ここで2012年の総選挙結果について。
小選挙区の与党合計得票率44.49%。一方野党は55.51%。議席数は与党(自民・公明)が246議席。一方野党は54議席。議席占有率は与党82%野党は18%。
実に与党は4割の得票で8割の議席を得ています。昨年の参院選の結果最高裁は一票の格差について違憲状態だとしている。
一方衆院選についても同様の判断をしている。こういう選挙制度の下で選出された内閣に果たして憲法上の正当性があるのか。
疑わざるを得ない。このままで行われるこのたびの選挙結果がどうなるかは12月14日を待つしかない。
結果がどう出ても現行の選挙制度では民意を性格に反映しているとは言えない事は明白である。議員任せではこの不平等を正すことは不可能であろう。