うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

自作7MHz送信機(TX)「2SC1815x2」で運用してみました

2024年10月19日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだ、IC-706MK2G(以下IC-706と表記)のフロントパネル黒ずみを修理したという記事を書きました。せっかくなので、自作(AYU40キット改)を使って、7MHzを運用してみました。IC-706は、受信機として使います。2SC1815は、1個数十円で手に入る汎用トランジスターで、以前はメーカー品の電子機器でも広く使われていました。保守用にも重宝するので、ジャンク箱には沢山入っています。7MHzの終段としても使えて、1個だと200mWくらいの出力が得られます。2個パラに接続すると約300mWにパワーアップできます。(2倍にはならない)

 送信/受信の切り替えはトグルスイッチで行います。(完全手動です)サイドトーンはないので、送信中は送信機のもれ電波をIC-706で受信してサイドトーン代わりにします。Sは9くらいまで振るのでちょうどよいレベルです。また直接送信波をモニターできるので、電波の質も確認できます。(綺麗な直流音です)

 水晶は、7MHzの下部付近の1波のみなので、QRPをつけてCQを出してみます。出力は300mWで、アンテナは半波長の逆Vです。このアンテナでは、10Wもあれば国内交信は問題なくできます。一応ダイヤルらしきものがありますが、飾りです。(VXOにしようかなとしましたがうまくいきませんでした)

 せっかくの自作TXなので、キーも工夫してみましょう。ガチャガチャで購入した、トイキーを改造したものを使います。こんなおもちゃの電鍵でも、十分に使えます。

 7MHzの下限付近にはQRP局が良く運用しています。気が付いてもらえるでしょうか? 10分くらいQRPを付加してCQを出してみましたが、全く反応がありません。少し上の周波数で、移動局のQRP局が出ていて結構呼ばれていましたが、こちらのCQには気が付いてもらえません。少し周波数はずれていますが、試しにその局を呼んでみましたが無反応でした。やっぱり、300mWは厳しいなぁという感想です。TXにダミーロードをつないでCWの練習用には十分使えます。(笑)

 300mWといえども立派な送信機なので、当然無線局免許申請はしております。