
今年の流行語大賞にもノミネートされた「路上飲み」という言葉。
東京に緊急事態宣言が発令されて,飲食店がアルコールの提供をやめた際に,若者が高田馬場駅前広場で「路上飲み」をして広場がゴミであふれかえりました。
区役所では広場を閉鎖する措置を取りましたが,今月1日から解放したところ再び以前の状態に戻ったそうです。
この新聞記事によれば,COVID-19の感染拡大以前からこの駅前広場の清掃に取り組んでいた大学生が現在も企業と協力して清掃活動を続けているそうです。
学生たちは,「『高田馬場のシンボル』と言える広場になって,活動が必要なくなることが最終的な目標だ」述べています。
まさに非営利団体の理念ですね。
しかし,学生の取り組みを路上飲みをする馬鹿者が理解するかというと,それはまた別の問題だと思うのです。
場所を移動して「路上飲み」は続くのでしょう。
ボクはこの問題の解決策は別のところにあると思うのです。
公共の場所でアルコールを飲むことが許されている日本の法律を改正することが先決でしょう。
路上,公園,ビーチ等で堂々とお酒を飲むことができる国は世界でもそれほど多くないと思います。
学生の活動には水を差すようだけど,点で対処しても根本的な解決にはなりません。
悲しいけれど法で縛ることが望ましいのではないだろうか。