2014.12.31。今年もいつものように明けてそして暮れて行く。歳月、人を待たずという。
国内外を問わずことしも多くのできごとが有った。東日本大震災から三年以上が過ぎた。福島第一原発のメルトダウン。そして村ごと・町ごと避難。
原発はいまだに収束が見えない。安倍首相は2020年オリンピック招致のIOC会議で原発はコントロールできていると豪語した。
ほんとにそうだろうか。先日のNHK放送では決して解明できていないことが明らかにされた。
原子力は悪魔である。原発は悪魔が棲む領域である。人間がコントロールできるものではない。
コントロールできると言うことは事故が起きても対応できると言うこと。この世の中絶対などそれこそ絶対ありえない。
99.9999・・・・・・%安全であっても残り1000分の一否、一億分の一でも危険はあるはず。
安全神話など有り得ない。
元寇時暴風などにより日本が救われた。このとき以来日本は神の国である。国難は神が救ってくれる。
日清・日露戦争で大国に勝った。しかし、ロシアとの戦争は当時ロシア国内で革命の動きが有りそのおかげで勝ったようなものである。
これ以降、太平洋戦争においても神国日本は負けない。そう言う気分が国民の中にも蔓延していった。
今でもそう言うふうに思っている人、特に政治家のなかにいる。軍隊をもって中国と一戦交えんと考えている人がいる。
もう、武力で事を解決する時代ではない。アメリカが永年敵対していたキューバと国交を始めると言う。
それぞれに思惑は有るだろうけれど隣同士で諍いをするべきではない。時代は変わるのだ。