見出し画像

Blog☆HiloⅡ

秋晴れの土曜日はハイキング

山梨県甲州市にある鶏冠山に登ってきました。
不思議な名前の山ですが,その由来は山頂にある大きな岩にあります。
麓からこの岩を見ると鶏のトサカに見えるのだそうです。
ボクは見たことありませんけど,どのように見えるんだろうね。

さて,その山頂には鶏冠神社があります。

一瀬高橋の鶏冠神社の奥宮として祭られた小祠だそうです。

今日はR411の最高点の柳沢峠の登山口から登りました。

登り始めたのが7時半。

青空が広がっていますが,気温はまだ上がらず,ロングスリーブのシャツを着て歩き始めました。

この周辺は東京都が「ブナの道」として整備しています。

何故山梨県の山を東京都が整備しているのか?
実はこの一帯を東京都が所有しているからなんです。
ではなぜ東京都が所有しているのか?
この山に降った雨水が東京都の水道水となるからなんです。
山にしみ込んだ水が東京都の水源である奥多摩湖にたどり着くわけです。
そして,東京都の水道水となります。
とても重要な役割を果たしている山なんですよ。

もう一つ,この山にまつわるお話です。
山のふもと近くを流れる川に「おいらん渕」という紅葉の名所があります。
武田信玄の所領であったころ,この辺りは黒川千軒とうたわれた甲州金の主産地でした。
その金山の秘密を守るために,川の崖に棧敷を作って遊女を集めました。
そこに一夜の宴を張って,宴たけなわのころに棧敷ごと川に落として遊女を皆殺しにしてしまったそうです。
その谷を「おいらん渕」として今に残しています。

さて,この日は紅葉には少し早く,こうして上を見上げるとまだ新緑のころを思わせるようでした。

この山は,山頂よりも展望台の方が眺めがよく,大菩薩嶺,富士山,南アルプス,秩父の山並みを見渡すことが出来ます。

特にこれからのシーズンがお勧めですよ。
厳冬期の積雪の中を登るとこのような光景を見ることが出来ますココ

下山後はR411(青梅街道)を丹波まで下りて「のめこい湯」で汗を流して岐路につきました。

アルカリ泉のいいお湯でした。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「山」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事