一票の格差是正の方法として提案された方式。
アメリカ大統領アダムスが提唱したことに由来する。
この方式で格差が1.6倍程度まで縮小されるとのこと。
それにしても1.5倍以上の格差。
人口の増減で、格差2倍はすぐに超えるだろう。
アダムズ方式にしても「小選挙区」に変わりはない。
A県の選挙区がこれまで4→3になるがあくまでも小選挙区の数=議員定数がこのようになるだけ。
当然選挙区の区割りの変更が伴うから自民党はおいそれと賛成しかねるところ。
参院選で2県が一つの選挙区になったとき揉めたように。
アダムズ方式で自民党内から福島が「減」になれば復興に影響が出るという意見があるとか。
復興と国会議員の数と何の因果関係があるというのか。
結局、国会議員を自分の所有物ととらえる発想。
だからそのような発言になるのだろう。
「原発廃炉」にしろ復興にしろ国として取り組まなければならない課題。
そのあたりの発想が理屈に合わない。
「江戸時代の幕藩体制」の意識が抜けていない。
この県のこの選挙区は俺の領地。って発想。
時代錯誤も甚だしい。