8/23(土)神戸・三宮にある「ジュンク堂・三宮店」に行った。「苫米地英人著『なぜ、脳は神を創ったのか?』フォレスト2545新書(¥972)」をQUOカードで購入した。
【内容紹介】
◆あなたは神や仏を信じますか?
あなたはこれまでの人生で、困ったとき、思わず「神頼み」してしまった
という経験があるのではないでしょうか?
・「仕事」で売り上げが上げられず、神頼みをしてしまった
・「資格試験・入試」のために、神頼みをしてしまった
・「恋愛」をしているなら、恋愛運や運命の人と出会うために、占いや恋愛の神様に祈った
・「人間関係」に悩んで、思わず神頼みをしてしまった
・「身内の不幸や病気」に悩んで、神様に助けてほしくなった
そんな経験があるのではないでしょうか? そもそもあなたは
「神様や仏様を信じていますか?」
神様を信じていなくても、神棚や地蔵、ご先祖のお墓の前にたつと
思わず手を合わせてしまうのではないでしょうか?
本書は、脳機能学者であり、認知科学者、分析哲学者、
天台宗ハワイ別院国際部長、チベット仏教カギュー&ゲルク派
傳法大阿闍梨である苫米地英人が現代人への
「信仰に頼らなくてもいい幸福な生き方」を示した本です。
◆「宗教」と神のカラクリを知らない人は騙される!
現代の日本にも宗教は多くあります。
日本人は無宗教だといわれることが多いですが、
無宗教といわれる人でも墓参りでは仏教様式の人が多いはずです。
仏教様式と言っても、臨済宗、曹洞宗など様々な宗派があると思います。
新宗教といわれる宗教に入信している人も多いですし、
キリスト教、イスラム教の人もいらっしゃるでしょう。
宗教ではないですが、近年流行っているスピリチュアルブームも
何かを信じる、信仰するという意味では同じです。
信仰の自由はすべての人に保証されていますが、
戦争を起こすきっかけになったり、カルト教団に勧誘されたりと、いいことばかりはありません。
人が見えないものを信じるとき、すごい力が生まれます。
過去の歴史を振り返れば、国家を転覆させるほどの力を持つのです。
宗教史、神に対して正しい認識を持っていなければ、
騙されたり、間違った方向に流されたりしてしまうはずです。
本書を読めば、
「なぜ、人は宗教を求めるのか?」
「なぜ、煩悩のない神のお告げを信じて、殺し合いをしてしまうのか?」
「なぜ、一部のキリスト教原理主義者は産婦人科医を殺せるのか?」
「なぜ、宗教史に存在しない宗教が生まれるのか?」
「なぜ、イスラエルのヒルトンホテルでは肉とミルクを注文できないのか?」
「なぜ、アメリカはドイツに原爆を落とさなかったのか?」
「ケネディ、キング牧師が殺された本当の理由とは?」
「なぜ、ゲーテルは全知全能の神がいないと証明できたのか?」
「なぜ、最弱の宗教である仏教が多くの人を引きつけるのか?」
「なぜ、日本の仏教は釈迦の教えと無関係なのか?」
「なぜ、南無阿弥陀仏と唱えるのか?」
「なぜ、オリジナルの仏教にはない『浄土』が生まれたのか?」
などといったことがわかるようになります。
神様や宗教に頼らなく
【内容】(「BOOK」データベースより)
生まれつき脳に刻みこまれた「死への恐怖」のために、脳は自ら神を創り、さらには宗教、国家を創ってきた!ベストセラー連発の脳科学者であり、オウム真理教の脱洗脳でも有名な苫米地英人が「脳科学」と「宗教史」が証明した「幸福な生き方」を初めて解説!「人間関係」「お金」「病気」「将来」…などの不安・恐怖・トラブルから、あなたを解き放つ最新の脳科学とは。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
苫米地/英人
脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。上智大学外国語学部英語学科卒業。現在、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIインターナショナル日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【登録情報】
新書: 223ページ
出版社: フォレスト出版 (2010/6/4)
言語: 日本語
ISBN-10: 4894518155
ISBN-13: 978-4894518155
発売日: 2010/6/4
商品パッケージの寸法: 17 x 10.8 x 1 cm
★amazon『なぜ、脳は神を創ったのか?』
2010/6/4
★ジュンク堂書店三宮店:http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=15
TEL.078-392-1001、兵庫県神戸市中央区三宮町1-6-18、営業時間:10:00-21:00、定休日:無休
神が存在しない事は、グレゴリー・チャイティンが科学的に証明している。数学者・コンピュータ科学者のチャイティンの不完全性定理は1987年に証明され、1989年にカーネギーメロン大学に招かれてレクチャーを行い、世界の数学者を震撼させた。さらに宗教哲学者のパトリック・グリムは、1991年にグリムの定理を発表し、神は存在しないと証明した。1991年は神が正式に死んだ年。
彼の証明は、数学で記述されているが、簡単に言葉でまとめれば、「神を完全な系と定義するとゲーテル=チャイティンの定理により、神は存在しない」という非常にシンプルなもの。神という系があるとしても、神のいうことには必ず矛盾が入り込むし、系のなかに神にも証明できない命題が入ってしまう。だとすれば、それは神ではない。
グレゴリー・チャイティンは【アルゴリズム的情報理論】によってゲーデルの不完全性定理、またはチューリングの停止問題という公理系における『計算限界性』を数学的に定義した学者。いわゆるゲーデル文、という公理系の無矛盾性を証明できない言明をLISP(リスプ)というメタ数学的プログラミング言語によって、表現した。ゲーデル文はLISPでは【ランダム数・Ω(オメガ)】として表現された。「ランダム数」。Ωは彼の名を冠して敬意とともに「チャイティン数」とも呼ばれる。
★Wikipedia「グレゴリー・チャイティン」
グレゴリー・チャイティン(Gregory "Greg" J. Chaitin, 1947年 - )は、アルゼンチン出身、アメリカ在住の数学者、コンピュータ科学者。60年代に情報理論の分野に、ゲーデルの不完全性定理とよく似た現象を見いだす。つまり、その分野上での決定不可能な命題を発見し別種の不完全性定理を得た。チャイティンの定理によると、十分な算術を表現可能などのような理論においても、いかなる数であろうともcよりも大きなコルモゴロフ複雑性を有することがその理論上では証明できないような、上限 c が存在する。ゲーデルの定理が嘘つきのパラドックスと関係しているのに対し、チャイティンの結果はベリーのパラドックスに関係している。1995年に、メイン大学から博士号を授与される。現在は、IBMのトーマス・J・ワトソン研究所で働いている。幾つかの本を執筆しており、日本語に訳されている。
★不完全性定理による神の非存在の証明とその限界に関するイマニュエル・カントの先駆的業績について:http://blogs.yahoo.co.jp/w4105015/17789247.html
命題:「私は嘘つきである」 さて、この命題は真か偽か
この命題が真であるならば、「私は嘘つきである」という私の発言は正しいことになり、嘘をついていないことになり矛盾が生じる。また、この命題が偽であるならば、「私は嘘つきである」という発言は正しいことになり、この命題は真としなければならない。つまり、この命題は決定不可能な命題である。
このように不完全性定理は、システム内部に決定不可能な命題が発生するため、命題の真理性について判断できなくなることが必然的に起こることを証明した。真理性について判断をするためには、システムの外部からでないと不可能であり、システムの限界を示したのである。
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