やっぱり日本人はお人よしだ。
経済交流で「北方領土」にわたったが軍事基地があるという理由で調査拒否。
その前には飛行機で墓参の一行が天候によるとはいえ結局中止になった。
この季節、釧路・根室など霧が発生するのは当たり前。
施設が整備されていれば多少の霧ぐらいで跳べないことはない。
ロシア側の「来てほしくない」思いが透けて見える。
もう一つあった。
何の団体か忘れたが持ち込んだ段ボール箱の数が多すぎるという理由で追い返された。
ドタキャンもいいところだ。
日本政府も形ばかりの「抗議」はした。
しかし、事前にどういう調査か、持ち込む資料はどのくらいかなどの細部の詰めをやっていないのか。
そうだとしたら政府の怠慢だし、やっているとしたらとんでもないロシアの言いがかりだ。
国際的な場で抗議すべきだ。
それとも金もうけに目がくらんでそんなこと言えないか。
思い出した。
根室市長の参加が、これもドタキャン。
どうも直前に領土返還を言ったことが原因らしい。
戦後一貫して「領土返還」を訴えてきた地元首長として当然の発言だ。
経済交流も疲弊した地域の立て直しに重要であるが、ここは領土返還交渉なしに
なし崩し的に平和条約締結など会ってはならない。
そう思うのが自然だ。
とにかくロシア人相手の交渉はよく研究して望まないと日本人と全く違うのだから。
かつてソ連時代にソ連共産党と渡り合った日本共産党は良く知っている。
ここは共産党に参加してもらうのがいいと思うが、政府の皆さんいかがかな?