南スーダン派遣自衛隊日報問題。
一時、破棄されたものがデータとして保存。
防衛省、事務方が「今さら存在したとは言えないでしょう」とか。
で、消去した。ことになっていた。
だが別の部署に存在していた。
元幕僚長の言葉、廃棄するなど事実だとしたらとんでもないこと。
今後、同様の事態に遭遇した時のため保存するのが当たり前と。
どんな組織でも保存する。それを将来のために検証し、同様の事態が惹起した時に参考とする。
歴史とはそういうものだ。
将来、貴重な文献として研究者の宝になる。
元幕僚長はこうも言っている。
自衛隊は国民から信頼されている。
その自衛隊が「隠ぺい」を行ったとしたら信頼は一気に崩れ去る。
ここ数年来誰もが信頼を置いてきた「組織」において不祥事が相次いでいる。
例えば警察。
犯罪を取り締まる組織が個人はおろか組織的に不祥事を起こし隠ぺいする。
ずっと以前からあったのかもしれない。ただ、表ざたにならなかっただけかも。
学校においても然り。女子生徒に対する盗撮、体に触れるなど目に余る。
いじめ問題でも見て見ぬふり。公になっても白を切る。外部に漏れないようにする。
指摘されても「記憶にない、覚えていない」などを連発する。
揚げ句に「自分の記憶に基づいて言っているので虚偽には当たらない」とまでいう大臣。
自分の記憶が金科玉条であり善であると。
今日、注目の証人喚問が国会で行われる。
各会派がどう質問し証人がどう答えるか。
今日で終わりではない。始まりだ。
都議会百条委員会も明らかになっていない。
ロクに字も読めないと言っておきながら、立派に本を出している。
ゴーストライターでも存在するのか。
自論はよどみなく供述していながら都合の悪いことは病気のせいにする。
いくら、末世とはいえお粗末すぎる。