やってみたら、たいていハマるFT8。
CQ誌の何月号だか忘れましたが、
LoTWでのコンファームチェック内容を列記しますと・・・。(ざっくりの比率です)
1、FT8:60%
2、CW:20%
3、Phone:15%
4、その他:5%(RTTY、FT4 ほか)
私も、概ね『こんな感じだろうな』と思います。
当局の運用比率は、90%がFT8で、8%がCW、2%がPhoneです。
サイクルボトム期にFT8が普及していなければ、
いくらコロナ禍とはいえ、アマチュア無線人口減は、
とても避けられなかったといっても過言ではないでしょうね。
大げさな表現かも知れませんが、
FT8の登場は、アマチュア無線界の『IT革命』かも。
今までは『CWはDX向き』と言われてきました。
しかし『閾値(しきい値)』での比較では、
いくらDXに強いと言われたCWでもFT8には全くかないません。
極論ですがSSBがRS51で、CWがRST599にはならないですよね(笑)。
※不思議なことにコンテストでは、みんな『5NN』です。hi。
CWは、送受信の技能習得に月日を要しますし、
Phoneですと、カンタンな英語も必須でしょう。
そこが、DXへの『ハードル』を高くしています。
私もCWも楽しんではいますが『もう、別の趣味』の扱いです。
(CWそのものを楽しむという点では、まぁおもしろいですが)
CW人口が減って『CW保存会』になってしまいますと、
さらに『仲間内の「なぁなぁ」』になるのも、
アマチュア無線の目的からすれば『本末転倒』にも映ります。
古いCWerのOM諸氏にはお叱り覚悟で述べさせていただくならば、
FT8登場以前の『10年以上前の概念で思考停止している』印象があります。
CW運用局が、どんどんFT8も始めていらっしゃるので、
CW入門者の練習相手も『同じ局とばかりQSOしている』のも現状と感じます。
結果的に、無線をする=仲間内かロールコールばかり?。
未体験の局長さんには、ぜひともFT8を導入され、
今後もバージョンアップしていくであろうデジタルモードに参加しておくのは、
末永くアマチュア無線を楽しんでいくには、必須と思います。
ぜひFT8仲間が増えることを願ってやみません。
あっさりしたFT8のQSOですが、やってみると楽しいですし、
アマチュア無線の目的、自身の目標や、
実現のための戦略、戦術、そして実践への作戦など、趣が変わること必至です。
(設定とかまでは到達しても実践では、いろんなノーハウがあり、
運用実績がない他店ではノーハウも得られない、そう感じます!)
私は、FT8を始めて以来、ハムライフが一変したと感じています。
小さな設備でも、40mBで6大陸州できたときは感激でした!
また1~2WのQRPでもONE DAY AJDも1時間で、できました!
・文責:JF3TBM@おおた・ただし。
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※このブログは、筆者の『思考の格納庫』です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2021 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━