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SiriusとAldebaranとPolaris

岩井三四二:三成の不思議なる条々

2015-03-20 13:10:53 | 日記

カテゴリに小説を加えたのでひとつ。

岩井三四二の本。

いままでも、利休にたずねよなど映画化されました。

独特の作風。今回も秀吉に仕えドラマ・歴史ドキュメントなどであまりよく言われてなかったと思う。

この本を読んでいくうちに石田三成、世情言われるような人間だったか。

秀吉に仕え、朝鮮出兵時に黒田、福島、加藤などの戦ぶりをねじ曲げて進言。

ために先の武将らに命を狙われる。

家康に助けを請う。

奉行から外され佐和山に蟄居を命ぜられる。

後に関が原で家康と天下分け目といわれる戦の一方の雄となる。

敗れて斬首。

 

今でいえば有能な官僚、あるいは企業の上級管理職。

そう言う面を持っていたのではないだろうか。

あの戦国時代に合わなかった武将。悲劇のというか。

そんな気がする。

 

 

 



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