切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

1408号室

2008年12月01日 | 映画

先週から公開されてるスティーブン・キング原作の「1408号室」
あまり予告編、やってなくて(上映もTOHO系に限られてて)
知ったのは、公開前週くらいだったんですけど、見てきました


          
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スティーブン・キング、スリラー作家として人気な割りに
映画化となると、なぜか感動モノの方が面白い人で
「スタンド・バイ・ミー」も「ショーシャンクの空に」も「グリーン・マイル」も
全部、いい映画
でも、恐怖モノとなるとイマイチな映画になっちゃうんですよね
や、「シャイニング」は主演のジャック・ニコルソンがひたすら怖かったけど

でもこの「1408号室」、恐怖モノなのにアタリでした
なんかね、とっても「小説」っぽい映画で。
ちいさな町や村の中だけで巻き起こる事件っていうキングらしい囲い、
今回は1408号室っていう「部屋の中」になってるんですよね~

主人公は心霊スポットを取材して本を出してるルポ作家のマイク。
自宅に届いた「1408号室には泊まるな」という絵葉書に興味を引かれて
N.Y.のドルフィンホテルを訪ねる。
そのホテルの1408号室は、56人も人が死んでる部屋で。
飛び降り、首吊り、溺死・・・のほかにも不可解な自然死を遂げている人もいて。
ホテルの総支配人はマイクに「あの部屋に泊まるな」
「あの部屋に入って1時間、もった人間はいない」と警告するんだけど
マイクは強引に1408号室に泊まることに。
そのマイクに襲い掛かる実体感を伴う怪奇現象と心理攻撃
繰り返し心を襲われるマイクは果たしてこの邪悪な部屋とどう対峙するのか

お話は、こんな感じ

支配人役のサミュエル・L・ジャクソンがめっちゃイイ雰囲気してて
要所要所で話を引き締めまくってて素敵
善良でも邪悪でもないオブザーバー(審判を下すような役割)なんだけど
にやっと不敵に笑う、あの笑顔が小憎らしくてカッコイイ

1人で映画館、じゃなくて、
何人かでお酒飲みながらDVDで楽しんだら、もっと面白いかも