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サロゲート

2010年01月26日 | 映画

ブルース・ウィルスの新作、サロゲート


          
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高性能ロボット“サロゲート”を身代わりに生活するようになった近未来。
人々は自宅に引き込もり、脳に接続したサロゲートを遠隔操作で動かすことにより
「安全」で「快適」な日常生活を手に入れていた。
理想の顔と体、身体能力、性別をチョイスした「夢の自分」。
ダイエットもフィットネスも美容整形も必要のない世界。
例え危険な場面に遭遇しても、サロゲートが破壊されるだけでオペレータには影響なし。

そんな「ロボット」だけが闊歩する世界で、何年かぶりに殺人事件が発生した。
破壊されたのは2体のサロゲートと、オペレーター(サロゲートの持ち主)。
「安全」なはずのオペレーターの謎の死に、FBI捜査官達(ブルース・ウィルス)が調査を開始。
でも、実際に操作に当たるのは、彼らのサロゲートたち。
グリード(ブルース・ウィルス)は、捜査の過程で、
人間のいないサロゲートだけの世界に違和感を感じるようになっていった。
長い間「サロゲート」同士でしか会うことのなかった妻に
「僕の妻はお前(サロゲート)じゃない」「壁の向こうにいる本当の妻に会いたい」と訴えるグリード。
しかし、大半の人々と同じく”サロゲート中毒”になっていた妻はそれを拒否する。

サロゲートだけの世界を生身の自分で捜査するグリード。
犯人を追い詰める中で、グリードはひとつの決断を行った・・・。

お話は、こんな感じ

や、サロゲートなブルース・ウィルス、金髪サラサラなんですよ
顔も今より、ちょっと若くて、脂が乗ってる感じです
もちろん、「生身」も演じるから、本当の本人も出て来ます
ブルース・ウイルスは、ハゲのが断然、カッコイイ
顔は、もうそろそろ「おじーちゃん」入ってきそうなくぼみ方だったけど
ショーン・コネリーみたいに老いてなお脂ギッシュな人って、なかなかいないのね

この近未来のサロゲート、なんだか実現しそうな感じがしません?
ネットのアバターをそのまま現実社会に出せちゃう感じ
性別すらチョイスできるから、どーやって結婚したり子供作ったりするのかは疑問だけど
あ、でも純粋に「外見=選択のセンス」や会話やフィーリングだけで恋に落ちるわけだから
性別の組み合わせさえ♀♂になってたら、遺伝子結合でなんとかなるか

・・・とは言っても、毎日、椅子に座って遠隔操作だけしてるなら
そのうち、脳みそ以外は退化しそうですよね
脳みそだけがふわふわ浮いてる沢山の水槽が人類の住処になったりして

・・・なんか、お骨入れがずらっと並んでるマンション型のお墓と大差ないよーな

それもなんだかなー

基本的に自分自身で自分自身を守れない種族って滅びそうな気もすしねぇ

なんて感じで、想像の羽もどんどん羽ばたくサロゲート

オススメ映画です