年末年始、学校もお休みで家族で過ごす時間も長くなります。
それに合わせて大掃除や正月の準備、帰省の予定など、
その役割は大概のご家庭でお母さんを中心に回っているのではないでしょうか。
それでも子どもが小学校に上がる頃には一緒に出掛けるのも楽になりますし、
家族で楽しい時間を共有することが増えてくると、「お母さんの役割」も充実した時間に思えたりします(それがずっと続く訳ではないのでそう思えるのかもしれません)。
また冬休みが終わるといつもの日常が始まります。
「母の役割」が軽減され、個の自分、「社会との繋がり(私の役割)」に切り替わります。
切り替わることが難しい事情を抱えている人もいます。
「社会との繋がり」よりも「親の役割」を優先せざるを得ない親もいます。
子ども、あるいは親が、社会との接点を見い出せない状況下にいる限り「親の役割」はずっと続きます。
ずっと「親の役割」をしている限り、
子どもはずっと親を必要とする子どもであり続けます。
それが長く続くと、相互依存の関係性が当たり前のようになってしまいます。
「とらいさぽーと」のロゴマークには、木の上に一羽の鳥が止まっています。
親鳥はいません。もう巣立ちのときですから、近くにはいないのです。
離れたところで巣立ちを促します。
「これまで夜は同じ部屋で寝ていましたが、一人で寝るようになったんです!」
「電車で通学するようになったんです!」
焦らなくても、少しずつでいいんです。
小さな自律を積み上げていくことが、(親以外の関係性を築いていける)独り立ちに繋がりますから。
自立課題:Xmasプレゼント
・サンタの小箱にお菓子を入れる
・フタをテープでとめる
・紐を穴に通して結ぶ