どうも最近、WiRESノードでいたずらする局が増えたと思ったら、某CQ誌別冊にWiRES入門系の冊子が挟まっていたようです。不法占拠が続くVUアマチュアバンド防衛のためにも、VoIPが普及するのはよいことだと思うのですが、正しく使わないと、ニューカマー=掟を知らない妨害局として排除されてしまう危険もあるかも。昔からハムの世界はビギナーに優しく、親切なOMさんが懇切丁寧に教えてくれる、という文化だったのですが、PC系の世界はクール、というか、知らない人には優しくない傾向があるような気がします。加えて、ビギナーにも「教えを請う」という真摯な態度がとれる人が少ないことも影響しているかも。
いま、自局開設ノードで一番悩まされているのが、「カーチャンク攻撃」。どうやら、アナログレピータと勘違いしているビギナーが多いらしく、とりあえずトーンを乗せて、短時間の無変調キャリアを、何回も何回も送りつけてくれる。DTMFを送らないとノードはIDを返さないこと、だれか教えてあげればいいのですが、意外と皆さん「音声」ではその手の指導をしたがらないようで、結局「いたずら妨害」ということで、ルーム管理者から強制切断処置をくらってしまうこと数回。今朝も「カーチャンク君」がでたので直接音声で指導したのですが、「生身の人間」から反応があったことに驚いたのか、なにもいわずに引っ込んでしまいました。IPも電磁波も、つながっている先は「人間」であること、アマチュア無線技士なら理解できると信じています。
by taniyan
※旧ブログサイトから記事移動(2017/12)
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