<記事作成:2001年12月1日>
上りアルプス最終日を攻め、かえす刀でE257初日もやってしまいました。E257はいずれ近いうちに、程度に考えていたのですが、1日に東京で所用ができ、ならば、ということで即決行です。しかし時すでに遅し、上り1番列車であるあずさ52号はすでに満席。前日アルプスを攻めることでもあり、ここは無理をせず、帰りに新宿発21:00、あずさ69号でいくことにしました。(30日、そのままアルプスで新宿へ行く、という手もあったか。。)
12月1日午後、東京駅八重洲口付近をうろついていたら、なにやらビッグニュースが飛び交っている模様。オフィスビルのブラインドに「新宮」や「寿」の文字が。そうか、雅子さま、無事出産されたんですね。おもわず、丸の内側へまわり、二重橋を越えて皇居へいってみたのですが、一般記帳がいきなり始まるわけもなく、ただの野次馬となってしまいました。E257もプリンセスと同じ誕生日になれるとは、何と光栄なことでしょう。
いつもだったら、折り返しあずさ69号となるはずのかいじ号が新宿駅5番線に到着。しかし、今日からは回送で車庫へ。20時45分頃、6番ホームへE257、M203編成の入線です。一番列車の時はさぞ盛り上がったのでしょうが、さすがに3本目となるといつも通りです。北陸新幹線の時もそうでした。車内はすでに一般公開の時にうろついていたので特に珍しいものはありませんでした。ちょっと、座席前のカップホルダーの位置が低すぎるかな。思わずけりを入れてこぼしてしまいそうです。(よっぱのせい?)
21:00定刻新宿発車。本日は週末ダイヤで、松本着は4分遅れの23:59予定。土曜日とあって、先行の通勤列車にあたることもなく三鷹到着。いつもならかったるい最終の21時発あずさですが、今日は新型初日ということでOKとします。車体が軽量化されているためか、はたまたあたりがとれていないのか、ちょっとブレーキのあて方が乱暴。停止直前でゆるめたりあてたりを何回も繰り返されて、おもわず「オェッ」状態。ハンドルやさんも新型車両で緊張しているのかな。
走りとしては、183/189と比べるのはかわいそうですが、かなりなめらかで静かになっています。ようやく「383系しなの」のようなメリハリのある走りが期待できそうです。また、前評判どおり走行音も静か。そのうち、183/189の連結部や台車のきしみ音が懐かしく感じられるようになるのでしょう。車内は、白を基調にして、荷物棚の上に朱色のアクセント。シートには、ボディー側面にあるような菱形の模様がちりばめられています。デザインコンセプトは、一般公開の時にもらったパンフレットに説明がありますのでそちらをご覧ください。ボディーの白地に菱形の模様、地元(松本)では、某電鉄会社のデザインにそっくり、との、もっぱらの噂です。
各号車乗降扉横には、号車番号と禁煙/喫煙の別を示した菱形の表示がありますが、ここに、新宿から松本、安曇野にかけての、各地の名物が1両毎にかかれています。別のページに一覧を作ってみましたのでご覧ください。号車表示一覧(E257号車表示一覧)
気張って初日に乗車してみましたが、なんとこのあと、4日、7日と立て続けに3回もあずさ69号にのることになってしまいました。気のせいか、1日にはまるで乗用車の「新車」のようなにおいがしていたのですが、7日にはほとんどなくなっていました。トンネル区間が多く、喫煙車からのけむりが禁煙車に流入、充満することが多い中央線、たった2時間ちょっとの区間です、全車禁煙にしてもらえなかったのが残念です。
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by taniyan
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