ボンド付けして圧着してます
さて,スピーカーシリーズ最後は,パイオニアースピーカーシステムのSP換装です。
このスピーカーは,40年くらい以前に販売されたスピーカーですが,スピーカーが劣化しており
あまりいい音が出ない印象がありました。そこで2ウエイのスピーカーをウーファーとツイーターの
両方とクロスオーバーネットワークを交換しようと,いろいろ物色したのですが,ウーファーが18Cm
のもので,現在は近いのが16Cmユニットが主流であり,18センチのものは,なかなかありません。あっても
価格が高額なものばかりで,手が出ません。そこでツイーターも買ったのですが,口径が合わなくて
細工をしないといけないので,交換をあきらめ,ウーファーの部分に同軸2Wayスピーカー(フルレンジ)を
使うことにして,できるだけ口径が近くて手ごろな価格で探したところ,KENWOODの車載スピーカー口径17Cmが比較的
安価であったので,これで換装しました。バッフルの穴が大きいので付いていた車メーカー変換用の
スペーサーを使って取り付けたところ何とかうまく取り付けできました。
で,ついていたツイーターは外すと穴をふさがないといけないので
そのままにしました。結線はすべて外して,別ケーブルで端子から直結です。
換装後にDIGITALアンプにつないで聞いてみましたが,中高音がすごくいいです。今まではスピーカーが古くて
音がぼやけているように感じましたが,今度ははっきりくっきりの感じです。
結果まあこんなものかといった塩梅です。
見えている6角ボルトが元のSP穴の位置です。プラスねじが今回のSPの取り付け穴
です。 少し小さいのがわかるかと思います。ですので,余計なものもついていますがスペーサー
を使い取り付けました。
ネットを付けた状態です。これだと換装はわかりませんね。
今後は,ヤマハのサブウーファーを使ってはいますが,今回のスピーカーの低音補完用に
38Cmウーファーの サブウーファーを作りたいと思っています。
38CmのSP使ってみたいと昔から思っていましたが,いまだに25センチどまりで使ったことがありません。
いまは,どんなものにするか思案しているところです。
実現したらまた,アップしたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。
小型のエンクロージャーができた後に,間髪を入れずに大型のものを作ってみました。
スピーカーの口径に迷いましたが,16Cm直列2発にしました。
今回も,スピーカーは車載用です。スピーカーは2個とも別のメーカーのものですが,インピーダンスが
4オームのもので直列接続で,8オームになります。
エンクロージャーの板は以前にそば打ちに使用するために,買っておいたものでそば台は別に現用のものがあり,
使っていなかったので,これを流用しました。板厚は34ミリぐらいのものです。全面分がなかったので
側面は12ミリの色付き合板を買い,切断してもらいました。ワンカット50円で,かなり正確に切ってもらえます。
板厚が薄いので先の小型に使用した,フローリングの板をボンドで張り合わせて,厚さが合計25ミリぐらい
になりました。
取付穴の加工は,市販のサークルカッターを使用しました。
今回初めて使用しましたが,かなり簡単に穴があけられるので,重宝ですが,ご覧のように
長い軸に刃先が付いて高速で回転するので,かなり危険(恐怖心)を感じます。
出来ればあまり使いたくないです。
裏側のSP端子盤の穴は,手持ちの50mm ホールソードリルを使ったので,危険はありませんでした。
こんな感じで,ドリルで回します。
穴あけが終わった状態です。
SP穴に4個ついているのが鬼目ナットです。ボルトを締め付けると板に食い込んで動かなくなります。
あとから,前面でボルトの取り付けや取り外しが簡単にできます。
内部の様子です。
合わせ目はコースレッド目ねじとすべての面をボンドで接着しています。
ふたは開けられませんが,SPが全面取り付けなので交換等は可能です。
側板は元々の合板の緑色で,バッフル板等はペンキ塗りをしました。
SP裏側にバナナプラグ対応のコネクターを取り付けました。
結線で直列接続しています。
スピーカーの取り付けは,穴あけ後に内側に鬼目ナットを取り付けています。
ダクトは水道管の継ぎ手異形ソケット使用です。
スピーカー取り付け
完成したので,仮につないで音出しをしました。
下側のスピーカーにも,後日カバーを取り付けました。
こんな感じです。ボックスの寸法は,高さ=57Cm 幅=39Cm 奥行=36Cm の大きさです。
以前から使用しているパイオニアーの25Cm3Wayのシステムと幅が少し大きいですがほぼ同じぐらいです。
今回のスピーカーは,真空管アンプ6BQ5シングルでは,ちょっと無理がありそうなので,オンキョー製の
7.1チャンネルのレシーバーアンプにつないでいます。パイオニアーと2段重ね並列接続です。
(8オーム並列で4オームになります)
スピーカーが同軸2Wayなので,中高音が良く出ます。 低音は単体でもボックスが大きいのと16Cmでも
2発なのでそれなりに出ていると思います。 実際は,7.1チャンのサブウーファー仕様なのでかなりの迫力で
再生できます。 先ごろ,昔のレコードをたくさんもらったので,(ジャズやポップスなど)聴いていこうと
思っています。レコードプレーヤーは,何年か前に新たに購入したTEAC社のものです。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
こんにちは!
今日は,先に書いた真空管アンプに続いて,ユーチューブの宮甚商店さんのスピーカーづくりに
感化されて,エンクロージャーを大小2組を作ることに挑戦しました。さらに,昔知人からいただいた
パイオニアーの2Wayスピーカーシステム S-X4G 18Cmウーファー 2・5Cmドームツイーターの
スピーカーが故障はありませんが数十年たったのでBOXを利用して,2Wayスピーカーに換装してみました。
結構大仕事になりましたが,その1部を写真で紹介します。
最初は,先の真空管アンプにつなぐように小型のバスレフ型の10Cmフルレンジのスピーカーシステムを
作ってみました。
BOXづくりは,自宅にあった厚さ2Cmの合板で,前面のバッフル版と上部と底版に,側板と後ろ側は,
手持で余っていた,フローリングの床材を切って使いました。
内部の吸音材は,アマゾンで買って切って使いました。
バスレフの出口は,ビニール水道管の継ぎ手のソケットを使いました。(口径50mm)
スピーカーは,ファステクス当たりのものを使いたいところですが,結構な価格なので,価格の安い
車載オーデイオ用のペアスピーカーを購入して組み込みました。
出来上がったこのスピーカーを真空管アンプにつないで,聞いています。
宮甚商店さんのように,測定器などがないので自分で聴いた限りですが,中高音はまあ素直で
こんなものかなあ!という感じです。さすがに口径が小さいのとBOXも小型なので低音はあまり
出ていないようです。
まあ,普通にBGM音楽を聴くには,ちょうどいい感じです。
こんな感じでできました。
最後に,深緑のペンキを買ってきて,刷毛塗しました。塗り方が下手で斑やだまになってしまった
ところがありますが,素人のご愛敬で済ませたいと思います。
部屋の中では,黒色に見えます。マダラなどはあまり見えないので,結構きれいに見えます。
大型のスピーカーは,長くなるので,次のページで紹介したいと思います。
ご覧いただき有難うございました。