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COCOAとはCOVID-19 Contact-Confirming Applicationの略称らしい。
役人はくだらないことを考えるんだね。
コロナが少し落ち着いてきて,マスコミではコロナ対策にかかるこれまでの政府の取り組みについての報道が増えてきました。
これはいいことだと思います。
その中でボクが気になるのはCOCOAとハーシスです。
特にCOCOAは今も国の「推奨アプリ」とされています。
ところがこのアプリが役に立ったという話を聞いたことがありません。
そうしたことがこの新聞の記事に掲載されています。
ボクは登録したことさえ忘れていたのですが,先月このアプリの通知が来たのです。
「感染者と二日間に渡って6時間接触した」という通知です。
しかしその通知の記載を読んでもどうすればよいのかさっぱりわかりません。
PCR検査を受けるべきなのか,仕事に行っていいのか。
不親切な通知だと思いました。
すぐに職場内の同僚が感染源だとわかったのですが,マスクをしていたので濃厚接触者にもなりませんでした。
このアプリは2020年6月から配信が始まっていますから当初は通知が来ればPCR検査を受けることが前提とされていたように記憶しています。
しかし現在では濃厚接触者の定義も大きく変わっています。
マスクをしていれば会話をしても濃厚接触者にはならないのだから,現状に合わせて対処方法を記載するべきです。
作ったら作りっぱなしの国の政策ということですね。
このアプリにはこれまでに13億円の税金が投球されています。
当時鳴り物入りで初代のデジタル大臣になった平井卓也氏は最近姿を見ないけど,こうしたことについてどのように思っているんだろうね。
次の大臣の牧島かれんさんは何をやってるんだか全くわからないし。
デジタルという言葉が独り歩きしてお金だけが湯水のようにつぎ込まれていく。
結局税金をIT事業者に食いつぶされているのが現状ということです。
そんなことがあってCOCOAの登録を解除しました。
ハーシスの方がもっとひどいのだけど,長くなってしまうのでまた次の機会に書くことにします。