とらいさぽーと

コミュニケーション課題事例

自立課題1

・イラストカード6枚つづりをラインに沿ってきれいに切り離す

・0から5までクリップで止め、袋に入れて留める

自立課題2

・電池を入れ、蓋をする

・4か所、ネジ回しでネジを留め固定する

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この方の強みは、一つ一つの作業を正確に仕上げることができるところです。

この2つの課題は本人にとって得意分野となります。

でも、実際の就労現場では、備品が足りなく作業ができないこともありますよね。

この方の苦手な課題は、相手のところまで行ってどうしたいのかを伝えることなので、そこを練習します。

『こまったときは~先生に聞きます』の提示確認後、

課題1にハサミが入っていないことに気が付きます。

「あ~~っ!またこれか~!」(前回も試みている)

「あ~~、、え~~っと、、そうだ、ハサミをください!」(先生は別の作業をしている)

「じゃなくて、、~先生ハサミをください!」(先生は答えず作業をしている…)

相手の近くまで行って、「~先生ハサミをください!!」(先生はどうぞと差し出すが渡さず…)

「ありがとうございます!」まで待ち、「どういたしまして(先生)」で目的達成になります。

課題2ではネジ回しでもう一度練習。

よく、「話す相手の目を見て言いなさい」と言いますが、相手の目をなかなか見ることができない子もいます。

それをするよう言われ、ますます緊張して、それがために肝心なことが言えなくなってしまう。

まずは相手に伝わるよう、何をどう言えばいいのか、どんな行動を示せばいいのか、

そこに的を当てたほうが実践で通用するスキルになります。

 時計の組立

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