者であるかを知る」ことができる。ありのままの自分を受け入れ、セルフイメージを現実に即したものに修正して初めて、人は「そんな自分が理想的な自分になるには何をすればいいのか」という問題に取り組むことができる。
日記は過去の思い出ではなく、自分の未来をつくっていくためのものだ。感想を中心にした日記の欠点は感想がないと書かなくなってしまう。書くことがなくて書けない、結局は日記を書かなくなってしまう。内省は「反省するために」と思っているが、あとから読み返すと不愉快きわまりない愚痴にしか感じられず、まったく効果がない。「あれをやっておけばよかった」ではなく「今日からはこうしよう」と宣言する。そのとき大切なのが、肯定的な具体案を明記することである。
例にあげると読みかけの本の多くが十二、三ページで止まっていたことが日記でわかった。また五十ページまで読んだ本は最後まで読んでいることもわかった。五十ページまで読んだ本は最後まで読んでいる。どんな本でも五十ページまで読むと、全体像が見える。そこで読みかけの本をなくすコツは、「五十ページまで一気に読む方針を立てた」と日記に書く。これで読みかけのまま放ってあるという本は激減した。
「天気」等の調べればわかるような公の記録は捨て、個の記録を残す。「時間」は正確に記録する。なぜなら自分の時間を管理できるようになる。「場所」は記憶を呼び出す「カギ」である。日記をつけると「記憶力」がよくなる。「発想」ではなく、発想が定着した「着想」を記録する。将来の宣言を書くことにより自分の未来をつくっていく。
記憶というのはいいかげんなもので、無意識のうちに「すりかえ」が起こる。自分に都合のいいように記憶が改竄される。こうしたいいかげんな記憶に惑わされないためにも、日記は定期的に読み返すことで、真実の自分を維持する事が必要である。日記をパソコンでつけると脳が軽くなる。日記は脳の中で眠っていた回路にアクセスする道具であり、日記ほど自分にとっておもしろい読み物はない。集中して読み返すをすることで新たな着想が浮かぶ。日記を読み返すことが、問いを考え抜くことになる。「問いのプール」はつながっており、答えはすべて自分の中にある。日記をつける。この習慣こそが人生を劇的に変える。
以上だが、私は著者が「九十六年の末から九十七年にかけて、まるで連続して核爆発が起きたような衝撃とともに、私の思想領域は広がっていったのである。マルクスを捨てたのも、その流れのなかでの出来事だった。(148頁)」とある。その衝撃とは何だったかが一番気になった。また「どのような思索の末にマルクスを捨てたかは、それだけで一冊を要する話なのでここでは割愛するが、結論として私はマルクスを捨てた。(45頁)」とある。その一冊を要する話を早く発刊して欲しい。
★表三郎(Wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A8%E4%B8%89%E9%83%8E
★第54回駒場祭 表三郎氏講演会:
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/9281/index.html
★office-ebara.org第2次PC講座テープおこし 表 三郎 2000.3.11:
http://www.office-ebara.org/modules/xfsection04/
article.php?articleid=46
★This Month インタビュー 第10回表三郎氏 Timebook Town(前編):
http://www.timebooktown.jp/Service/clubs/00000000/
f06/f06_10_01.asp
★This Month インタビュー 第10回表三郎氏 Timebook Town(後編):
http://www.timebooktown.jp/Service/clubs/
00000000/f06/f06_10_02.asp
★「日記の魔力」おススメ!:
http://www.geocities.jp/serizawa_kojiro/9-nikki.htm
★エニアグラム研修報告「日記の魔力」表三郎著について:
http://d.hatena.ne.jp/kolbe/20050911
★生涯学習ブログ:http://gakusyuu.blog.ocn.ne.jp/gakusyuu/
2006/05/post_6489.html
★人生を成功に導く読書術おやじむしの3分書評:
http://plaza.rakuten.co.jp/successread/diary/200609300000/
★なるしす日記表三郎「答えが見つかるまで考え抜く技術」より:
http://d.hatena.ne.jp/narushisu/20051101/1130803212
★Jandy's Blog『答えが見つかるまで考え抜く技術』表三郎著(サンマーク出版):
http://blog.goo.ne.jp/jandy7322/e/
50d6cb4fbd066927c666e96315f81815
★Jandy's Blog『日記の魔力』表三郎著(サンマーク出版):
http://blog.goo.ne.jp/jandy7322/e/
e115acdd5192520d21760da584b7aff3
★Jandy's Blog「表三郎氏」:
http://blog.goo.ne.jp/jandy7322/e/
737043606ea1ea29ee7a943b34f7b987
「くまざわ書店」アリオ蘇我2F:TEL 043-209-2020
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人生は輝ける大海原を渡る大航海だが、レーダーもGPS(全地球測位システム)も搭載しない船で渡るようなものだ。しかし日記を書くことによって自分の現在位置がわかり、進むべき方向が見えてくる。また日記をつけることによって、ムダを省き早く目的地に到達できる。人生を迷路のように考えている人がいるが、それはもったいない。
日記に感想を書く必要はない。卓越した文章力も必要ない。朝起きてから夜寝るまで、その日一日の自分の行動を時間の推移とともに克明に書き記していく。行動の記録「行動日記」だ。なぜなら日記をつける目的は「自己管理」であるから。人生を思いどおりにする為、自分で管理すれば、どのような環境にあっても、その流れに左右されることなく、自分自身の流れをつくることができる。自分の人生の主導権を握ることができる。これこそが本当の「自由」であり、日記による自己管理で「自由」を手に入れている。だから自己管理は楽しい。
行動日記をつけると今まで気がつかなかった「自分」に出会う。なぜならセルフイメージ(自己像)と事実上の自分(真実の自己)の間には大きな「落差」があるからだ。日記を書くことによって「自分が何者であるかを知る」ことができる。ありのままの自分を受け入れ、セルフイメージを現実に即したものに修正して初めて、人は「そんな自分が理想的な自分になるには何をすればいいのか」という問題に取り組むことができる。
日記は過去の思い出ではなく、自分の未来をつくっていくためのものだ。感想を中心にした日記の欠点は感想がないと書かなくなってしまう。書くことがなくて書けない、結局は日記を書かなくなってしまう。内省は「反省するために」と思っているが、あとから読み返すと不愉快きわまりない愚痴にしか感じられず、まったく効果がない。「あれをやっておけばよかった」ではなく「今日からはこうしよう」と宣言する。そのとき大切なのが、肯定的な具体案を明記することである。
例にあげると読みかけの本の多くが十二、三ページで止まっていたことが日記でわかった。また五十ページまで読んだ本は最後まで読んでいることもわかった。五十ページまで読んだ本は最後まで読んでいる。どんな本でも五十ページまで読むと、全体像が見える。そこで読みかけの本をなくすコツは、「五十ページまで一気に読む方針を立てた」と日記に書く。これで読みかけのまま放ってあるという本は激減した。
「天気」等の調べればわかるような公の記録は捨て、個の記録を残す。「時間」は正確に記録する。なぜなら自分の時間を管理できるようになる。「場所」は記憶を呼び出す「カギ」である。日記をつけると「記憶力」がよくなる。「発想」ではなく、発想が定着した「着想」を記録する。将来の宣言を書くことにより自分の未来をつくっていく。
記憶というのはいいかげんなもので、無意識のうちに「すりかえ」が起こる。自分に都合のいいように記憶が改竄される。こうしたいいかげんな記憶に惑わされないためにも、日記は定期的に読み返すことで、真実の自分を維持する事が必要である。日記をパソコンでつけると脳が軽くなる。日記は脳の中で眠っていた回路にアクセスする道具であり、日記ほど自分にとっておもしろい読み物はない。集中して読み返すをすることで新たな着想が浮かぶ。日記を読み返すことが、問いを考え抜くことになる。「問いのプール」はつながっており、答えはすべて自分の中にある。日記をつける。この習慣こそが人生を劇的に変える。
以上だが、私は著者が「九十六年の末から九十七年にかけて、まるで連続して核爆発が起きたような衝撃とともに、私の思想領域は広がっていったのである。マルクスを捨てたのも、その流れのなかでの出来事だった。(148頁)」とある。その衝撃とは何だったかが一番気になった。また「どのような思索の末にマルクスを捨てたかは、それだけで一冊を要する話なのでここでは割愛するが、結論として私はマルクスを捨てた。(45頁)」とある。その一冊を要する話を早く発刊して欲しい。
★表三郎(Wikipedia):
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★第54回駒場祭 表三郎氏講演会:
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