東京都心でマンションの空室が問題となっている。
つまり管理費が入ってこなくなり修繕費に関わってくる。
昨夜のNHK番組。
MCのアナもマンション暮らしで身につまされるといっていた。
マンションが流行りだしたころはそこが終の棲家でなく時期が来たら売却して
戸建てにしようという計算であった。
ところが賃金が思うように上がらなくなり気がついたらそれなりの齢になっており
売却したくても思ったほど高くないし売れない。
アメリカの住宅は一生住み続けるのではなく買い替えてクラスという考えのようだ。
それがあのリーマンショックの原因となった。
それほどでなくても日本でも大都会はそういうことのようだ。
老朽化して修繕したくとも金の手当てがつかない。
一つ屋根の下に暮らしていてもお互いわれ関せずだから退去して空室になってもすぐにはわからない。
調べたら上海に住んでいたとか。
修繕費の積み立ても住み始めは安く一定期間ごとに上げていくという方式が圧倒的らしい。
それも住人の了解が得られないとならない。
そんな問題を抱えながら都心はタワーマンションが乱立。
国も自治体もわれ関せずの態度。
一棟のタワマンで1000人を超える人が暮らす。
いきおい学校建設などが自治体の負担となる。
経済は市場に任せて規制などしないのがいいといった経済専門家がいたが
それは大きな間違いだろう。