NHKがやるのは見え見えだが。民放も懲りずにやっている。
明治以降、元号が変わるということは天皇が死去したことを意味する。
単なる代替わりではない。
天皇制政治を表すものだ。
来年の元号変更は現天皇が生前退位を言いだしたことによる。
元号まで変えずともいいと思うのだが。
そもそも元号に何の意味があるのか?
古代(と言っていいか)から元号は天皇の代替わりと基本的に違う。
天変地異、疫病の流行或いは飢饉などから人心一新のためのいわば縁起担ぎだ。
今ほど科学が発達していないから災害や疫病の発生の原因が分からない。
よって、神頼みや元号の変更によって何とか苦境を乗り越えようとした。
明治になって災害や疫病の発生が解明されたかというとそうではない。
政治的に天皇を利用する。
天皇が変わればつまりそれは天皇の死を意味するのだが。
今回、生前退位など明治以来初のことだ。
政府も戸惑ったことだろう。
平成の30年間を振り返ると冠した番組を皇室賛美の番組を懸命に名がしている。
時は年末年始。
それでなくても番組そのものが年末年始特番に切り替わっている。
そんな中で編集し世に垂れ流す。
それでなくても退屈なTVの中でこの平成特番にどれほどの人が目を向けるか。
一昨日の天皇誕生日には過去最高の人出だったとか。
曰く、平成最後の誕生日だから妃と見ようと、とか。
齢の人間ならまだ分かるが若いネーちゃんどもが完全にミーハー(今や死語か?)で。
来年の退位と即位の期間は10連休にするとか。
金のある連中はどこでも遊びに行き散財できる。
ヒマはあっても金のない奴バラはどうするか?
と、今からぼやいても仕方ないか・・・。