「ひもを結ぶ」ことが必要な場面は、実際にいくつかあります。
エプロンだったり、バンダナだったり、靴ひもだったり、大人になるとネクタイを結ぶこともある。
でもほかで代用が効きますし、手順を省いたやり方もあるので、
そんなに心配する必要は無いかと思います。
でも保護者としては気がかりですし、心配にもなりますよ。
ひも結びは過程がいくつもあるので複雑ですが、
習得できない課題でもなく、子どもに合わせて提示工夫をすることで取り組んでいきます。
上手くいかないところがあるとすればこちらの発想をもっと柔軟にしてみる。
つい、できないところでできないものだと判断してしまいがちですが、
子どもに対してそれは大変失礼なことです
例:絵と文字の手順書
実際に何度か試み、どこが難しいのか明らかにします。
実際の例として、上記提示は本人にとってわかりづらく、写真に変更しました。
教室では客観的な観察記録がとれるよう、複数のスタッフでチェックをします。
「実物でやったほうがイメージができるのではないか」
評価をもとに、次の段階として実物のスニーカーで動画を使い、取り組んでいます。
「しっかりと観ているので(嫌いではない)、何度か見た後に自分で納得してできるのではないか」
ここまでの段階を踏んで、目標達成です
「生活の知恵067 靴紐の結び方」
https://www.youtube.com/watch?v=D9HZEf3okEU
このサイトを活用しています。基本的な結び方映像としてわかりやすいです。
ご家庭でもできますが、子どものモチベーションや特性から、
可能であればやはり客観的な観察ができる支援者に、まずはサポートをお願いするのがよいかと思います。