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アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

500系のぞみ、やっぱかっこいい!!

2008-08-15 12:54:00 | 鉄道

 1997年のデビューからわずか10年で、最速新幹線の座を譲り渡すこととなってしまった500系のぞみ。まもなく「のぞみ」の名も返上することになりそうです。設計最高速度320km/h。鉄腕アトムにはかないませんが、全車全軸駆動で2万5千馬力のパワーを持つ500系は、ただただ速く走ることだけを目的に設計されてきたサラブレットです。凛とした、その洗練されたボディーラインは、かつて世界最速列車として運用されてきた誇りを今でも失ってはいません。っていうか、私としては、ビジュアル的にもっともかっこいいと思っている、お気に入りな車両のひとつです。

 

 500系デビュー当時は、わざわざ500系のスジを選んで乗ったものです。また、300km/h運転をGPSで拾ってナビトラパケットを出そうと何回か試みたのですが、トンネルの多い山陽区間、当時のGPSレシーバ(GPS3+)の性能では、全く測位できなかったことが思い出されます。車内電光掲示板に表示される「ただいまの速度は300km/h・・・」の文字。かつて0系新幹線の食堂車にあったスピードメータをみたときと同じような感動がありました。(リニア実験線の500km/hも感動した!)

 しかし、9編成ある500系も、5編成が8連化され、今年12月からは、0系に替わって「こだま」運用に充てられるとのこと。東京=博多も、現在1日2往復(定期)を残すのみとなってしまいました。500系運用列車も選択できるチャンスが少なくなってきてしまいましたので、8月8日、不定期スジではありますが、500系で運用されたのぞみ170号、新大阪→名古屋に乗車してきました。

 

 

700系デビュー当時から比較され、まるいとかせまいとか、なんやかんやいわれ続けてきている500系アコモ。私は、感動こそすれ、決して不満などないと思っています。なぜなら、500系は「速く走る」ことが最大の使命であり、そのために作られた車両だからです。かものはしみたいな顔をして、真四角なづんぐり胴体の車両より、弾丸のように丸い500系のほうが、乗ってても爽快感があるでしょ。(最近なんとなく、「うなぎ」っぽく見えてしまうのが悲しい^^;) それに、700系だって、N700系だって、500系で培われた高速化技術をいくつも受け継いでいるわけです。ま、いってみれば引退後のサラブレッドとおなじ「種馬」ってことでしょうか:)。

 ちょっと重たいですが、名古屋駅を発車する、500系のぞみ170号の勇姿をデジカメムービーでとってきましたので、よろしければご覧ください。(MP4で約3MB)

「Nozomi_500Kei.mp4」をダウンロード

関連記事:「500系「こだま」」

 

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