向かいのお宅が下水道工事を始めた。
何でも裏の住人と折半で裏の下水本館に流していたとか。
事情ができて自宅側の下水に流すことにしたと。
今月初めのころそんな話を聞いていた。
それが昨日施工することになって業者が集まってきた。
こういった工事を眺めているのは楽しくて朝からずっと見ていた。
働く人は中高年層か。
若いといわれる人は午後からひとり来た。
この工事を請け負った会社の人ではなさそうだ。
ブルーのツナギを着てこぎれいなスタイルだ。
最後のほうで分かった。
最終的に舗装復旧をやるわけだがその範囲にカッターを入れるために来たようだった。
下水作業で働く人の中に腰の曲がった人が一人。
70は超えているだろう。
でも今までこういう労働をしてきた人は慣れているから何の造作もないのだろう。
疲れた風もなく下水管を通す箇所をバックホーで掘る作業を淡々とこなしていた。
掘った土砂を積み込むトラックを作業しやすい位置までずらすこともこなしていた。
アスファルトに切り込みを入れそれを細かく剥がしていく。
その後土砂を既定の深さまで掘り進める。
塩ビ管を敷設し砂で埋め戻す。
その上から新しい砕石で埋め戻す。
30cmくらいをダンパーで突き固めるそれを3回ほど繰り返す。
最後の5cm位を仮復旧用のアスファルトを敷きダンパーで固める。
これらの作業がこの工事の流れだ。
夕方、6時過ぎには工事完了となり引き上げた。
すべてスムーズにいったようだ。