うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

金沢土産「献上加賀棒茶ときんつば」JR金沢駅で購入

2024年10月16日 | 食べ物一般

 こないだ(2023年12月5日~8日)、金沢に行ったのである。最後の日、金沢でいくつかお土産を買いました。

①中田屋のきんつば(金沢エムザで購入)550円(税別)

 中田屋のHPによると、創業は昭和9年(1934年)の老舗です。本社は石川県金沢市元町とのことです。きんつばは「金鍔」と書き、江戸時代に関西(京都・大阪)で生まれた丸い銀鍔が元になる和菓子といわれています。鍔とは刀の「つば」に似ていることから、こう呼ばれました。その後「ぎんつば」から「きんつば」に変遷したとのことです。(諸説あります)

 3個入りを買いました。

 きんつばオープン。さっくりとした食感で、上品な甘さ(甘すぎず良い具合)です。中には餡子と小豆が入ってます。

②創業文久三年献上加賀棒茶 九八製茶場:石川県加賀市(金沢エムザで購入)972円(税込)

 棒茶というのは初めてです。

 見慣れた茶の葉ではなく、茎の部分が使われている茶です。九八製茶場(会社名)のHPによると、茶の茎のみを目的として栽培することはないので、良質の茎を仕入れるために、複数の茶屋問屋に協力をいただいているとあります。(確かに、茶の栽培といったら葉が主流だよな)

 ほんとに茎だけの茶だ。(びっくりだ)

 あっさり目の、高級ほうじ茶というところでしょうか。このお茶、美味いです。きんつばに、めっちゃ合います。きんつば+加賀棒茶は、いい組み合わせでした。(自己満足)


ICOMトランバー(HF~UHF)「IC-706Mk2G」のパネル修理

2024年10月15日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 IC-706MK2Gは、何度も海外に持って行って活躍してくれた。余生は静かに暮らしているが、数年前にICOMの修理不可リストに載ってしまったので、メーカーは一切修理をしてくれない。

 小型でHFからUHFまで使えるトランシーバーだが、この706シリーズでは経年劣化によるパネルの黒ずみが起こることが知られています。この無線機も例外にもれず、パネル面が黒ずんできて見にくくなってしまっています。なんとか判別できるので使えないことはないのですが、できれば修理したいところです。

 最初に断っておきますが、修理は完全自己責任です。簡単には交換できないので、自信の無い方にはお勧めできません。失敗すると元も子もなくなります。

 ネットで調べていたら、パネルの偏光板を交換すると良いという記事がありました。

 ↓ 参考にさせていただいたページのurlです。

 https://www.whiteboard.ne.jp/~nxx/sub1.htm

 密林(仮称)で、アーテックの偏光板を注文しました。

 つまみは、引っ張れば取れます。

 ラジオペンチを使って、VFOやVRのナットを外します。

 裏面の黒いビス2本を外します。基板を外すのは、パネルを少し広げるようにして押し出します。力の入れすぎ注意です。MIC用のコネクタは外しても外さなくても支障はありません。ばらしていくと、スプリングなど細かい部品が飛んでしまうことがあります。(案の定飛ばした)

 目的のパネルが見えてきました、もう一息です。パネルの金属フレームを外します。6個の爪ではまっているので、注意深く外します。

 パネルには偏光板が貼っているので、爪などではがします。金属ドライバーなどを使うとキズが付く恐れがあるので、使うとしても木のへら状のものがいいでしょう。(爪ではがしました)パネルには経年劣化により、偏光板のカスがべっとりと付着しているので、これを除去するのが一苦労です。

 ヘッドクリーナーを綿棒に付けて、かなり力を入れてこすり取ります。また頑固に固着している部分は、爪ではがしとりました。これに1時間位かかりました。

 パネルの大きさにアーテックの偏光板をカットして装着します。(乗せるだけ)組み立てて完成なのですが、これが一筋縄ではいかず、接触が悪いのかパネルに力をかけ過ぎてしまったのか不明ですが、一部表示がされない現象が発生しました。何度か組みなおしますが、ある時は全く表示がされなくなり焦りました。(やらなきゃ良かったかなと思った瞬間)

 何度か組みなおして動作試験を繰り返した結果、なんとか表示させることに成功しました。ふー、あぶなかったぜ。

 見た目すっきりになって、まだまだ現役で使えそうです。

 注:修理は自己責任です。かなりムズイしコツがいります。結果によっては0点か100点かになります。壊れてもいいのでチャレンジしたい、または絶対に自信がある方以外にはお勧めしません。


和菓子「赤福」(株)赤福_三重県伊勢市

2024年10月14日 | 食べ物一般

 こないだ(2023年12月5日~8日)に、金沢に行ったのである。福岡から山陽新幹線で新大阪まで行き、そこからは特急サンダーバードを利用した。新大阪駅での乗り継ぎが1時間ほどあるので行きは駅弁を購入し、帰りは土産を購入しました。

 赤福は大阪ではなく、三重県の伊勢名物なのですが、消費期限が短いので地元(福岡)では見かけることがありません。

 この赤福は8日に買ったものです。12月8日製造で、消費期限は12月10日なので、製造日を入れても3日しかありません。

 美味いな赤福。形が崩れないように、なるべく水平に保って持って帰るのがコツです。

 この伊勢だより、毎日違った文書らしいです。集めている人もいるとかいないとか。誰が考えているんやろうか? これだけでも大変だろうな。

 赤福:900円 JR新大阪駅セブンイレブン、アントレマルシェエキマル新大阪店にて購入


押しずし「笹の葉寿司」(株)芝寿し_石川県金沢市いなほ

2024年10月13日 | 食べ物一般

 こないだ(2023年12月5日~9日)、金沢に行ったのである。(過去ブログ参照)往路は新大阪駅で柿の葉寿し(奈良名物)を買って、特急サンダーバード車内で堪能したのだが、金沢には笹の葉寿しがあるというので、金沢駅で仕入れました。

 金沢発、大阪行きの特急サンダーバート入線します。683系の車両です。

 2024年3月16日に金沢~敦賀間で北陸新幹線が開業すれば、この光景も見られなくなるでしょう。(記事は2023年12月に執筆)

 復路は満席ということで、自由席から指定席・グリーン車への変更不可とアナウンスがありました。(人気やな)

 早速、笹の葉寿しいっただきまーす。

①さばー

②さけー

③蓮子たいー

 うめー

 金沢観光して思ったのですが、食文化は関西方面の特色が色濃くあるような気がしました。そういう意味でも、大阪方面から金沢の北陸新幹線が開通すれば、移動時間が短縮されもっと北陸は賑わうような気がします。ただし、在来線の廃止・減便もあるし新幹線に統合されることによって従来の運賃より高価になるということはあるでしょう。また、地元民で不便に感じる人もいるでしょう。安価に行こうとすれば、時間はかかるが高速バスという選択肢もあるので、すみ分けはできるかなと思います。

 笹の葉寿し6個入り(鯖・鮭・蓮子鯛各2個)800円

 JR金沢駅構金沢百番街あんと内芝寿し金沢百番街店で購入


国指定重要文化財「尾山神社」石川県金沢市

2024年10月12日 | 旅行

 こないだ(2023年12月7日)、金沢に行ったのである。近江市場近くの「加登長総本店」で京風のたぬきうどん(揚げにあんかけ)を堪能し、近江市場をちょろっと見て、尾山神社に徒歩で向かいました。

 バスの通る大通りからも見えるので、滞在中(3泊4日の旅)のどこかで行ってみようと思っていました。

 尾山神社は「国指定重要文化財」となっています。

 変わった形の神門だなと思ったら、説明がありました。

 尾山神社神門「加賀藩祖前田利家を祀る神社として明治六年(1873年)に創建され、神門はその正面として明治八年(1875年)に建築されました。当時、前例のない和漢洋折衷のこの神門は、強いて伝統を踏襲せず、堅固をめざしたといわれます」とあります。(途中略)なんと屋根の避雷針は、現存する日本最古のものとされています。

 平日なので参拝客は多くないのですが、極力人が写りこまないように配慮しています。

 カエルいます。

 カラスいます。実際は、この10倍くらいいます。刺激しないように、ゆっくり歩きます。

 庭園も散策可能です。

 兼六園の徽軫灯篭(ことじとうろう)は2本脚で超有名ですが、こちらは通常の3本脚です。上部が大きくどっしりしている作りで、こちらもなかなかいいと思うのです。(個人の感想です)

 神社の裏に行くと、金沢城の裏(というのか)から入ることができます。金沢城公園は入場無料なので、ここを突っ切れば兼六園や21世紀美術館方面に徒歩で抜けられます。しかし、だいぶ距離はあるので金沢周遊パスがあれば、バス利用が便利です。(1日乗り降り自由だからな)

 武者が大きな荷物を背負っている銅像があります。

 これは母衣(ほろ)というそうです。ほろといえば幌馬車を思い浮かべますが、これは戦の時流れ矢を防ぐために、鎧の背にかけた布のことをいいます。その後、時代の推移により風に膨らんだ形を示すため、竹串・鯨の骨類・ひげ等を骨組みに入れるようになり、これを母衣と呼びました。戦国時代、騎馬武者はこれを背に戦場を駆け巡り連絡の役を務めました。(中略)戦闘となれば、諸隊のガイド的役割もあり、敵にとって目に付きやすく大変危険でもありました。たしかに、大きな母衣を背負っていると、目立つよなあ。目立つというデメリットより、流れ矢に当たる確率を下げるための方が良かったのだろう。戦国時代のドラマでも、こういう母衣を背負っているシーンは見たことがないので、知らんかった。

 尾山神社 石川県金沢市尾山町11-1 入場無料 バス停は「南町・尾山神社」が便利

 参拝者無料駐車場あり


21世紀美術館の「雲を測る男」と茶室「松涛庵」(しょうとうあん)石川県金沢市

2024年10月11日 | 旅行

 こないだ(2023年12月6日)、金沢に行ったのである。トリックプールで有名な21世紀美術館に行きました。屋外にもブロンズ製の展示物があるのですが、見逃しそうなのは屋根の上の「雲を測る男」です。美術館のHPによると、「1961年米国の映画「終身犯」から着想を得た作品です。監獄に入れられた主人公が小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいており、映画の終わりで研究の自由を奪われた男が「今後何をして過ごすか?」と聞かれ「雲でも測って暮らすさ」と答えた話に由来しています」とのことです。

 実話だそうですが、当時米国の監獄で小鳥が飼えたのか?とか、小鳥を飼っただけで、鳥類学者になれるのか?(房内で自由な研究ができたのか?)とか、終身刑を受けるほどの重罪とは何か?とかは不明ですが、(映画を見れば分かるのかも)前から見たかったので、美術館前面に行ってみましたが、良く見えませんでした。21世紀美術館のHPでは、前面からの写真が見られます。

 美術館が主な目的地ですが、敷地内に「松涛庵」があります。こちらは入場無料ですが、ひっそりとしています。

 松涛庵とは、「江戸時代末期、加賀藩12代目前田斉泰により、江戸根岸の隠居所「冨有園」の居室として建築されたものです。天井や柱が紅殻塗りであったことから赤い間と呼ばれていました。その後、鎌倉の別邸への移築を経て、昭和11年(1936年)前田家利為により、独立した数寄屋風の茶室として整備され松涛庵と命名されました。昭和54年(1979年)に金沢市内に移築され、平成13年(2001年)金沢市取得となっています。説明を書いた看板は、劣化により見にくくなっています。

 もともと江戸で建築され、鎌倉を経て金沢に来たものですね。加賀藩ゆかりの建物なので、金沢で保存されるのは良かったと思います。

 庭も素晴らしいですね。

 この目印は「ここから先、立ち入り禁止」ということです。

 靴を脱げば、ある程度まで室内には入れます。(立ち入り禁止部分もあるので注意)

 加賀藩ゆかりの建物なので、時間があれば寄ってみてもいいでしょう。

 21世紀美術館 石川県金沢市広坂1-2-1 松涛庵は無料(入館しなくても可)


保険医療局を騙る詐欺電話が固定電話(留守電)に着信しました

2024年10月10日 | 日記

 詐欺メールは毎日のように来るので、特段目を引くもの以外はスルーする(おもろいのはブログで紹介)のですが、固定電話に保険医療局を騙る詐欺電話が着信したのでご紹介いたします。

 固定電話については通常留守電にしており、内容を聞いてから必要なものについては折り返しかけるようにしていますが、ほとんどセールス電話、または間違い電話なので放置する場合が多いです。

 早速、内容を紹介しましょう。録音された女性の声で、意外と滑らかな日本語です。

「保険医療局です。保険証の使用について重要なお知らせがあります。何度もご連絡を差し上げましたがご返答がなかったので、これが最後のご連絡になります。オペレーターにお繋げする方は1を押してください」

 表示されている電話番号は「81122092928」です。+81は国際電話の「日本」を表しますが、日本国内からの発信で+81は疑問です。試しに、この番号で検索をかけてみましたがヒットしません。81を0に変換して検索かけても、それらしきものにはヒットしません。番号自体を偽装している可能性もありそうです。

 留守電なので当然1は押しません。一通り話すと電話は切れました。いままで、この類の電話は無かったので、珍しいのでご紹介いたします。ちまたのニュースや「X」などでは、この手の電話に騙されて金を巻き上げられたという話は良く聞きますが、ついにきたーという感じであります。

 ここからは「X」やネットによる情報ですが、「1」を押すと片言の日本語を話す人が出てきて、いろいろな手段で金銭の要求を行うということです。おそらく海外からの着信と思われます。無視して切るのがいいでしょう。


足軽資料館_石川県金沢市

2024年10月10日 | 旅行

 こないだ(2023年12月8日)、金沢に行ったのである。最終日に時間があったので、足軽資料館を訪問しました。なんと、入館無料です。バスだと香林坊で下車し、歩いていけます。

 意外と立派な一軒家といった感じの建物です。まず、手前の清水家を訪問します。

 足軽とは、鎌倉時代の「平家物語絵巻」に登場する、身軽に行動する身分の低い歩兵として登場します。そして、足軽という名称が広く知られるようになったのは、戦国時代になってからです。忍び・放火・言葉争いなどのゲリラ戦や、弓・鎧・鉄砲隊などに編成され、団体戦闘要員として活躍したとあります。また戦場で功名を立てると出世できたので、農民の多くが足軽を志願したとあります。(思ったより、人気の職種だった)

 足軽は、名目上一代限りののものでしたが、親の跡を継いで足軽になる場合がほとんどでした。加賀藩では足軽の定数は決まっており、足軽職への召し抱えには次の方法がありました。

①前任者の退職に伴い、その実子か養子を召し抱える。

②前任者の死亡に伴い、その実子か養子を召し抱える。

 養子・実子どちらの場合でも、所属していた組の推薦を必要とする。また足軽職は株としての権利があり、株の売買によってその職に就くこともできた。

 というように、超人気の職種のようです。一代限りといっても、実質世襲が多いというのは現代の議員や同族会社に似ています。また身分の低い使い捨ての戦闘員というイメージでしたが、かなりの人気の職というのが驚きでした。

 生活も、かなり豊だったようにみえます。(藩によっても異なってたのかもしれないが)

 高西家も同様のつくりです。特に人がいるわけではないので、自由に見学ができます。

 足軽職、あなどれんな。戦になると命がけなので、大変な仕事とはおもうのだが。

 石川県金沢市長町1-9-3 P近くの有料へ


金沢市老舗記念館_石川県金沢市

2024年10月09日 | 旅行

 こないだ(2023年12月8日)、金沢に行ったのである。この日は最終日だが、帰りの電車(サンダーバード)の発車時間が15時台なので、金沢市老舗記念館を訪れました。バスで香林坊まで行き、徒歩で記念館に向かいます。入館料は、なんと100円です。

 まず、薬袋のコレクションです。(薬といえば、北陸の富山というイメージはある)

 藩政時代の薬種商、中屋薬舗の建物を移築したものです。昭和62年金沢市が中屋家から寄付を受けたものとのことです。人形が手作り感ありそうです。

 こういう道具で、薬を作っていました。

 庭もいいですね。

 2階は、加賀花てまり展があります。

 てまりの制作方法の解説です。

 二階展示場です。フラッシュなしだと、館内の撮影可です。

 

 この花神輿は、なんとお菓子でできています。平成6年4月の全国菓子大博覧会に出品された作品だそうです。

 製作:(株)柴船小出 創業大正6年(1917年)石川県金沢市横川7丁目

 これは「芸能人格付けチェック」並みの出来栄えと思います。近くで見てもすげーと思いました。

 石川県金沢市長町2-2-45 P近くの有料へ


武家屋敷「加賀藩千二百石 野村家」石川県金沢市

2024年10月08日 | 旅行

 こないだ(2023年12月8日)、金沢に行ったのである。12月8日は最終日で、15時台のサンダーバードに乗るのだが、若干観光に費やす時間が取れるので、武家屋敷跡に行くことにする。バスだと香林坊が便利です。荷物は金沢駅のコインロッカーに預けました。ロッカーは数か所あるので駅コンコースに近い所が一杯の場合、離れると空いている場合があります。

 夜になると、忍者が出没しそうな通りです。

 武家屋敷跡発見しました。朝一(9時頃)に行ったので、空いています。

 天正十一年(1583年)藩祖前田利家が金沢城にに入城した際、直臣として従った野村伝兵衛信貞家は、禄高千石千二百石と累進し、十代にわたって御馬廻組組頭各奉公職を歴任、千有余坪の屋敷を拝して連綿と明治四年廃藩までつづいた由緒深い家柄であると記されています。(以下略)

 入り口では甲冑がお出迎えです。末森城合戦の時、馬廻衆野村伝兵衛が着用したものとのこと。

 末森城:前田利家の重臣奥村家福が守る城

 越中の佐々成政が家康にくみすることになり、秀吉派利家を脅かさんと天正十二年(1584年)9月12日に八千の軍勢で末森城を攻める。

 ⇒金沢城の利家は利長と共に二千五百騎の加勢で、敵の背後から急襲し勝利を収めた(軍勢は劣っていたが、佐々成政側は背後から急襲され、挟み撃ちにされたため敗北した) 敵を背後から挟み撃つ戦法を「後詰」または「後巻」という。(いきなり後ろから敵が現れたら、混乱は避けられないだろう)

 ⇒野村伝兵衛は一番槍を果たし、利家卿より感状を授けられて、千石の加増を申し付けなされる。(という歴史があります)

 立派な仏壇です。

 さすが、武家屋敷です。

 刀:銘 加州住藤原信忠(江戸時代中期) 

 脇指:銘 河内守祐定(江戸時代前~中期)と説明があります。 

 段差のある、すばらしい中庭です。

 奥の2回にお茶席があり、抹茶と千菓子がいただけます。(300円)1組6名までで、利用は15分以内ということです。せっかくなので、いただきましょう。

 九谷焼の茶碗で、抹茶をいただきます。今は「冬」なので、冬が手前(自分の方)に向けられて、出されます。

【春】春に行くと春が手前です。

【夏】夏に行くと、夏が手前です。

【秋】と四季折々に風情があります。

 千菓子付きです。この菓子は、金沢駅でも売っています。

 大変美味しくいただきました。そろそろ15分になるので、帰りましょう。

 帰る頃になると、欧米系の団体客がどどーっと入ってきて賑やかになりました。空いている時に訪問できてラッキーでした。

 入場料金:大人550円

 石川県金沢市長町1-3-32(長町武家屋敷界隈)Pあり満車の場合は近くの観光駐車場あり(有料)


博物館「石川県立歴史博物館」石川県金沢市

2024年10月07日 | 旅行

 こないだ(2023年12月7日)、金沢に行ったのである。兼六園・金沢城址公園を見て、その近くにある石川県博物館を訪問しました。金沢周遊バスを使ったので、21世紀美術館前でバスを降り、坂を上がると15分程度で到着しました。

 なかなか渋い赤レンガの建物です。

 この赤レンガ建物は、明治末から大正にかけて建造された旧陸軍兵器支廠兵器庫だったものが、装い新たに生まれ変わったものです。北陸地方では1898年に陸軍第9師団が設置され、司令部は金沢城址に置かれました。と書いてあります。(一部抜粋)

 ストロボを焚かなければ、写真撮影は可です。(一部不可のものもある)

 歴史博物館なので、古代から順に見ていきます。

 江戸時代は、加賀百万石といわれるだけあって、大名行列も最盛期には4千人にもなり、莫大な費用がかかりました。

 本多図書家の家老を務めた高橋家(100石)に伝来した刀で、美濃から加賀に移った初代兼若の作とあります。良く、切れそうですね。

 昔の映画ポスターや電蓄があります。

 鉱石ラジオです。今でいうゲルマニウムダイオードを使った、同調回路⇒検波回路⇒レシーバーを鳴らす方式なので、選択度も悪く小さな音しか聞こえなかったと思われます。

 現在の北陸地方の祭り関係です。

 金沢の獅子舞です。

 北陸も、地方地方で独特の祭りがあります。各地の祭りを映像に納めたものが巨大スクリーンで見られますが、撮影は禁止となっています。迫力ある音声と共に上映されるので、見がいがあります。

 中庭に、なにやら石管のようなもの展示されています。閉館時間が近づいているので、日も落ちてきました。

 これは辰巳用水噴水モニュメントで、動いていれば放水の様子が見られるとのことです。辰巳用水とは、江戸時代に3代目藩主、前田利常の命により金沢城へ水を届けるために作られました。取水口が金沢城から見て辰巳(東南)方向に延びているので、こう呼ばれました。犀川上流の取水口が金沢城より標高が高かったため、逆サイホンの原理により金沢城まで水が届けられたそうです。地形の高低差を利用した、見事な水路となっていました。モニュメントは、その導水管(石管)の一部です。

 あっという間に、閉館時間になりました。そろそろ宿に向かいましょう。

 石川県立歴史博物館 一般大人300円

 石川県金沢市出羽町3-1 Pあり


日本三大庭園の1つ「兼六園」石川県金沢市

2024年10月06日 | 旅行

 こないだ(2023年12月6日)、金沢に行ったのである。金沢の一番人気といったら、兼六園やろうということで、行ってみました。バスは「兼六園下・金沢城」で下車します。

 この扁額は、有名な寛政の改革を行った「松平定信」(江戸時代中期の大名・老中)の文字とのことです。

 入場券を購入します。一般大人320円です。(お得価格と思います)

「この噴水は、霞ヶ池を水源としており水面との落差で、高さ約3.5mにまで吹き上がる構造とのことです。日本庭園では大変珍しく、19世紀中頃につくられた日本最古のものとされています」と書いています。

 一番人気の「徽軫灯籠」(ことじとうろう)を見に行きます。TVで兼六園が紹介されるときには、必ずといっていいほど映るところですね。

 徽軫灯籠とは、琴の糸を支える琴柱(ことじ)の形をしていることから、こう呼ばれているとのことです。

 この前のみ一方通行になっています。多くの人がここで写真を撮るため、渋滞しています。

 茶屋があったので、入ってみます。

「あんころセット下さい」

「450円です」

 ほっと一息つきます。ここで、すっごいカメラを抱えた爺ちゃんが入ってきました。

「今日はどうですか」(店の人から声をかけられていたので、常連だろう)

「カワセミはいなくなったが、今日は風がないから良い写真が撮れたよ。みんなに教えてきた」(いいポイントがあるのか?)

「あの、いい写真のポイントがあるのですか?」(聞いてみました)

「あるよ、この時期珍しく風がないので、水面に移る雪つりがきれいに撮れるんだ」

 ということで、絶景ポイントを教えてもらいました。

 確かに、素晴らしいポイントでした。

 おっちゃん、ありがとー

 石川県金沢市兼六町1 P近くの有料へ 兼六Pが近い


公園「金沢城公園」石川県金沢市

2024年10月05日 | 旅行

 こないだ(2023年12月6日)、金沢に行ったのである。市内周遊バス1日乗り放題の切符を使い、金沢城公園に行ったのである。公園内は、一部を除き入場無料です、有難いなぁ。看板の下に書いてある「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」は入場料金が必要です。

 総合案内所に行って、パンフレットを貰います。

 金沢城のすぐ隣に兼六園があります。兼六園の入場は有料です。

 総合案内所隣の建物に「城と庭のボランティアガイド」の案内があります。9:30~15:30と書いてますが、ボランティアガイドの活動時間は15:30までという意味なので、最終は14:30ころと思われます。その日14:20頃に行ってみましたが、ボランティアさんはいません。観光案内所で聞いてみると、ボランティアさんとは別なので不明なるも、「通常は14:30ころにあるはずだけど」と言っていました。結局、ボランティアガイドは現れることなく、自分で見て回ることにしました。

 金沢城公園は、ほんと綺麗に再現・整備されています。まず目に飛び込んでくるのは「河北門・二の丸門」です。

 ここは無料で内部を見学できます。

 石垣に落書きがあるじゃありませんか。と思ったら、金沢城には200を超える刻印があるそうです。一説には、石切丁場の目印や石工への仕事の割り振りの目印などの目的があったといわれいいます。(諸説あります)

 ここには、かつての旧日本陸軍の第六旅団司令部が置かれていました。

 当時は陸軍本省が各師団建物の設計をしていたため、全国に同様の建物が建てられたとのことです。どうりで、なんとなく見ただけで旧陸軍の建物だなあという雰囲気を出しています。金沢大学時代は教育開放センターとして利用されていたが、現在では公園管理事務所の一部となっているそうです。内部の見学は不可となっていました。

 広い公園で、高低差もあります。この庭園は、階段で下りたところにある玉泉院丸庭園で、加賀藩三代藩主「前田利情」により寛永11年(西暦1634年)に造られました。

 ここが有料の「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」です。せっかくなので、入ってみましょう。一般大人320円です。

 

 新しく復元されているので、新しい木の香りがします。

 釘を一切使っていない、当時の建築方法で再現されています。

 複雑な形の木組みで、構成されています。コンピューターもCADもない時代に、職人の技だけで作られた傑作ですね。

 石落としがあります。下の敵に石を落として、やっつけます。大きな石が当たったら痛そうやな(当たり所が悪かったら死ぬでしょう)

 かなり広い公園なので、2時間はとりたいところです。

 石川県金沢市丸の内1-1 P近くの有料へ 兼六園下交差点付近に、大きな兼六駐車場あり


美術館「金沢21世紀美術館」石川県金沢市

2024年10月04日 | 旅行

 こないだ、金沢に行ったのである。(2023年12月7日に訪問)金沢と言えば、21世紀美術館は外せない。というのは、ここのスイミングプールは度々TVでも紹介されていて、施設の目玉の1つになっているからである。乗り降り自由の1日周遊チケットを持っているので、金沢周遊バスを使い21世紀美術館前で降りるとすぐ目の前です。

 施設内の展示物ゾーンは有料ですが、建物内の交流ゾーンと外の展示物ゾーンは無料で見学ができます。

 このラッパは、どこかのラッパと繋がっており伝声管となっています。隣のラッパに繋がっているとは限らないので、2人以上で確認しないと分かりません。たまに「あーとか、おーいとか」声を入れていると、知らない人が応答する場合もあります。(笑)

 入場券は、事前に日付指定のものをネットで購入できます。人気の「スイミングプール」は、必ず予約が必要でが、施設に行ってからでないと出来ません。以前は、事前予約ができたそうなのですが、現在では不可になっています。(2023年12月現在)スイミングプール内に入りたい場合は、入場券購入後すぐ横にある予約機で予約をしましょう。美術館の開館時間は10時からですが、9時半ごろに美術館に到着しました。すでにチケットは買える状態で、プールの予約も出来ました。ただし、館内の展示室には開館時間までは入れません。1日周遊チケットを持っていれば、割引が適用されます。荷物の持ち込みは不可なので、100円リターン式のコインロッカーに預けます。

 開館時間前ですが、すでに40分待ちとなっています。

 当日は生憎の天気で、時折小雨が降っています。プールの上部から見学する分については予約は不要ですが、少しでも雨が降ると、安全面を考慮して入場禁止となります。

 雨が上がったタイミングで、入れました。(ラッキー)

 風があると、水面がゆれて違う雰囲気となります。

 時間が来たので、スイミングプール地下部に入ります。1回につき最大5人までで、制限時間は5分以内と決められています。写真は可ですが、動画は不可です。

 なるほどー、プールの底からはこういうふうに見えるのか。

 梯子のぶら下がりは禁止なので触るだけです。

 梯子が途中で切れている、というのがミソですね。

 多くの展示物は撮影不可なのですが、一部のものについてはフラッシュ無しだと可のものもあります。ベルは、展示物の一部です。

 現代アートなので、普通の美術館とはテイストが異なります。

「デジタル経験から得た感覚」

 デジタル空間の中で、雷が落ちるアートかな?

 早足で回ると1時間くらいですが、ゆっくりだと2時間以上はとりたいところです。

 石川県金沢市広坂1-2-1 P地下にあり はじめの30分は無料、以後有料


押し寿司「ヤマトの柿の葉ずし(さけ・さば)」JR新大阪駅

2024年10月03日 | 食べ物一般

 こないだ(2023年12月5日)、福岡から新幹線で新大阪駅に行ったのである。ここから北陸金沢に行くのに、特急サンダーバードに乗り換えるのだが、駅弁を買って行こうということで「串かつ」を買った話は、昨日のブログで紹介しました。ご飯ものも欲しいなと思い、さらに新大阪駅を散策すると、駅弁屋を発見です。

 おかずは「串かつ」があるので、押しずしが良さげです。お合辛い向けに「柿の葉ずし」があります。柿の葉ずしといえば奈良の名物なのですが、福岡では通常売っていないのでこれに決定です。以前、奈良観光に行った時、一度柿の葉ずしは、食べたことがあります。

「柿の葉ずしの、さけ・さばを下さい」

「740円です」

「交通系カードでお願いします」(ICOCAでお支払い)

 サンダーバード車内で、串かつの後にいただきました。列車は、京都を通過したところです。

 1つ1つ丁寧寧に、柿の葉でくるんでいます。

 「さば」いっただきまーす。

 「さけ」いっただきまーす。

 押し寿司うめー、もう少しで「敦賀」に到着します。北陸新幹線の敦賀駅は、ほぼ完成しているように見えました。北陸新幹線が開通後は、在来線特急のホームも新ホームに統合されるようですが、在来線は今のままのようです。ただ乗り換えが同じホームではなく階が違うようなので、少し面倒くさくはなるように思えます。(1Fが在来線特急で、2Fが北陸新幹線ホーム)長崎新幹線の武雄温泉駅(リレーつばめの暫定乗換駅)では、対面乗り換えになるので楽でしたが、北陸新幹線は全線開通まではちょっと不便かなと思いました。(北陸新幹線開業前に記事を書いてますので、変更になる可能性もあり?)

 それと、特急ではない在来線から北陸新幹線への乗り換えは、跨線橋を通らないとならないので、時間に余裕が必要でしょう。(2023年12月時点では、乗り換え必要時間11分となっている)

 ヤマトの柿の葉寿司 740円(税込)奈良県五條市黒駒町164 購入はJR新大阪駅構内エキマルシェ新大阪