工程や指先の力加減など、集中力と繊細さを必要とする事例を紹介します。
組立作業の一つです。
レベル1:まず、番号に沿って折っていく。
簡単そうに思えますが、意外にできません。
「1番からだよ」「今何番?」
はじめは言葉のプロンプトも必要です。
レベル2:①の凹凸に②の●をかませる(③も同様に)
強く押し込んでも弱すぎても上手くいきません。
実際何度かやってみて、力加減がわかるようになる。
レベル3:「おりこむ」
単に「折る」と「折りこむ」との違いは説明の仕様が難しく、
シールでポイントを示し、マッチングも併せて補助提示をしています。
次の段階で、ポイントシールは無しで試行。
最終的には番号の無い箱での試行になりますが、
パターンで覚えて仕上げることよりも、
1,2,3の工程を実際に繰り返し完成させることに重点を置いています。
作業工程の累積記録をチェックしながら、
目標達成に向けて修正・試行を繰り返し、確実に成功体験に繋げます。
課題によっては、大きく行程を変える場合もあります。
その事例についても、またご紹介します。