東日本大震災で多くの子供が犠牲となった小学校。
子供の親が市と県を相手取り訴訟を起こした。
避難に対するマニュアルが適切でなかったというもの。
一審は原告の訴えを認める判決。
双方が控訴していた高裁判決が出た。
一審より多い賠償金の支払いを命じた。
考えさせられる。
子供を失った親の気持ちは大変なものだと思う。
が、果たして裁判に訴えることか疑問がある。
誰もが予想できなかった震災。
専門家でさえ予想不可だった。
学校や教育委員会、市、県が何を念頭にマニュアルを作っていたか。
今回の規模の震災を予想していたか。
仮に地震を予想していたとしてもどの程度の規模かを予想するのは一自治体や学校では難しいのでは。
判決の結果を原告勝利と掲げられた光景に違和感を禁じえない。
中世の仏師運慶の半生を描いた本を読んだ。
つい、仏像に興味をもたされて写真集を買った。
東大寺の「阿形像・吽形像」は見た記憶がある。
もともと仏像には興味があったもので。
著名な写真家の本は写実が本来なので値段がお高い。
で、単行本。仏像について解説付き。
こちらはお手頃だった。
昨日、思い出した。
昨年の同じ日ミズバショウの群生地に撮りに行ったことを。
昨年より早かったようであまり咲いていなかった。
それでも数枚撮れた。
そのうちの一枚。
散歩道と群生地の間に巾30センチほどの水路が。
Ａ5版ほどの札が下がっている。
きっと「立ち入り禁止」の警告だろうと思った。
が、あたりに人気がないのに乗じて踏み込んだ。
このザゼンソウがあっち向いていたので踏み込んでパチリ。
帰るとき、長靴が泥だらけ。
水路の水で汚れを落とそうと片足を入れた瞬間態勢を崩す。
とっさにカメラを持つ手をかばったが若いようにはいかない。
ジーンズも上に羽織っているパーカーも泥が。
カメラとレンズにも泥が。
さいわい水につかりはしなかった。
泥だから乾いてから丁寧に落とせば何とかなると思いそのまま車で家へ。
歯ブラシの古いので乾いた土を落とす。
電気的端子はカバーでおおわれているので土を落とせば何とかなった。
立ち入るなと言われる場所には入ってはいけないのだ。
昨年、バラを撮りに行ったときもわずか花畑に足を半分ほど踏み込み係りの人に注意された。
冬から春へ。
先日、タイヤを取り換えた。
すでに九年を経過しているがまだ摩耗サインはしっかりある。
カー用品店へタイヤを冷やかしのつもりで出かけた。
店は売りたいからああだこうだとこちらを不安にさせる。
一応検討すると。
が、不安が増す。
他の店を覗きに行く。
どこもそうだ。
これはヤバイ。
三件目は意外と売りつける感じはなかった。
事業所が集まっている一角にあるタイヤ店のせいか。
こちらのタイヤを見て、これならひび割れもないし今年は問題ない、と。
どうしても交換するのなら前年モデルで安く出せると。
一応値段を聞いて、考えると。
どうも乗せられやすい。
年間通しても走行距離は知れている。
半年は冬タイヤだ。
あちこちで時ならぬ真夏日で騒いでいる。
北国にも春が。
おなじみ、カタクリ・エゾエンゴサク。
